サムイ島に行ったらしたいこと 手軽な島内観光にリゾートホテルを満喫

バンコクから国内線で約1時間のサムイ島は、プーケットに次ぐ人気リゾートエリア。特に近年高級リゾートが続々オープンし、カップルやハネムーナーにも注目されています。
サムイ島はプーケットとはまた異なる「ゆるい」空気が漂っていて、子連れ旅行ではそんな雰囲気を楽しみながら、あまり予定詰め込まずにゆったり過ごすのがおすすめです。
子どもと一緒にサムイ島で何をする?

(写真提供/トリップアドバイザー)

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サムイ島でまず楽しみたいのが、手軽な島内観光ツアー。島内に点在する名所を回る半日ツアーのほか、エレファント・トレッキングを組み合わせたツアーなどいくつかのバリエーションがあります。
島内観光のハイライトは、何といっても黄金色に輝くビッグ・ブッダ。靴を脱いで長い階段を上がった先に鎮座する、全長12mの仏像は圧巻。仏像の周りの回廊から眺める海とビーチの風景も一見の価値があります。
またビッグ・ブッダの近くにあるワット・プライ・レームもおすすめ。きらびやかなタイ寺院に巨大な大黒天やピンクの千手観音など、さまざまな神様が祀られ、さながら一大テーマパーク。ビッグ・ブッダに負けない存在感を放っています。
日本とはまるで異なるタイの文化に触れた、子どもたちの反応を見てみたいですね。

小学生ぐらいの子どもなら、サムイ島からボートで2時間ほどのナンユアン島へ行く1日ツアーもおすすめです。真っ白なビーチと美しい海に囲まれた国立公園で、スノーケリングを楽しめます。また、潮が引くと島の間に砂州が延び、3つの島がつながり神秘的。少しトレッキングが必要ですが、高台のビューポイントからもその風景を楽しめます。
子どもと街歩きをするなら チャウエン・ビーチ・ロードで決まり!

(写真提供/トリップアドバイザー)
サムイ島一の繁華街は、東海岸のチャウエン・ビーチエリア。ビーチ沿いのレストランやバーが、デッキチェアやテーブルを並べてゲストを誘っています。にぎやかで楽しい雰囲気ではありますが、昼間からアルコールの入った人も少なくなく、時間によっては子連れには少し場違いな雰囲気になることも。子連れのビーチ遊びは、ホテル前のビーチがいいかもしれません。

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ショッピングを楽しむなら、チャウエン・ビーチ沿いを走るチャウエン・ビーチ・ロードのショッピングセンター、セントラル・フェスティバルへ。ジム・トンプソンやハーンといったタイの定番ショップをはじめ、フードコートには日本料理のチェーン店も。スーパーもあるので子連れには何かと便利です。
サムイ島のホテルはどう選ぶ?

プーケットほどではないですが、サムイ島もキッズフレンドリーなホテルが増加中。特に高級ホテルを中心にキッズクラブやキッズプールをもつところが多く、大人も子どもも存分にリゾートライフを楽しめるように配慮されています。

サムイ島も混雑したチャウエン・ビーチを避けるように、ボプット・ビーチやチョーモン・ビーチといった郊外の静かなビーチに面したホテルが増えています。ホテルの前のビーチはプライベート感覚で利用できるので、子連れファミリーも安心して砂遊び、海遊びを楽しめるのがいいところ。
にぎやかで何かと便利なロケーションを選ぶか、静かな環境を選ぶかは好みによりますが、就学前の小さな子ども連れファミリーには子連れに配慮された郊外のホテルがおすすめです。タイは高級ホテルでも他の国に比べてリーズナブルなので、比較的利用しやすいのも魅力です。