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    掲載日:2015.10.08

    グルメにアートに飛行機工場見学。魅力いっぱいのシアトルへ

    アメリカ西海岸北部の都市シアトルは、スターバックスをはじめ、シアトル系コーヒーと呼ばれるアメリカを代表するカフェ文化発祥の地。コーヒー文化の発展に象徴されるように、シアトルの人々は食への好奇心が旺盛で、近年は作りたてのビールを飲ませるマイクロブルワリーや、小規模ワイナリーが急増。休日ともなれば、ウォーターフロントのレストランは、個性溢れる地ビールやワインとともに、大西洋で水揚げされた新鮮な魚介類を楽しむ地元の人々で賑わいます。今回はそんなシアトルの楽しみ方をご紹介します。
    ANAオリジナル

    カフェ巡り

    パイク・プレイス・マーケットにあるスタバ一号店

    ご存知スターバックスの発祥の地、シアトル。その一号店は今やシアトルを代表する観光名所のひとつ。各国からの観光客で常に行列ができています。店先にストリートミュージシャンが立つこともあり、良い雰囲気。ちなみに一号店にはイートインスペースはありません。多くの客のお目当ては、一号店だけのオリジナルグッズ。マグカップやタンブラー、Tシャツなどが飛ぶように売れていきます。

    もちろん、スターバックスだけではありません。ダウンタウンには、ワンブロックに一軒カフェがあると言っても過言ではない。昨今の健康志向を受けて、オーガニックや地産の食材にこだわったメニューを提供するカフェも人気です。

    美味しい朝食で有名な「ポーテージベイカフェ」もそのひとつ。

    店内はコンクリートの打ちっ放しと木の風合いが絶妙にミックス

    オススメはパンケーキ。生地自体は、地粉を使った素朴な味わいなのですが、大半の人のお目当てはラズベリー、ストロベリーなどの地産のフルーツのビュッフェです。きらきらと宝石のように輝くベリーが好きなだけトッピングできるなんて、もう女子にはたまりません。

    ボリュームたっぷりだけど甘酸っぱいラズベリーのおかげで意外にぺろり!?
    シアトル近郊ではベリー栽培も盛ん。日本では珍しいベリーも

    こちらは朝食専門店なので、営業時間は7時半から14時まで。休日のブランチには行列ができるほどの人気です。個性的なカフェを巡り歩いてみるのも、シアトルの楽しみのひとつです。

    ブルワリー&ワイナリー訪問

    シアトルの位置するワシントン州はビール作りに欠かせないホップや、ワインの原料となるブドウの生産量が全米トップクラス。豊富な原料を前にして、食に貪欲なシアトルの人々が黙ってはいません。地ビール醸造の先駆けとなったのは、スターバックスの創設者の1人である、ゴードン・バウアー氏が造った醸造所「レッドフック」。ダウンタウンから1時間ほどの緑溢れる郊外の街、ウッディンビルにあり、醸造所に併設されたレストランではできたてのビールと食事を楽しむことができます。常時5種類以上のビールがあり、さらに季節限定のビールが味わえることも。潤沢に新鮮なホップが使えるシアトルならではの、苦みの強いビールにもチャンレジしてみてはいかがでしょうか。

    12時から16時まで毎時ツアーが開催され、工場内の見学が可能
    工場見学の後はお楽しみの試飲も。自慢のビールを飲み比べてみて

    ウッディンビル近郊はワイナリーも点在しています。ここ十数年で急速にワイナリーが増え、今ではその数大小合わせて50ほど。立派な試飲設備を備えたものもあれば、自宅のガレージを改装したようなごく小規模なものまで様々です。ワシントン州で栽培されるブドウは、シャルドネ、リースリング、メルロー、カベルネソーヴィニヨン、シラーなど種類が豊富なので、出来上がるワインも多彩。ワイン造りはもちろんのこと、ワイナリーのあり方そのものにこだわりを持っている醸造所も多く、「JM Cellars」もそのひとつ。オーナー夫妻は趣味でワインを造っているうちにこれが天職だと気づき、2000年にこの地にワイナリーを開きました。なんといっても2人の自慢は美しく手入れされた庭園。セラーで購入したワインを持って、敷地内の好きな場所でワインを楽しむことができます。木漏れ日の中、その地で生まれて熟成を経たワインをその風土の中で楽しむ。これ以上の贅沢はありません。

    まずはグラスで試飲して好みのワインを見つけて
    ピクニック気分で、ここでワインを飲みながら一日過ごす人も

    街中に点在するアートを鑑賞

    シアトルのランドマークといえば、高さ184メートルのタワー、スペースニードル。1962年の万国博覧会のときに建設されたもので、展望デッキからはシアトルの街並みを一望することができます。この麓にあるのが、地元出身で現在は世界で活躍する著名なガラスアーティスト、デイル・チフリー氏のミュージアム。「チフリー・ガーデン・アンド・グラス」という施設名の通り、庭園の中に、植物と色鮮やかなガラスアートが共存した幻想的な世界を体験することができます。

    スペースニードルとガラスアートのユニークなコラボレーション
    色鮮やかなガラスが織り成す、不思議な世界に足を踏み入れて

    ダウンタウンから少し北にあるフリーモントは街全体がアートに包まれています。橋の下には突如こんなトロールが。バス停やガードレールなどにも遊び心がちりばめられているので、散策しながら探してみるとよいでしょう。

    アーティストが集うネイバーフッドタウン(お隣の町)フリーモントの一角

    マリナーズの本拠地でメジャーリーグ観戦

    野球好きならば、メジャーリーグの観戦も欠かせません。ダウンタウンにある「セーフコフィールド」はシアトルマリナーズの本拠地で、約4万7000人を収容する巨大な球場です。試合前にはぜひ、フィールドツアーに参加し、テレビ中継では見る事のできない選手用の出入り口やベンチからフィールドを見てみては。試合やフィールドツアーのチケットは空きがあれば当日でも買えますが、人気の試合がある日は、国境を越えてカナダからも多くの人が観戦に訪れるので、事前にWebで買っておくと安心です。

    開放的な造りも美しいセーフコフィールド

    新鮮な魚介に舌鼓をうつ

    シアトルの味覚と言えば大西洋がもたらす豊富な魚介類。まずは、ダウンタウンにある市場、「パイク・プレイス・マーケット」に足を運びましょう。店頭にはダンジネスクラブやレッドスナッパー、オイスター、ロブスターなど立派なシーフードがずらり。これを見たら、もう食べずにはいられなくなるはずです。

    市民の台所、パイク・プレイス・マーケットの魚市場

    そこでおすすめなのが、ウェストシアトルにあるシーフードレストラン「ソルディーズ・オン・アルカイ」。ダウンタウンの対岸に位置し、湾の向こうに広がるシアトルの街並みを眺めながら食事を楽しむことができます。特に夕暮れ時はロマンティックで、「シアトルの人々の定番のプロポーズスポットなのよ」とお店の人が言うのも納得。牡蠣や天然のサーモン、ハリバットなど、魚介はどれも絶品。シアトルの地ビールやワインとともに、味わってみてください。

    窓の外に広がる、暮れなずむ6月のダウンタウンのスカイライン
    牡蠣には水揚げされた湾の名前が記されており、それぞれに特徴が異なる

    世界最大の飛行機工場見学

    航空業界に携わる人々にとって、「シアトルに行く」=「ボーイングの工場に行く」ということを意味するほど、シアトルとボーイングは深い関係にあります。最盛期にはシアトルの人口の10分の1がボーイングに従事していたとか。現在は、約3万人のスタッフが3交代制で働いています。あの大きな飛行機を組み立てていくのですから、工場はとにかく巨大。世界最大の工場としてギネスにも認定されています。

    広大な工場の敷地。奥の建物がギネスに認定された世界最大の工場

    こちらでは、ぜひ飛行機の製造過程が間近に見られる見学ツアーに参加して。生産スケジュールにもよりますが、777や767のほか、787の生産工程も見学できます。最新機種である787と、従来の機種の製造ラインの違いがはっきりとわかるのも興味深いもの。訪れたときは、ちょうどANAからの発注で造られていた787が最後の工程を終えるところでした。この機体はこれから日本に運ばれ、デビューを迎えます。

    787の製造ライン。ANAの機体はまもなく日本に向けて旅立つ

    飛行機マニアでなくても、興奮間違いなし。シアトルに来たら、絶対に外せないスポットのひとつです。

    その他、シアトル近郊には、日本で販売されているチルド飲料でもお馴染み、美しい山容のマウントレーニアや、豊かな温帯雨林が広がる世界遺産のオリンピック半島など、雄大な自然もあります。アウトドア派ならば、そのフィールドも魅力的です。
    様々な楽しみ方ができるシアトル。ぜひ次回の旅にいかがでしょうか?

    ライター:Naoko Sumita
    Photo by Masashi Yoshikawa

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