ANAグループは、本日2008年5月29日(木)、国際線貨物における「燃油特別付加運賃」(いわゆる燃油サーチャージ)の運賃額改定を国土交通省に申請いたしました。 当社グループでは、昨年10月から燃油特別付加運賃額を3カ月ごとに固定するとともに、直近3カ月の航空燃料市況価格の平均に基づき見直してまいりましたが、2008年2月から2008年4月の同価格の3カ月平均は1バレル当たり126.05ドルに達し、また直近においても1バレル当たり160ドルを超える史上最高水準で推移している状況にあります。 当社グループは、従来同様、様々な費用削減努力や増収努力を講じておりますが、こうした状況を踏まえ、国際線貨物ご利用のお客様に更なるご負担をお願いせざるを得ないと判断し、燃油特別付加運賃額の改定を行うことといたしました。何卒、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。 なお、長期化する燃油市況高騰の状況を鑑み、すべての価格帯において、新たな水準を設定しました。また、従来、燃油価格が下落した場合にのみ設定しておりました改定基準を、燃油価格の上昇・下落の双方について開示いたします。 |