スターアライアンスは、今秋の羽田空港の拡大に伴い、羽田空港施設の改善と国際線就航路線をさらに拡大させます。今後ますます便利になるスターアライアンスにご期待ください。

　この秋、スターアライアンスの日本キャリアANAは、羽田から新たにバンコク、ホノルル、ロサンゼルス、シンガポール、台北（松山）線を就航させます。同時に、シンガポール航空はシンガポール線、タイ国際航空はバンコク線をそれぞれ開設いたします。更に来年1月からは、エアカナダはバンクーバー線を開設します。すでに就航している中国国際航空、ANA、アシアナ航空の北京、香港、ソウル（金浦）、上海線に加え、これらの新規路線によりスターアライアンスのネットワークは更に拡大いたします。スターアライアンスは、ウィンターダイヤにおいては最大で羽田国際線の約4割を占めることになります。　

　スターアライアンスのヤーン・アルブレヒトCEOは、「新しいターミナルのオープン、そして32年ぶりの羽田国際定期便の復活を非常に喜ばしく思います。この新しいターミナルは、お客様にも加盟航空会社にとっても素晴らしい施設であり、スターアライアンスは今後国際的なハブ空港としての機能をお客様に提供してまいります」と述べました。

　今回のネットワークの拡大に伴い、空港設備もますます便利になります。羽田から就航するスターアライアンスキャリアは、グローバルアライアンスとして唯一、チェックインカウンターを集約して配置しました。スターアライアンスキャリアのファーストクラス、ビジネスクラスをご利用のお客様、ゴールドカードをお持ちのお客様は、新しいANAのラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」「ANA LOUNGE」をご利用いただくことが出来、お食事をはじめ、インターネット、シャワーなどをご利用いただけます。

　到着エリアには、スターアライアンスの「Common Baggage Service Facility (CBSF)」を設置し、手荷物に関するお問い合わせについて、いずれのキャリアにご搭乗のお客様も同カウンターで対応をいたします。

　さらに、スターアライアンス各社の国際線からANAの国内線へのお乗り継ぎについても、税関検査直後に荷物のお預かりカウンターも設置しています。

　ANA国内線からスターアライアンス国際線にお乗り継ぎいただくお客様は、羽田で再び荷物を預けることなく、国内の出発空港にて最終目的地までのチェックインが可能になります。これにより、国内線から国際線への乗り継ぎに必要な最低時間が、10分短縮されました。

　またANAが先日拡張した国内線第2ターミナルについても、スターアライアンス各社の国際線と接続してご利用するお客様に、新しい施設をお楽しみいただくことができます。

　羽田空港は、ANAの貢献により実現した、成田空港と中部国際空港に続く日本3ヵ所のスターアライアンス「Move under one Roof」プロジェクトです。

スターアライアンスについて：
スターアライアンスネットワークは、1997年に世界で初めての正式なグローバル航空会社連合として設立されました。国際的な旅をするお客様に認められ、世界規模のネットワークとシームレスなサービスを提供しています。市場で受け入れられていることは、数々の受賞により証明されています。例えば、エア・トランスポート・ワールド誌のマーケットリーダーシップ賞の受賞、ビジネストラベラー誌およびスカイトラックスによるベスト・エアライン・アライアンスへの選定などです。現在の加盟航空会社は、アドリア航空、エーゲ航空、エアカナダ、中国国際航空、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、ブルーワン航空、ブリティッシュ・ミッドランド航空、ブリュッセル航空、コンチネンタル航空、クロアチア航空、エジプト航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、スカンジナビア航空、上海航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スパンエア、スイス インターナショナル エアラインズ、TAM航空、TAPポルトガル航空、トルコ航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空、USエアウェイズで、今後エアインディアとエチオピア航空の加盟方針の承認が発表されています。スターアライアンスネットワークでは、合計181カ国における1,172の空港に、毎日21,200便以上を運航しています。