東日本大震災発生後、これまでのANAの復興応援の取り組みの一部をご紹介します。
○ANAこころの湯 震災発生後、避難所で生活する方々にとって最も不自由に感じたもののひとつが「お風呂」でした。そこで、航空機の除雪車が持つ給湯機能を活用して、被災地の浴場にお湯を届けようという「ANAこころの湯プロジェクト」を展開しました。 2011年4月28日以来、毎日欠かさず「ANAこころの湯」に給湯を続け、水道や給湯施設の復旧の目途がついた6月末をもって、「ANAこころの湯」の給湯活動は終了し、6月29日までの63日間で、のべ2237人の方々に利用いただきました。
○福島空港周辺での取り組み 「ひまわりを咲かそうプロジェクト」の一環として、福島空港の滑走路横の斜面にハート型のひまわり畑作りや、福島空港において福島県内の小学生を招待したANA航空教室の開催を行いました。航空教室は2012年11月24、25日に実施し、2日間で94名の小学生に参加頂きました。
 ○仙台空港周辺での取り組み ANAグループは公益財団法人オイスカの「海岸林再生10ヵ年計画」を支援しています(ANA NEWS 第11A-097号参照)。宮城県名取市にある育苗場にて、グループ社員ボランティアが参加し地元農家の方々やオイスカスタッフの指導のもと、種まきや苗の植え替え作業を行っています。これまで活動資金の為の募金活動や、種付け(2013年3月)、育った苗の植え替え(2013年4月)を行いました。
 ○宮城県南三陸町での取り組み 中期環境計画「ANA FLY ECO 2020」にある「地域・社会に新たな価値を提供できる森づくり」として、宮城県南三陸町において森づくりを行っております(ANA NEWS 第12-063号参照)。「ANAこころの森」と名づけ、グループ社員ボランティアも参加させて頂きながら、森林保全、環境整備などにより豊かな森を地元の皆様と作っており、これまで2012年10月、2013年6月に実施しました。また、森づくり活動で出た間伐材を活用した製品を現地工場で製作いただくなど、雇用創出に向けた取り組みを応援しています。
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