ANAグル−プでは、来る5月31日(日)、大村市と今年50周年を迎えた長崎空港ビルディング(株)との共催で、長崎県大村市琴平スカイパークにおいて、「長崎空港・天正少年使節の森」として植樹を行います。今年6年目を迎えたANAグループの『私の青空 森づくり』は、就航している国内全空港を対象とし、その周辺で地元の皆様方と「木を植え、森を育てる」緑化造育林活動を展開しており、「長崎空港・天正少年使節の森」は28番目の森となります。 日本初のキリシタン大名・大村純忠は、1582年、4人の少年を長崎港からヨーロッパに向けて送り出しました。4人の少年達は日本に戻り活字印刷機械などの西洋の文化を日本に紹介しました。「花と歴史の街」を目指す大村市は、長崎空港入口に「天正遣欧少年使節顕彰の像」を建て、この4人の少年の偉業を称えています。今回植林を行う「長崎空港・天正少年使節の森」は眼下に大村湾に浮かぶ長崎空港を臨み、上空「私の青空」の遥か彼方には4少年が訪れたヨーロッパをはじめとする世界が、そして少年達の未来が広がっています。 当日は、長崎南部森林組合の協力のもと、長崎県、美しい森林づくり全国推進会議、長崎新聞社、長崎国際テレビ、共同通信社の後援をはじめ、その他、多くの企業の協力を頂きながら、約250名の地元やANAグループのボランティアの皆様方と、くぬぎ・けやきなどの苗木600本を植樹し、豊かな森の再生を目指します。また、ANAと共同で環境保全・再生に関するフィールド活動を推進している京都大学フィールド科学教育研究センターの柴田昌三教授を迎え、『青空塾』も開講いたします。 今後ともANAグループは、「人と地球を考える」をキャッチフレーズに、環境保全を経営の最重要課題の一つとして位置付け、積極的に環境貢献活動を実践して参ります。皆様方の「私の青空 長崎空港・天正少年使節の森」へのご参加をお待ちしております。 |