ANAは、国内線の予約・発券・搭乗等を行うシステムの刷新を決定致しました。新システムは、米国ユニシス社のエアライン・パッケージソフトウェア「AirCore」をベースとし、本年4月から、システム仕様の検討に着手、2007年から順次導入し、2012年ごろにすべてを移行する予定です。 現在使用しているシステムは、1978年に米国ユニシス社のエアライン・パッケージソフトウェア「USAS」を導入して以来、新しいサービス・テクノロジーに対応するため、数回の更新を行って参りました。現在では、約1万台の端末と接続し、1日最大650万件のアクセスがある、国内最大規模の予約システムです。 日本ユニシス社との今後10年間の包括委託契約や次世代システムへの刷新によって、システムのITコストを10年間で20%(約70億円)抑制することが可能で、さらにお客様に対する新しいサービスに迅速に対応することが可能となります。 世界の大規模航空会社の中でも、国内線予約システムへの、オープンシステム※の全面採用を決定した企業はなく、ANAが世界ではじめてとなります。 今後とも、お客様が簡単・便利にANAをご利用いただけるよう、努力を重ねてまいります。 |