ANAグループは6月17日、羽田新整備場地区において、新たな装備品整備工場〜コンポーネントメンテナンスビルが稼動します。 建物内には、これまで羽田旧整備場地区で事業を行っていた、航空機の計器・コンピューター類を整備するANA機装センターおよびANAアビオニクス株式会社、逆噴射装置などの整備を行うANAワークス株式会社が入居し、羽田地区におけるANAグループの整備施設が新整備場地区に全て集約されます。これにより、装備品整備と機体整備を一連の流れのなかで実施することができ、より迅速かつ効率的な整備体制が可能となります。 集約化により施設関連や物流関連で今後5年間に約9億円の費用削減が見込める他、物流体制を大幅に見直すことにより、約7.5億円の在庫圧縮を図ることができます。
また、コンポーネントメンテナンスビルには数々の環境技術を取り入れており、標準的な施工方法と比して15.5%のエネルギー消費(CO2換算で年間500トン=標準家庭の約100世帯分)を削減することができます。 |