NEWS ANA

第08‐024号
2008年2月26日


国際線貨物「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の改定を申請

 ANAグループは、本日2008年2月26日(火)、国際線貨物における「燃油特別付加運賃」(いわゆる燃油サーチャージ)の運賃額改定を国土交通省に申請いたしました。
 当社グループでは、昨年10月から燃油特別付加運賃額を3カ月ごとに固定するとともに、直近3カ月の航空燃料市況価格の平均に基づき見直してまいりましたが、2007年11月から2008月1月の同価格の3カ月平均は1バレル当たり109.06ドルに達し、また直近においても1バレル当たり110ドルを超える史上最高水準で推移している状況にあります。
 当社グループは、従来同様、様々な費用削減努力や増収努力を講じておりますが、こうした状況を踏まえ、国際線ご利用のお客様に更なるご負担をお願いせざるを得ないと判断し、燃油特別付加運賃額の改定を行うことといたしました。何卒、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

 
 
燃油特別付加運賃額改定の概要
 
1.適用期間 : 2008年4月1日(火) 発行分より
 
2.運賃額  :  次の運賃を日本発の国際線区間に適用(1キログラム当たり)
 
3.改定(廃止)条件:
(1) お客様のご不便を回避する観点から、原則として本運賃額を 3カ月間固定することといたします。従いまして、今回の改定における適用期間が終了する2008年6月30日までの間は、本申請による運賃額を燃油価格の動向により変更することは予定しておりません。なお、関係国政府の認可状況に応じた変更申請につきましては、この限りではありません。
   
(2) 本運賃の改定には、利用者の皆様への分かりやすさの観点から米国エネルギー省公表のシンガポールケロシン市況価格を指標として用います。2008年7月1日以降の燃油特別付加運賃額につきましては、改定時点における直近3カ月間のシンガポールケロシン市況価格を指標とし、平均価格が1バレル当たり105米ドルを下回った場合には別紙に従って値下げすることといたします。また、シンガポールケロシンの市況価格が3カ月間平均して1バレル当たり30米ドルを下回った場合、本運賃は廃止いたします。(*詳細は別紙参照)
 
4.適用条件:
  関係国政府の認可条件によって、適用額が予告なしに変更となる場合があります。
 
 
以上
 
添付資料:
別紙
 
(印刷をされる方はこちらをご利用ください)
国際線貨物「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の改定を申請