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    掲載日:2018.09.27

    1泊2日からでもOK! 温泉と食事で心と体を整える、今どき湯治の温泉宿

    病気治療や療養を目的に温泉宿に長期滞在する湯治は、日本人の伝統的な旅スタイル。その昔湯治といえば、2、3週間の滞在が基本でしたが、最近では忙しい現代人のライフスタイルに合わせ、1泊2日でも心身のバランスを整え、リフレッシュできる温泉宿が増えています。古くから親しまれてきた湯治文化を気軽に体験できる宿から、内臓を休める養生食が自慢の宿まで。今どきスタイルの湯治が楽しめる温泉宿をご紹介します。
    ANAオリジナル

    発芽玄米と野菜の滋味を堪能する湯治宿 養生館はるのひかり

    養生館はるのひかり

    箱根湯本にある「養生館はるのひかり」は、竹林の中にひっそりと佇む茅葺屋根の隠れ家的な宿。100%無農薬野菜を使った発芽玄米菜食中心の養生食と、源泉かけ流しの温泉で、身体を労わりながら宿泊することができる、まさに「養生」のためのお宿です。

    「静かな環境で、心身ともに静養していただきたい」という想いから、商用や遊興での滞在、12歳以下のお子様、5名以上の団体さんなどは、お断りしているとのこと。また館内は禁煙、門限は21時と、このお宿にはさまざまな制約がありますが、それでも数か月先まで予約が取れないほどの人気です。

    一人部屋の室内。最上階に位置し、テラスから望む遠山風景は絶景

    客室は全部で14部屋。スタンダードな和室10畳と広縁のAタイプ、16畳と広縁、個室書斎付きのBタイプ、そして温泉宿には珍しい「おひとりさま専用」の客室があります。どの部屋も無駄な物は一切ない、静かなお部屋。本を読んだりうたた寝をしたり、時を忘れて寛ぐのに最適です。

    シンプルなモルタル造りの大浴場(男女入れ替え制)

    無色透明のやわらかな湯は、100%源泉かけ流し。この温泉の最大の効能は「心地よい脱力感からの快眠」で、宿のキャッチコピーに「くすりよりぐっすり眠れる湯治の湯」というのがあるほど。浴槽は仕切られていて、湯口の方から「あつ湯」「いい湯」「ぬる湯」と、温度が調整されています。ぬるめの湯船にのんびり入って心を解放したり、熱めの湯船に浸かって発汗を促したり。自分好みの湯温で、身体に負担なく源泉浴を楽しめます。また、お風呂の中でも読める本が置いてあるので、ぬるめのお湯に浸かりながら読書するのもおすすめ。

    夕食は500kcal以下。カロリーは低くても、食べごたえや味は大満足の内容!

    宿自慢の食事は、発芽玄米と野菜を中心とした養生食。「野菜の滋味をじっくりと味わって欲しい」という気持ちから、野菜の煮物・揚げ物・酢の物・和え物をバランスよく提供しているそう。野菜は地元(神奈川県西部など)の農家から仕入れ、より自然な形に近い「露地栽培」の無農薬のものを使用。ひとつひとつの素材がしっかり主張して、香り、うま味、甘み、苦さなどをしみじみと楽しめます。

    主食は、無農薬栽培の玄米・白米・古代米を使用

    玄米は、小田原の高井おばあちゃんが育てた天日干しのキヌヒカリを使用。微発芽させて炊く玄米ごはんは、ふっくらつやつや。栄養価が高く、消化吸収もよいうえに、脳内リラックス効果が高い「ギャバ」を多く含んでいるそう。朝食では、無農薬栽培の白米と古代米、また水溶性食物繊維が多く含まれる「もち麦」の入った雑穀米をいただけます。リクエストすれば、宿の湯守である米山さんお手製の藁苞(わらづと)納豆もいただけるので、是非!

    養生館はるのひかり

    住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本554
    電話番号:0460-85-5641
    料金:1室2名利用 1名12,800円~/1室1名利用 1名14,800円~(1泊2食付き・税抜)
    ※基本的には、連泊をして体の調子を整えることをおすすめしています。
    URL:https://www.harunohikari.com/

    立ちながら浸かる「立位浴」が名物! 鉛温泉 藤三旅館 湯治部

    鉛温泉 藤三旅館 湯治部

    岩手県・花巻南温泉峡にある「鉛温泉 藤三旅館」は、知る人ぞ知る名湯の一軒宿。『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋のような木造3階建・総けやきづくりの本館は、歴史の風格を感じる建物です。客室棟は、飾らないお部屋で純粋に温泉を楽しむ「湯治部」、サービス面が充実した「旅館部」に分かれており、それぞれ部屋の設備や食事などのサービスが異なります。予算や用途に合わせて、プランを選べるのも人気の秘密です。

    懐かしさの中に温かみが感じられる帳場

    特筆すべきは、昭和レトロな趣溢れる湯治部の建物。玄関を入ると、すぐ右手に昔懐かしい木造校舎のような帳場があり、こちらで宿帳に記入し、チェックインを済ませます。そのほか館内には湯治客が使う専用の炊事場や、自炊に必要な食料品が揃う売店などがあり、湯治文化の息づく東北らしい光景が見られます。

    炊事場には、調理に必要な道具が揃っているそう
    売店の名物おばあちゃんとのおしゃべりも、リピーターの楽しみ
    自炊派の湯治部利用客の大半が食事付きにするほど、宿の料理はおいしいと評判
    天井は3階部分まで吹き抜け、体がスーッと伸びるような開放感

    レトロな佇まいも魅力的ですが、温泉もまた魅力いっぱい。名物は、日本一深い白噴岩風呂「白猿の湯」。立ちながら入浴できるほど水深が深く、足元の大きな岩の割れ目からは、かけ流しの自噴温泉がぷくぷくと空気と一緒に湧き上ってきます。全身にまんべんなく湯圧がかかるため、循環器系を整えるほか、血行促進にも効果があるのだそう。

    大自然に囲まれた露天風呂「桂の湯」

    藤三旅館には「白猿の湯」のほかに、「桂の湯」「白糸の湯」「銀の湯」があります。シャワーからかけ湯まで、すべて源泉100%のかけ流し。さらに加熱・加水・加温・循環も一切なし! 泉質は単純温泉、アルカリ性単純高温泉のため、浸かると肌がツルツルし、肌の角質を取る湯冷めのしにくい極上の温泉です。お部屋は素朴でも、お湯は実力派。リピーターが多いのもうなずけます。

    鉛温泉 藤三旅館 湯治部

    住所:岩手県花巻市鉛字中平75-1
    電話番号:0198-25-2901(湯治部)
    料金:1室2名利用 1名5,400円~/1室1名利用 1名5,940円~(1泊2食付き・税込)
    URL:https://www.namari-onsen.co.jp/

    ライター:Momoko Hirata(verb)

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