NEWS ANA

第06‐150号
2006年11月22日


ANAグループ安全教育施設の名称が決定
「ANAグループ安全教育センター」
英文名:「ASEC(ANA Safety Education Center)」

 

 ANAでは、社員の提案によるプロジェクトからスタートした「ANAグループ安全教育施設(仮称)」の名称を社内公募しておりましたが、応募総数102の中から「ANAグループ安全教育センター」、英文名:「ASEC(ANA Safety Education Center)」と決まりました。
 「ANAグループ安全教育センター」は航空機事故等に関する当時の新聞記事、ニュース映像及び関係物品等を展示し、「安全運航」を堅持するため、ANAグループ社員一人ひとりが公共輸送機関の責務を全うするための施設として活用することを目的としています。「安全は経営の基盤である」という強い自覚と目標意識を共有し、常に緊張感を持って業務にあたるべく、当施設を活用してまいります。

 
<<ANAグループ安全教育センターの概要図>>
 
 
 
1.ANAグループ安全教育センターの概要
(1)利用開始日 
  2007年 2月1日
   
(2)コンセプト
   ANAグループ社員が、決して事故を風化させないために、過去経験した事故を学び、一人ひとりが「安全運航」に向けて何ができるか社員が教育を受けることを目的として展開する。
(原則、社員教育の施設であるが一般公開について運用方法を検討中)
   
(3)設置場所
   「ANATEC(ANA Training & Education Center)」 教育棟1階 西側
 住所:東京都大田区下丸子4−23−3
   
(4)施設規模
  施設面積:518m2(教育施設486�、準備室・展示物倉庫32m2
   
(5)教育内容
 
[1] 「東京湾墜落事故」、「松山沖墜落事故」、「雫石自衛隊機衝突事故」を中心にANAグループの事故の事実と向き合い、過去の事故を風化させることなく、グループ社員一人ひとりに事故の悲惨さと安全堅持の重要性を学習させる。
[2] 事故発生のメカニズムやヒューマンファクターを教育し、安全運航に向けてグループ社員一人ひとりは「何ができるのか」を考えさせる。(概要図:3−2誰でもおこるヒューマンエラー)
 
 
以上
 
 
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