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私達ANAグループは、現在、2期連続のしかも過去最大の赤字という、かつて無い危機に見舞われています。まずは、過去最大の経営危機を乗り切らなければならない大切な年に、皆さんは入社されたということを肝に銘じて頂きたいと思います。そして私達が自己変革出来ず、お客様や社会にとって、価値を創造できない企業になるならば、私達自身も淘汰される厳しい時代にいるということを、強く認識して頂きたいと思います。 一方、今年は「首都圏空港の発着枠拡大」という、大きなビジネスチャンスの年でもあります。「準備を怠るものには、チャンスは絶対に訪れない」と言ったのは19世紀のフランスの細菌学者パスツールですが、私達も、このチャンスに早くから備え、様々な戦略や施策を、他社に先駆けて行なってきました。その地道な準備を、正に成果に繋げる大切な年であります。 ANAグループは、純粋な民間航空会社であることに誇りを持ち、幾多の困難を、気持ちを一つにして乗り越えてきました。「危機において一致団結できること」が、私達のDNAであり強みであります。存亡をかけた正念場の2010年度であり、私達は「ピンチこそチャンス!」を合言葉にした、大規模な改革を進めていますが、その原動力となる、若々しい皆さんのバイタリティーに期待をしています。 |
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<安全> <航空会社の仕事とは> <CS> <グローバルにモノを見る眼> |
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皆さんは社会に出たばかりの若者であります。「立志の功は、恥を知るを以って要と為す」という言葉がありますが、「こんな人間になりたい」と高い志を持って、失敗を恐れず様々なことに是非チャレンジをして頂きたいと思います。また、恥、即ち、自らの足りなさ、至らないところをしっかり認識して発奮の糧とすれば、大きな成功への道となるとも教えています。 恥を沢山かきながら、その仕事をマスターする。突き詰めてやってみれば、必ずその時、何かが判ります。将来の皆さんの人生に、必ずや役に立つ、何かを得、そして成長をしているはずです。 厳しい時代を生き抜いていくには、不安もあります。しかし、「未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである。」という言葉のとおり、将来のANAグループを、「自らが創る」という意気込みで、チャレンジをしていただきたいと思います。 私も、ANAグループの発展に向け、先頭に立って、チャレンジしていきます。共に頑張ってまいりましょう。 |
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以上 | |||||||
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