| [1]概況 |
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欧米路線のビジネス需要が堅調に推移した国際線旅客収入、及びネットワークと輸送力の拡充により輸送重量を大きく伸ばしている国際線貨物収入が前期を上回りました。 一方、国内線旅客においては航空他社や他交通機関との競合の中で、路線ネットワークの適正化などによる提供座席数減少の影響もあり、減収となりました。 |
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費用面では、費用変動の抑制を目的としたヘッジの効果で燃油費が微増に止まるとともに、引き続きコストの抑制に努めました。 |
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| これらの結果、当期の連結経営成績は、営業利益が146億円、経常利益は110億円、四半期純利益は66億円となりました。 |
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| [2]国内線旅客事業 |
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競合他社や他交通機関との競争が激化するなか、需給適合の強化や「旅割」などの割引運賃の柔軟な設定によるプレジャー需要の喚起、ビジネス需要向け運賃・サービスの提供など収益性向上、競争力強化に努めました。 |
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需給適合を進めた結果、提供座席数が前期比96.0%と減少したため、旅客数は前期比97.2%となりました。 |
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| 結果として、国内線旅客収入は前年同期比98.0%の33億円の減収となりました。 |
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| [3]国際線旅客事業 |
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欧米線のビジネス需要が前期に引き続き堅調に推移しているものの、食の安全の問題や四川大地震などの影響で中国線の需要が低迷し、旅客数はわずかに前期を下回りました。 |
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一方、前期からのアジア路線ネットワークの拡大、羽田=香港線の新規開設や価格競争力の高い新運賃スーパーエコ割を設定するなど需要喚起に努めました。 |
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| 結果として、国際線旅客収入は前期比102.8%の21億円の増収となりました。 |
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| [4]貨物事業 |
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国内線は4月搭載分より運賃体系を改定し、顧客ニーズを的確にとらえた運賃設定で単価が改善するとともに、低需要時間帯の販売が増加し収益性が向上しました。 |
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国際線は、日本発輸出貨物需要が伸び悩んだものの、「アジア・中国地区」と「北米・欧州」間の需要の取り込みにより、輸送量は前期比で大幅に増加しました。 |
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結果として、国内線、国際線ともに輸送重量、売上高ともに前年同期実績を上回りました。 |
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