人気のホテル、マリーナベイ・サンズにチェックイン!

(写真提供:Marina Bay Sands)
ランチのあとは、ホテルにチェックイン。今回の宿泊先は、シンガポールを代表するホテル・マリーナベイ・サンズです。3棟あるタワーの上にサーフボードを乗せたような個性的な外観は、多くの方が一度はテレビや写真などで目にしたことがあるのではないでしょうか。ホテルにはショッピングモールやカジノ、美術館などが併設されており、1日中楽しめるリゾート施設としても高い人気を誇っています。

宮下さんたちに泊まっていただいたのは、32階のプレミアルームのシティビュータイプ。マーライオンが鎮座するマリーナ・ベイと、夜になると煌々と輝くシティエリアが一望できるお部屋です。室内は広々としたラグジュアリーな空間で、バスルームにはシャワーエリアのほか、深めのバスタブも用意されています。

旅の思い出

「滞在した32階のプレミアルームからは金融街の高層ビルなどが見られました。夜には正面に見える美術館のプロジェクションマッピングが見え、幻想的なシンガポールの夜をお部屋から見渡すことができました」(宮下さん)

夕食までの時間はお部屋でのんびり過ごすのもいいですが、ホテル内には展望台や空中プールなど、チェックしておきたいスポットがたくさん。さっそく屋上まで足を伸ばし、地上200mの景観を楽しむことにしました。「サンズ・スカイパーク」は屋上の端、船でいうところの舳先にあたる部分にある展望台。都会的なシティエリア側と、緑が広がるガーデンズ・バイ・ザ・ベイ側、両側の景色を眺めることができるのもポイントです。訪れたときはまだ明るい時間帯でしたが、見渡す限りイルミネーションのように輝く夜の眺めが特に人気のようです。
空と溶け合うインフィニティ・プールの絶景を満喫

そして、このホテル一番の自慢が、地上200m、全長150mという世界最大の屋上プールであるインフィニティ・プールです。プールからは壁も柵も見えないため外の景色との境目がなく、水面と摩天楼が溶け合う非現実的な世界に浸ることができます。利用できるのは宿泊客のみ。お昼から夕方ごろまでは、この目玉といえる絶景を堪能する人たちで大変賑わっています。水面に浮かびながら空と一体化するもよし、デッキに寝そべり夕日を眺めながらカクテルを傾けるもよし。ここでしか味わえない空中バカンスが楽しめるはずです。

大人な時間を過ごすなら、ダイニングバー「LAVO(ラボ)」

屋上ではプール以外でも食事やお酒を楽しむことができます。そのうちのひとつが、オープンしたばかりの「LAVO Italian Restaurant & Rooftop Bar」。イタリア風アメリカンビストロ調と称されるシックでモダンな店内で食事をしたり、屋外のテラスでマラッカ海峡を見下ろしながらゆっくりお酒を飲んだりと、大人な時間を過ごすのに最適です。

カンパリと自家製のグレナデン・シロップによる赤が印象的なオリジナルカクテル「ランボー:ファーストブラッド」(右)
アートサイエンス・ミュージアムで、体験型アートに興奮

ホテル周辺でひと際目立つ、蓮の花を模した特徴的な建物は美術館。こちらの「アートサイエンス・ミュージアム」では、アートを軸にサイエンス、デザイン、メディア、建築、テクノロジーといった分野を横断する複数の企画展が催されているほか、常設展として日本のクリエイティブグループ「チームラボ」が手がける「FUTURE WORLD」が展示されています。

「FUTURE WORLD」で展開されているのは、観るというより体験するアート。触ったり動いたりすることに反応するインタラクティブアート、デジタルで自然を表現した映像、動作に応じて光の色が変化するボールやブロックなど、薄暗い館内に輝く16のデジタルインスタレーションを前にすると、子どもも大人も夢中になってしまいます。中でも宮下さん親子を魅了したのは、宇宙が感じられる立体作品「クリスタルユニバース」。暗闇に浮かぶ無数のLEDライトが星のように輝きだしたかと思えば、その光が幻想的に変化していきます。光の洪水の中にたたずんでいるうちに、宇宙の一部になった感覚に浸れるでしょう。

- Marina Bay Sands(マリーナベイ・サンズ)
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住所:10 Bayfront Avenue, Singapore 018956
URL:http://jp.marinabaysands.com/