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    掲載日:2016.06.16

    絶景と美食とワインを堪能!ナパバレーを巡るワイントレイン

    アメリカを代表するワインの産地、ナパバレー。大小400ものワインナリーが、美しいワイン畑の間に点在しています。今回ご紹介するのは、そのナパの美しいぶどう畑の中を走り抜けるワイントレイン。100年近く前に造られたレトロな列車に乗って、ワイン片手にのんびり列車の旅を楽しむなんて、なんとも魅力的ではありませんか? それでは、ワイン列車の旅へ出発進行!
    ANAオリジナル

    豪華プルマン車に乗って、ぶどう畑の間を行く3時間のジャーニー

    ワイントレインが運行するのはナパバレー市の中心にあるワイントレインの駅から北のセントヘレナまで。時速30kmでのんびり3時間かけて往復します。

    この線路はそもそも、1864年、サンフランシスコで初の億万長者となったサミュエル・ブラナンが、北ナパバレーにあるカリストガへ観光客を輸送するため敷設した線路。敷設から100年以上たち、実用的な移動手段としてはより早く便利なハイウェイ29号にその座を譲りましたが、ワイントレインが観光列車として運行することで、再び命が吹き込まれました。

    100年前の線路をのんびり進むワイントレイン
    100年前の線路をのんびり進むワイントレイン

    また、この線路を走る列車も魅力的。現在使われている列車の中で一番古いものは、なんと1915年にプルマン・スタンダード・カンパニーによって作られたもの。当時最高峰の技術を結集して作られた鋼の車輌は高い安全性を誇り、列車の旅に大きな革新を起こしました。1987年、ワイントレイン社がそれらの列車を手に入れ、大規模な修復作業を行った末、マホガニーの壁、真鍮の装飾、ベルベッドのソファが備え付けられた豪華な列車へと生まれ変わったのです。

    ワイントレインはランチタイムとディナーの2回運行

    ワイントレインは、ランチタイムとディナータイムの2回運行しており、ランチの場合は、10時30分にワイントレインの駅にチェックインし、11時乗車、11時30分出発し、14時30分に帰ってきます。ディナーは週末のみの運行で、17時30分にチェックイン、18時30分に出発し、21時30分帰着。
    ぶどう畑の美しい風景を見るならランチタイムに、夕陽に染まるぶどう畑とキャンドルが灯るロマンティックな雰囲気を楽しむならディナータイムがおすすめです。

    気分に応じて選べる3つの車輌

    ワイントレインには3つの車輌があり、それぞれ下記のような特徴があります。

    ビスタドーム(展望車輌)

    ぶどう畑の眺望が満喫できる優雅なビスタドーム
    ぶどう畑の眺望が満喫できる優雅なビスタドーム

    1952年製のプルマンをリノベートした、窓が大きくとられた展望車輌。3つのプランの中では最も値段が高く、プライベート感もあり上質なひとときが過ごせます。ランチは216ドル~、ディナーは236ドル~。スパークリングワイン1杯と、コース料理が含まれています。

    グルメカー

    クラシカルな雰囲気が漂うグルメカー
    クラシカルな雰囲気が漂うグルメカー

    プルマン車製の1915年~17年の車輌を使用。ランチタイムは、往路で食事をとるグループと、復路で食事をとるグループの2シーティング制。往路で食事をとる場合は、スープかサラダ、前菜、メインを往路で食べて、復路でデザートタイム。復路での食事の場合は、往路でスープかサラダを食べ、復路で前菜、メイン、デザートを楽しむタイムスケジュールとなっています。
    ランチ 141ドル~、ディナー 161ドル~。

    シルベラード車輌

    爽やかな風を感じながら味わう豪快なバーベキューが人気
    爽やかな風を感じながら味わう豪快なバーベキューが人気

    5~10月の間なら、この季節限定で運行するシルベラード車輌も人気です。唯一エアコン設備がなく、開け放した窓からはナパバレーの清々しい風が。食事はバーベキュースタイルで、カジュアルな雰囲気なので子供連れにも人気です。こちらはランチのみの運行です。ランチ 141ドル~。

    シェフが腕を奮うカリフォルニアスタイルの料理

    メインはビーフ、ポーク、チキン、魚などから選択できる
    メインはビーフ、ポーク、チキン、魚などから選択できる

    ワイントレインは料理も評判です。カリフォルニアの新鮮な食材を使った料理は、列車内の厨房で調理され、出来たてがサーブされます。ガラス越しにライブ感溢れるシェフの姿も。

    車内に本格的な厨房設備が整い、シェフが腕を奮う
    車内に本格的な厨房設備が整い、シェフが腕を奮う

    それぞれのプランに1杯のグラスワインがついていますが、それ以外は好みで料理に合わせてオーダーして。常時50種類のワインが用意され、ボトルやグラスで楽しむことができます。

    もしお気に入りのワインを持ち込みたければ、ボトルあたり15ドルで持ち込み可能。記念日に、特別なワインで乾杯というのもステキですね。

    ちなみにワイントレインの駅構内には直営のストアがあり、ナパバレーの有名なワイナリーはもちろん、貴重なカリフォルニア産ワインも揃います。品揃えは400種類にもおよび、しかも値段はリーズナブル。日本への発送も可能です。

    ナパの銘醸ワインが豊富に揃う
    ナパの銘醸ワインが豊富に揃う

    ワイナリー見学と合わせて楽しむプランもおすすめ

    ワイナリーを見学すれば、ナパのワインが一層好きになる
    ワイナリーを見学すれば、ナパのワインが一層好きになる

    ワイントレインの旅と組み合わせて、ワイナリーの見学と試飲を楽しむコースも用意されています。いくつかコースがあり、ナパを代表するワイナリー、チャールズ・クルッグ・ワイナリーとレイモンド・ヴィンヤード・ワイナリーを訪れるアンバサダー・ワイナリーツアーや、ナパバレーでも特に人気のあるカッスル・ワイナリーを訪れるツアー(各249ドル~)などがあります。今注目のワイナリーでワインの製造工程を見学すれば、ナパワインについてより理解が深まり、愛着も湧くはず。
    また、午前中はワインの製造工程を見学し、セントヘレナでワイントレインに合流、ワイントレインでランチを楽しみながら帰途につくという片道のみの乗車プランもあります。(レイモンド・ワイナリーツアー189ドル~)。

    相席で、意外な交流が生まれるかも

    乗り合わせた旅の仲間とともに楽しもう
    乗り合わせた旅の仲間とともに楽しもう

    ワイントレインは伝統的な旅のスタイルを重んじているため、相席制をとっています。2人で参加した場合、食事では別の2人組と相席となるので、英語に自信がないとちょっと気後れしてしまうかもしれませんが、ワインの酔いも手伝って思いの外会話が弾むかも。中には1人で参加したけれど相席のおかげで寂しくなかったという人も。せっかくの旅、積極的にコミュニケーションをとって、ステキな思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

    ナパバレー・ワイントレイン

    http://winetrain.com/

    ライター:Naoko Sumita

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