
パリの下町情緒が残る「マルシェ・アリーグル」

パリジャンたちの生活に欠かせない新鮮な野菜や肉、チーズなど様々な食材が売られているのがマルシェです。パリ中のいたるところで、いろいろなマルシェが毎日のように開催されており、それぞれに個性があり、その違いを楽しめるのもおもしろいところ。
今回ご紹介するのはバスティーユ広場の近くにある、パリでは珍しい屋外と屋内のマルシェが併設した「マルシェ・アリーグル」。下町風情が残り、観光客より地元パリジャンたちで賑わっているこのマルシェを見物するだけでなく、新鮮でおいしいパリの味も楽しんでみましょう。

- Marché d'Aligre マルシェ・アリーグル
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住所:Rue d'Aligre et place d'Aligre 75012 Paris
営業時間(屋内マルシェ):火~金曜 9:00~13:00/16:00~19:30、 土曜 9:00~13:00/15:30~19:30、
日曜 9:00~13:30/月曜休
営業時間(屋外マルシェ):火~金曜 7:30~13:30、土・日曜 7:30~14:30/月曜休

マルシェを見物しながらまずはおいしいパンを。パリの朝ごはんの定番としてクロワッサンが有名ですが、レーズンが入った渦巻き状のパン・オ・レザン(レーズン・パン)もパリジャンたちに愛される味。マルシェに面したパン屋の焼きたてパンの匂いに誘われて、パリの朝を味わいましょう。
- moisin モワザン
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住所:5 place d'Aligre 75012 Paris
営業時間:火~土曜 6:30~20:00、日曜 6:30~14:00/月曜休
ノルマンディー直送の生ガキと白ワインを一杯

6つで15ユーロ(約1,900円)、白ワイン3.8ユーロ(約470円)
マルシェ・アリーグルに面したこのお店では週末のお昼頃になると、ノルマンディー直送の生ガキをつまみにワインを一杯ひっかけるパリジャンたちが集まってきます。店内ではワインの樽から直接量り売りもしており、お店で飲めるワインは50種以上でオーガニックワインも豊富です。お店のマダムによると、お客さんはマルシェで働く人や地元パリジャンが多く、マルシェに根付いた下町の親しみやすい店だということがわかります。

- Le Baron Rouge ル・バロン・ルージュ
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住所:1 Rue Théophile Roussel 75012 Paris
営業時間:月曜 17:00~22:00、火~金曜 10:00~14:00/17:00~22:00、土曜 10:00~22:00、
日曜 10:00~16:00/無休
※カキは9月16日から4月半ばの土日のみ