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掲載日:2019.02.28

フライト選びから始まる子どもと海外旅行 ぐずり知らずで機内を楽しく過ごす方法

子連れ海外旅行の経験者に、初めての旅行で事前に心配だったことを聞くと、口をそろえて「機内で子どもがじっとしてくれるか一番心配だった」と答えます。長いフライトに飽きて騒いでしまわないか、ナイトフライトで夜泣きをしないか…と、パパ&ママの心配は尽きません。そこでおもに0~1歳の乳児、いわゆるイヤイヤ期まっさかりの2~3歳の未就学児を対象にした、機内で楽しく過ごす方法を紹介します。

子どもにあわせたフライト選びを

子どもと一緒に初めての海外旅行。いろいろ心配は尽きませんが、なんといっても不安に感じるのが飛行機での過ごし方。狭い機内で子どもが大きな声を出して騒いだり、ぐずって泣き出したらどうしよう…と考えると旅行前から憂鬱になってきます。どんなにママが準備をしても、何かの拍子にぐずってしまうのが子ども。まずは子どもにあわせた旅先&フライト選びが大切です。

初めての海外旅行や飛行機に慣れていない小さな子どもとの旅は、最初のうちは飛行時間が短く、直行便で行ける旅先を選ぶのが大原則。目安としてフライトタイムが3~5時間の旅先がおすすめです。不慣れな子連れ旅では、言葉の問題もママ・パパにとって大きなストレスに。そういう点ではANAといった日系航空会社が断然安心。子ども向けのサービスが充実しているのも特徴です。

意外に見過ごされがちですが、飛行機の出発時間も考慮に入れたいもの。
ANAの東京(成田・羽田)~ホノルル便を例にとってみると、出発便は共同運航便も含めて4便。出発時間はおおむね19~22時に集中します。小さな子どもにとってはもうお休みの時間なので、興奮もおさまり機内が暗くなればすんなり寝付いてくれるはず。

一方でホノルル発の帰国便は同じく4便が10~14時台にあります。そんなに変わらない…と思うママ・パパも多いかもしれませんが、10時ではまだまだ元気な子どもたちも、14時ならばちょうどお昼寝タイム。興奮して機内に入り、飛行機が離陸するころにはぐっすり…と、ママ・パパには願ったりかなったりの状況が。少しあわただしいですが、14時台のフライトであれば、出発前にプールでひと遊びも可能です。朝からたっぷり体を動かして、お昼寝タイムをうまくフライトタイムに重ねられればラッキーですね。

とはいえ、早い時間のフライトがおすすめできないかといえばそうでもありません。出発時間が早ければ当然日本の到着時間も早いので、帰国後のゆとりができます。帰国日は大人も子どももゆっくり体を休ませ、翌日から普段通りの生活に戻れるのは大きなメリットです。

出発便・帰国便の出発時間にチョイスがある場合は、子どもの性格や嗜好、さらに家族のライフスタイルを考慮してベストな時間帯を選びましょう。

  • フライト数、出発時間の目安は2019年1月現在のものです。

飛行機に搭乗する前にすべきこと

次に楽しいフライトに向けて、空港に到着してから搭乗までの時間を子どもとどのように過ごすか紹介します。

一般に空港には出発時間の2時間前には到着したいとされていますが、子連れ旅行であれば余裕をもって3時間前を目安に到着するように計画するといいでしょう。
チェックインを済ませ、搭乗時間を確認したら、しばしフリータイム。まずは出国前にしておくべきことを済ませましょう。

まず忘れ物が発覚した場合。運よく出国前(いわゆるボディチェックを受けてパスポートにスタンプを押してもらったことで出国となる)に気づいたら、空港内のお店へダッシュ。出国後の制限エリアといわれるエリアに入ると、店舗が限られてしまいます。
赤ちゃん連れですと直前まで使用する哺乳瓶やおしゃぶりといったベビーグッズを忘れがち。ないと機内で大変なことになる可能性があります。種類は限られますが、一般的なものであれば空港でも取り扱うお店があります。詳しい取扱い店舗はインフォメーションで聞くとスムーズです。

書店で付録付きの幼児向き雑誌やシールブック、仕掛け絵本などを1冊購入しておくのもおすすめです。ぐずりだしたときに隠し玉のように渡すと、目新しさに子どももわくわく。しばらく集中して遊んでくれるはず。

機内食があるから…と出発前に食事をとらない人も多いですが、子どもによっては機内食をまったく受け付けないことも。出国前に軽く食事をとっておくと安心です。

そしていよいよ出国し搭乗口へ。空港によって数や設置場所は異なりますが、どの空港にも子ども用のプレイルームがあります。その後のフライトで自然と眠りを誘うよう、搭乗直前までたっぷり子どもの体を動かせるのがポイントです。

空港はレストランやショッピング街が充実し、赤ちゃん&子ども向けの施設やサービスも多く楽しめます。本物の飛行機を目の前に見る展望デッキも、乗り物好きキッズにはたまりません。子どもたちにとって空港は、旅の高揚感に包まれる特別な場所。ぜひ時間にゆとりをもって、ゆっくりと楽しんでくださいね。

成田・羽田空港のキッズエリアとお役立ちスポットの記事はこちら

子どもと機内で楽しく過ごす方法

どうして子どもは機内でぐずってしまうのでしょう?気持ちをはっきりと伝えられない乳幼児にとって、ぐずりの原因は大きく以下の3つにあるといえるでしょう。

  1. 単純に飽きた
  2. 環境の違いで眠いのに眠れない
  3. 耳の痛みなど何かしら苦痛がある

それではそれぞれの原因について、対策を考えていきましょう。

まず単純に飽きてしまってぐずるケース。いつも元気に走り回っている活発な子どもであればなおさらですよね。
すぐに思いつく対策としては、おもちゃや絵本、機内エンターテインメントやタブレットといった“遊び”で気を紛らわせる方法。

ANAでは機内エンターテインメントが充実しており、子ども向けの映画やアニメ、音楽も充実。機材によっては『赤ちゃんがぐっすり、寝かしつけクラシック』なんていうオーディオプログラムもありますよ。個人モニターを装備した機材では、好きな時に好きな番組をオンデマンドで楽しめるのもポイント。自分だけのモニターを手に入れて、それだけで子どもは大喜びです。

また多くのママ・パパが頼っているのがタブレットです。普段タブレットに触れさせていないママ・パパもいるとは思いますが、機内でここぞというときに使えばとても効果的。

まずは出発前に知育遊びなどのアプリをダウンロード。赤ちゃんでも楽しめるアプリがあるのでチェックしてみてください。注意すべきはオフライン環境でも使えるアプリを選ぶ点です。
またタブレットにアニメや映画をダウンロードしておくのもおすすめ。Wi-Fi不要で視聴できるダウンロード再生可能な動画配信サービスが便利です。子どもが好きなアニメや映画を出発前にいくつかダウンロードしておくといいですよ。

状況が許せば、子どもと機内を散歩するのもいい気分転換になります。抱っこで歩き回るだけでもいいですし、ほかの乗客の迷惑にならないように通路を歩かせてもいいでしょう。CAさんに声をかけてみれば、状況によっては話相手になってくれたり、もしかしたらとっておきの秘密道具を見せてくれるかもしれません。

次に眠いのに眠れなくてぐずるケースです。環境の違いでいつものように眠れなくなったり、眠りが浅かったりする子どももいます。そんなときは、子どもを安心させることが何より大切。お気に入りの人形を抱かせて膝枕で寝かせてみたり、ママやパパの抱っこで邪魔にならない場所でゆらゆら寝かせるのも効果的です。少しでも離れると泣くので、抱っこ紐でずっと抱っこをしたまま目的地まで乗り切ったというママの話も聞いたことがあります。

電話での事前申し込みが必要ですが、10kgまでの赤ちゃんであれば、機内の壁に取り付けるベビーベッドの利用も可能です。ベビーベッドがあれば機内でも赤ちゃんが普段に近い形で眠れますし、なんといってもママ・パパの負担が軽減されます。座席やベビーベッドの数に限りがあるので、早めに予約することをおすすめします。詳しくはこちらで。

最後に何か痛みを感じてぐずるケースです。小さな子どもは言葉で痛みを伝えられず、ただただぐずることがあります。離着陸時に気圧の変化で耳が痛くなることがあり、これが原因でぐずる子も多いようです。子どもは自分で耳抜きができないので、アメやソフトキャンディを与えて自然に耳抜きができるように促しましょう。パックに入ったゼリー飲料(*)を吸わせるのもおすすめです。赤ちゃんであれば、母乳やミルクを飲ませるのが一番効果的。席で授乳する際は周囲に配慮して、授乳服を着ていくかケープを用意することもお忘れなく。

耳の痛み以外にも、何か体の不調を訴えているのかもしれません。もし何か普段と様子が異なる点があれば、まずはCAさんに相談してください。

  • ゼリー飲料は液体物になるので、出国後の店舗で購入するか100mℓ以下のものを1ℓ以下のジッパー付き透明ビニール袋に入れて機内に持ち込むこと。

機内で子どもがぐずってしまうもうひとつの意外な理由

子どもがぐずってしまう原因と対策を紹介してきましたが、最後にあまり語られることのない意外な理由を。

ママやパパが何か不安な気持ちを抱いていると、その気持ちが子どもに伝わってしまいます。どこか緊張して笑顔がなかったり、不安そうな顔をして周囲を見回していたり。いつもの温かいまなざしはどこへやら…。子どもはそんなママ・パパの様子を敏感に察知します。
機内ではまずはママ・パパがリラックスして、子どもと一緒のフライトを楽しむ余裕をもって。普段どおりのママの笑顔が、もしかしたら一番のぐずり対策かもしれません。

たとえ機内で子どもがぐずってしまっても、焦らず、まずはいつものようにあやしてあげましょう。経験を積んだCAさんもいるので、何か力になってほしいことがあれば、気軽に声をかけてみるといいですよ。

  • 記載の内容は2019年1月現在のもので、変更となることがあります。
ライター:Hikaru Arasawa (Atoll Inc.)

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