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掲載日:2018.08.23

週末は瀬戸内で食×アート♪ 高松・直島・豊島をめぐる旅

【3日目】 現代アートの聖地、直島へ

おだやかな瀬戸内の海。遠くには島々が見渡せる。前方に見えるのがこれから向かう直島

翌日は再びフェリーに乗って直島を目指します。豊島から直島への便は本数が限られているため、この日は岡山・宇野港を経由して直島へ。乗船時間は計1時間ほどの船旅です。 

直島へ近づくと、徐々に見えてくるのは草間彌生「赤かぼちゃ」

草間彌生「赤かぼちゃ」 かぼちゃのなかから瀬戸内をのぞいてみる!

草間は「太陽の『赤い光』を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」と語る。
「草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地」写真/青地大輔

直島の玄関口でもある宮浦港の先端で「赤かぼちゃ」は島を訪れる人を迎えてくれます。島に上陸すると、船に乗っていたみんなも吸い寄せられるように「赤かぼちゃ」のそばへ。近づいてみると、丸い穴がいくつか開いていて中に入ることができました! 内側が真っ黒く塗られた赤かぼちゃから見える景色は、丸く切り取られた瀬戸内。なんとも不思議な世界です。この感覚は一度経験してみないとわからないかも……! 丸い穴から顔を出せば、フォトジェニックな1枚が撮れますよ。

赤かぼちゃ

住所:香川県香川郡直島町宮浦2249-40

【直島でめぐるアート】

直島でご紹介するのは、ベネッセアートサイト直島のアート施設である建築家・安藤忠雄による設計の「地中美術館」と「ベネッセハウス ミュージアム」、アーティスト・大竹伸朗の手がける直島銭湯「I♥湯」の3つ。瀬戸内のアートプロジェクトの始まりの場所ともいえる直島では、美しい自然の景観と融合した美術館で作品を、そしてアートであり銭湯でもあるというユニークな施設を鑑賞することができます。 

建物のほとんどが地中に埋まった「地中美術館」で 直島の光を感じる神秘的な体験を

そのほとんどが地中に埋もれ、丘の上には建物の一部がのぞく「地中美術館」
(地中美術館 写真:藤塚光政)

「地中美術館」は安藤忠雄が設計をした、建物の大半が地中にある美術館。ここではクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品を鑑賞することができます。どのアーティストもスケールの大きな作品を制作していて、特にタレル、デ・マリアは展示空間となる部屋全体を作品として捉えています。ここで体験できるのは、作品空間に入り込んでいけるアート。安藤忠雄建築がつくり出す神秘的な空気に包まれながら静かに作品と向き合い、同時に自分自身と向き合うことのできる空間です。

なかでもクロード・モネの「睡蓮」が展示されている「クロード・モネ室」はぜひ見ていただきたいです。ここでは高い天井から地上の自然光が射し込む広い空間にモネ作の「睡蓮」が展示されています。特徴的なのは、部屋の角が丸くなっていること。やさしく充満する光の効果によってどこか神聖な空気を感じました。そんな贅沢な空間に飾られているのがモネの「睡蓮」です。部屋自体がもつ圧倒的な存在感は、一度「睡蓮」に集中すると静かに背後へ消えてゆき、作品のもつ色彩の豊かさが際立つように思います。空間も作品も贅沢な、そんな展示室でした。 

地中美術館

住所:香川県香川郡直島町3449-1
TEL:087-892-3755
開館時間:10:00~18:00(最終入館17:00)季節により変動あり
休館日:月曜
URL:https://benesse-artsite.jp/art/chichu.html

  • 2018年8月1日よりオンラインチケットによる予約制となります。詳細は美術館ホームページ参照

美術館とホテルが一体となった 「ベネッセハウス ミュージアム」

岬の上に建つ「ベネッセハウス ミュージアム」
(ベネッセハウス 写真:山本糾)

「ベネッセハウス」は「自然・建築・アートの共生」をコンセプトとして誕生した施設。1992年には最初の建物「ベネッセハウス ミュージアム」が完成しました。「ベネッセハウス ミュージアム」では、直島と深い関係をもつ作品や世界的に有名なアーティストによる作品を見ることができます。安藤忠雄による設計で、自然の景観に溶け込むように構成されています。この建築は後に「地中美術館」のもつテーマの原型ともなりました。館内には瀬戸内海と作品を鑑賞できる席で食事のできるミュージアムレストランやショップがあり、また、ライブラリでは「ベネッセハウス ミュージアム」と「地中美術館」の設計の際に描かれた、安藤忠雄によるドローイングを見ることができました。海を見渡せる高台にあり、館内からは直島の美しい景色を望めます。

空と海を背景に設置された草間彌生「南瓜」
(草間彌生“南瓜” 写真:安斎重男)

「ベネッセハウス」の周辺に点在する屋外作品のひとつに、海に突き出すようなかたちで設置された草間彌生の作品「南瓜」があります。直島を代表する作品のひとつで、黄色い南瓜の姿が印象的。直島の海と空と「南瓜」を同時に眺めることができるこの場所へは日本中、世界中から人々が訪れます。

ベネッセハウス ミュージアム

住所:香川県香川郡直島町琴弾地
TEL:なし
開館時間:8:00~21:00(最終入館20:00)
定休日:無休
URL:https://benesse-artsite.jp/art/benessehouse-museum.html

南瓜

住所:香川県香川郡直島町字京ノ山3419 

大竹伸朗 直島銭湯「I♥湯」 お風呂に浸かって島民の方との交流を楽しむ

港からほど近く、住宅地の中に突然現れる直島銭湯「I♥湯」
(大竹伸朗 直島銭湯「I♥湯」(2009) 写真:渡邉修)

直島には、大竹伸朗の手がけた直島銭湯「I♥湯」(アイラヴユ)があります。ここは大竹の世界感を存分に味わいながら、実際に入浴できるアート施設。島民はもちろん、島外から訪れた人も利用することができます。特徴的なのはその外観。つぎはぎのタイルや柱、装飾が奇抜な印象を与えています。ここは、本当に銭湯なのだろうか……。恐る恐る中へ入ると、番台には笑顔がすてきなお母さんが。とってもフレンドリーに対応してくれました。脱衣所、お風呂はどちらもポップでキュート! お風呂の壁と床が白いタイルで統一され、高い天井から射し込む自然光が明るく、開放感のある浴室でした。

そして入浴後、おすすめしたいのが「I♥湯」で販売されているグッズ。「レインボー Tシャツ」(4,630円)、「オリジナルロゴ入りタオル」(310円)のほか、さまざまなグッズを購入することができます。湯上がりに「レインボー Tシャツ」を着れば、気分が上がること間違いなしです! 

直島銭湯「I♥湯」

住所:香川県香川郡直島町2252-2
TEL:087-892-2626(直島町観光協会)
営業時間:13:00~21:00(最終受付20:30)
定休日:月曜、ただし祝日の場合開館、翌日休館。詳しくは開館カレンダー参照
URL:https://benesse-artsite.jp/art/naoshimasento.html

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