NEWS ANA

第15‐117号
2016年2月29日


訪日外国人向けのウェブサイト「IS JAPAN COOL?」において、
「アート」をテーマとしたバーチャル美術館『IJC MUSEUM』を開設

サイトURL https://www.ana-cooljapan.com/contents/art/

 ANAは、訪日外国人向けのプロモーションサイト「IS JAPAN COOL?」において、「アート」をテーマとしたバーチャル美術館 『IJC MUSEUM』 を本日開設します。

 観光庁の調査(『訪日外国人の消費動向』(平成27年10-12月期))によると、訪日に期待していることとして「博物館・美術館」と回答した人は12.7%で、全体の12位にランクインしており、上位の「日本の食事」や「温泉」の“宿泊”関連や、“爆買”に見られる「ショッピング」、「自然景観・田園風景」や「伝統的な景観、旧跡」等の一般的な“観光”に次ぐ旅行目的となっています。

 ANAでは、これらの調査結果などを踏まえ、海外の人々に向けて日本が誇るアートの魅力を知っていただき、より充実した訪日旅行を過ごして頂くために、「アート」をテーマにした『IJC MUSEUM』を立ち上げることとなりました。

 『IJC MUSEUM』では、日本を代表する現代アーティストを集め、アートと最新テクノロジーの融合により、その作品を仮想空間上に再現しました。360度のパノラマ視点で見渡すことのできる展示空間は、実際に建築家の監修の元に設計され、実際に美術館を訪れているかのように感じることができます。また、アーティストの作品は、最新鋭の機器を用いて3Dスキャンされ、自由な角度で鑑賞でき、超高精細な画像データとして、実際に近づいて見る以上に細部まで拡大して鑑賞することが可能です。
 『IJC MUSEUM』を彩るのは、日本を代表する総勢7組のアーティスト(草間彌生、天明屋尚、Nerhol、束芋、小畑多丘、名和晃平、池田学 敬略)です。日本国内のみならず、国際的に活躍する彼らの作品の中でも選りすぐりの作品が本美術館に集結します。その中には、日本初の展示となる大規模な立体作品や、再制作は困難とされる幻のインスタレーション作品などが含まれ、バーチャルミュージアムの特徴を活かし、従来の美術館では不可能ともいえる展示を実現しています。

 ANAは、「IJC MUSEUM」を通して日本のアートの魅力を発信することで、アートを目的とした旅行(ア-ト・トリップ)を促進し、訪日外国人の拡大に貢献してまいります。


(別紙)『IJC MUSEUM』の紹介

■ POINT1 建築・設計
「雲の中=クラウド上の美術館」というコンセプトのもと、建築物の質感やディテ−ルはあくまでも建築物としてのリアリティを追求しながら設計。美術館で鑑賞するという追体験をしてもらうためのリアルさと、バーチャルならではの斬新さの融合を実現した、まったく新しいアートミュージアムです。

■ POINT2 世界最高レベルの3Dスキャン&テクスチャ撮影
実在するアート作品を3次元のバーチャル空間に再現するため、「3Dスキャン」の技術を用いて、作品を3Dモデルデータ化。さらに、そこに高精細なテクスチャデータを加えることで、作品データに現物と寸分違わないリアリティを与えることに成功しました。

■ POINT3 「WebGL」による高度な実装
リアルな美術館設計や精密な作品データを誰もが簡単に閲覧できるよう、国内屈指の技術チームにより、「WebGL」と呼ばれる3DCG表現の技術をフルに活用し、美術館や展示室、作品のデータをリアルタイムでレンダリング。特殊なプラグイン等を必要とせず、PCやスマホを問わず幅広い環境での閲覧を可能にしました。

 
 
 
(印刷をされる方はこちらをご利用ください)
訪日外国人向けのウェブサイト「IS JAPAN COOL?」において、「アート」をテーマとしたバーチャル美術館『IJC MUSEUM』を開設
 

PDF形式ファイルの閲覧にはAdobe Reader(無償)が必要です。Get ADOBE® READER®

ページトップへ戻る

Copyright©ANA