

城南島海浜公園ってどんなところ?

東京湾に浮かぶ人工島に造られた城南島海浜公園。東京ドーム約4個分の広さを誇る敷地内には、バーベキューができるキャンプ場をはじめ、オートキャンプ場、ドッグラン、砂浜などがあって、週末になると多くの人でにぎわっています。
そんな城南島海浜公園の最大の魅力がその立地。城南島海浜公園は、海をはさんで羽田空港の向かい側に位置しています。離発着する飛行機を間近に見たり、すぐ真上を通過していく飛行機を仰ぎ見たりと、ほかではできないユニークな体験ができます。
今回、バーベキューを楽しもうと訪れたファミリーも、早速間近に飛んでいく飛行機に遭遇。子どもたちは居ても立ってもいられない様子です。
パパ、ママ楽ちん♪手ぶらで気軽にバーベキュー
公園に到着したら、まずはバーベキューの受付を済ませましょう。公園管理事務所で申し込み用紙を記入し、利用料金(現金のみ)を支払うとサイト番号を案内してもらえます。


バーベキューをする際に面倒なのが食材や器材の準備ですよね。特にマイカーを持たない人にとってはバーベキューひとつも大変な苦労を伴います。でも、城南島海浜公園にはアウトドアセンターが併設されており、食材の販売と器材のレンタルを行っています。食材プランと器材のレンタルセットを組み合わせれば、完全に手ぶらでバーベキューを楽しめるんですよ。これなら忙しいパパ、ママでも気軽に楽しめますね。
食材はライトBBQプラン、レギュラーBBQプラン、ダッチオーブンBBQプランの3つが基本。お肉&焼きそばセットをベースに、魚介類がプラスされていたり、ダッチオーブン料理がプラスされていたりと盛りだくさん。調味料も含まれています。
器材のレンタルセットは、キャンプ場に備え付けのかまどを利用する「かまどでBBQセット」やグリル台や調理器具、折りたたみテーブルがセットになった「炭火BBQグリルセット」などがあります。お皿やカトラリーは含まれていませんが、使い捨てのものが販売されているのでご心配なく。もちろん家から使い慣れたものを持っていってもOKです。
アウトドアセンターは事務所の向かいにあり、食材やレンタル器材はすべてここで受け取ります。

バーベキューは電話のみの完全予約制。利用したい日が決まったら早めに公園管理事務所へキャンプサイトの予約をしておきましょう。また、食材や器材の予約は、キャンプサイトとは別に、アウトドアセンターまで連絡する必要があるのでこちらも忘れずに。
アウトドア慣れしているパパ、ママは、もちろん完璧な装備で訪れてもOK。公園管理事務所で台車を貸してくれるので、駐車場からサイトまでの器材移動も楽ちんですよ。
- 城南島海浜公園管理事務所(キャンプサイトの受付)
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TEL:03-3799-6402
営業時間:9:00~16:30
定休日:水曜(3月26日~4月5日、7月21日~8月31日を除く)、年末年始
URL:http://seaside-park.jp/park_jonan/ - 城南島アウトドアセンター(食材とレンタル器材の受付)
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TEL:050-5835-0493
営業時間:10:00~17:00
定休日:火曜(1~2月のみ)、水曜(3月26日~4月5日、7月21日~8月31日を除く)、年末年始
URL:https://www.herofield.com/bbq/jonanjima/
お待ちかね!ジューシーなお肉にみんな大はしゃぎ
手続きを済ませたら、いよいよお待ちかねのバーベキュータイム。
今回はダッチオーブンBBQプランに挑戦。牛・豚・鶏肉、フランクフルト、エビやイカなどのシーフード、野菜3種、焼きそばセットに、ダッチオーブンで作る〆の料理が含まれている盛りだくさんの内容!ほとんどの食材がすでにカットされていて、あとは焼くだけの状態になっているのが嬉しいところです。
器材は炭火BBQグリルセットをレンタルしたので、すぐにBBQをスタートできます。まずはパパの腕の見せどころでもある、炭おこし。でも安心してくださいね。着火剤や着火ライターもセットに含まれているので、予想以上に炭おこしは簡単です。
今回同行させていただいたパパも、次々と炭に火をつけていき、あっという間にグリルはおいしそうに焼きあがったお肉と野菜でいっぱい!あたり一面に食欲をそそるこうばしい香りが立ち込め始めました。子どもたちはボリュームたっぷりのお肉を見て「おっきい~!」とテンションアップです♪

ダッチオーブン料理は季節によってメニューが異なるそうですが、今回はホワイトソースベースのスープ「ブランデーシュリンプ」。ブランデーで香りづけした大人向けの一品です。

あっという間に完成です。焼きたてのバーベキューをいただきま~す!
熱々のお肉を夢中でほおばる子どもたち。「おいしい~!」と満面の笑み。そんな子どもたちの反応を見て、パパ、ママもうれしそう。

みんなでくつろいでいると、そのときどこからともなく「ゴォー」という音が近づいてきました。見上げると飛行機がちょうど頭上を通過していくところ。手を伸ばせば届いてしまいそうなほどの近さに、子どもはもちろん大人も釘付けです。
大迫力!間近で飛行機の離発着が見える!
お腹がいっぱいになったあとは、つばさ浜を散歩してみましょう。つばさ浜は、公園内に約440mに渡って広がる人工砂浜。横にはボードウォークがあって、のんびりと歩けます。
公園内で飛行機が1番よく見えるのもココ。緑に包まれたバーベキューエリアからだと風向きによっては飛行機が見えない…なんてことも。でも羽田空港を望むつばさ浜からなら、間近で飛行機が離発着していく様子を見られるんです。
「ヒコーキのおなかが見えるよ!」と子どもたち。次から次へとひっきりなしにやってくる飛行機に目をキラキラ輝かせて見入っています。

潮干狩りやドッグラン!めいっぱい遊べる城南島
バーベキューのほかにも城南島海浜公園には楽しく遊べるスポットが盛りだくさんです。
例えば、先ほどご紹介したつばさ浜。残念ながら遊泳はできないのですが、砂遊びを楽しむことができます。ここはアサリなどの貝類が自生しているため、潮干狩りスポットとしても人気があります。とった貝は自由に持ち帰ることができます。
また、ワンちゃん連れなら、第2キャンプ場の近くにあるドッグランを利用してみましょう。広大な敷地でワンちゃんをのびのび遊ばせてあげられますよ。
城南島海浜公園は大森駅から車で20分、バスで30分ほど。アウトドアと飛行機ウォッチングというユニークな体験ができるこの公園で、忙しいパパも子どもたちと一緒に手軽にアウトドア気分を楽しんでみて。夏休み最後のお出かけにもおすすめです。ぜひ家族の忘れられない夏の思い出を作ってくださいね。