ANAグル−プでは、来る10月24日(土)、石川県輪島市三井町において「私の青空 能登空港・きりこの森」として森作りを行います。「きりこ(切籠)」は、燈籠や行燈から発展したものと言われ、能登地方に伝わる夏秋の祭礼で各町内からかつぎだす巨大な御神灯(ごしんとう)で、神輿渡御(みこしとぎょ)の夜道の灯りとして前衛後衛をつとめます。今回の森づくりでは、この夏から秋の能登の風物詩・きりこの材料となるアテを中心に植栽します。
今年6年目を迎えたANAグループの『私の青空 森づくり』は、就航している国内全空港を対象とし、その周辺にて地元の皆様方と「木を植え、森を育てる」緑化造育林活動を展開しており、「私の青空 能登空港・きりこの森」は北陸地方では初めての29番目の森となります。 今回は、能登空港ターミナルビル(株)の協賛、日本航空高等学校石川、穴水町林業研究会、能登森林組合の協力、石川県、輪島市、美しい森林づくり全国推進会議、共同通信社の後援により、約150名のボランティアの皆様方と地元在来種のアテ(能登ヒバ)やケヤキ、カツラなどの広葉樹の苗木約400本を植樹し、豊かな森の再生を目指します。とりわけ、日本航空高等学校石川からは、夏の甲子園で大健闘をした野球部と全国高校ラグビー大会に4年連続出場しているラグビー部の皆様も応援に駆けつけます。
また、ANAと共同で環境保全・再生に関するフィールド活動を推進している京都大学フィールド科学教育研究センターの柴田昌三教授を迎え、『青空塾』も開講いたします。
今後ともANAグループは、「人と地球を考える」をキャッチフレーズに、環境保全を経営の最重要課題の一つとして位置付け、積極的に環境貢献活動を実践して参ります。皆様方の「私の青空 能登空港・きりこの森」へのご参加をお待ちしております。 |