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新年あけましておめでとうございます。2010年がANAグループにとって、明るい年になることを祈念したいと思います。 さて、昨年を振り返ると、世界的な景気低迷からの回復の遅れとデフレの進行、円高、新型インフルエンザの流行等、厳しい経営を余儀なくされた一年でありました。年度決算見通しは大幅赤字で、「無配」の決断をせざるを得ないという、大変厳しい状況にあります。 2010年はいよいよ、私たちが待ち望んだ首都圏の増枠、羽田の国際化、そしてボーイング787の就航を迎える大きな飛躍の年であります。中国を含むアジア諸国の高い成長、それを睨んだ世界中の企業のアジア進出の動きなど、まさに経済のグローバル化・ボーダレス化が一層進みます。 今年、私達は、高い品質を守りながら、現在取り組んでいる各種サービスの仕組みや、従来の仕事の進め方の変革、間接部門のスリム化等の組織構造の見直しを進め、生産性向上と体質強化を図り、アジアや世界と競争し勝っていかなければなりません。 また課題山積のこのような時期だからこそ、何よりも原点に立ち戻って、経営の基盤である安全運航の堅持を基本として、お客様の視点に立った、「あんしん、あったか、あかるく元気」なANAグループを創造し続けていきたいと思います。厳しい時代ではありますが、グループ社員全員で志を高く持って、この激動の時代を逞しく生きたいと思います。そのためのステージが、今のANAグループには用意されています。力を合わせてこの荒波を乗り越えていきましょう。 |
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