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| ANAは、新軽量型コンテナを500台導入し、2010年7月29日(木)から使用します。今回導入する軽量型コンテナは、底盤および骨格をのぞく外板部分を東レ株式会社の炭素繊維強化プラスチックに、開閉部分を大型テント倉庫等に用いられる防汚・防水性の高いキャンバス素材にそれぞれ変更することにより、従来のアルミ製コンテナと比較して30キログラムの軽量化(従来比約30%)を実現しました。 また、この炭素繊維強化プラスチックを活用する事により、コンテナ自体の強度も向上しております。コンテナ庫内の骨組みによる出っ張りを極力削減させたアウターフレーム構造の採用により、輸送貨物ダメージの低減にも繋がり、品質の向上にも寄与することが期待されます。 当初は東京(成田)=サンフランシスコ線を中心に、主に欧米路線にて使用します。東京(成田)=サンフランシスコ線の使用機材であるボーイング777-300型機のコンテナ搭載可能台数は44台であり、1機あたり最大では1320キログラムの軽量化*1が可能となります。また、メンテナンスコストも従来型と比較して低減できる見込みです。 今後、順次軽量型コンテナへの更新を進めてまいります。また、今年度に導入予定で、同じく炭素繊維素材が使用されているボーイング787にも、この新型コンテナを搭載する予定となっており、今後もCO2排出量の削減、燃料消費の抑制に引き続き努めてまいります。
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ANAグループでは、全ての部門において、CO2排出量削減・燃料消費の削減をはじめとする環境負荷低減に積極的に取組んでいます。今回の軽量型のコンテナについても、その取組みの一環として実現しました。今後もエコ・ファースト企業*2として、環境保全活動に着実に取組み、持続可能な社会形成に貢献していくと共に、運航効率やお客様の利便性を高めるための施策を積極的に進めてまいります。
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