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    出典 : 221743747/shutterstock

    掲載日:2020.12.25

    【ドッグトレーナー監修】犬のリードは付けないとダメ?リードの役割と選び方

    愛犬の散歩に必要なグッズの一つがリードです。しかし、中には「リードを噛んでしまう」「付けるのを嫌がる」という子もいるでしょう。種類や長さもさまざまありますが、間違った使い方をしてしまうと怪我や事故のもとになってしまいます。愛犬のリードは目的に合わせて選び、トレーニング効果もアップさせましょう。

    犬がリードを嫌がる・噛む理由

    犬がリードを嫌がる・噛む理由
    1041949531/ Shutterstock.com

    散歩の時に不可欠なのがリードです。

    しかし、中にはリードを付けられるのを嫌がったり、散歩中にリードを噛んでしまったりする子もいます。

    1 リードを付けられるのが嫌な理由

    散歩には行きたいけどリードを付けるのは嫌い…。そんな愛犬も多いのではないでしょうか?

    このような場合、リードを付けるのを嫌がる大きな理由は「飼い主さんのリードの付け方」にあります。

    犬は、正面から近づいて覆いかぶさってくるような人の動きに恐怖心を感じることがあり、リードを付ける際に、まさにこの動作でつけようとしていないでしょうか。
    この動作が、リードを付ける状況と恐怖心を結びつけてしまい、犬はリードを嫌がるようになってしまうのです。

    さらに、犬は拘束されることにも不安を感じるため、リードを付けるために首輪を掴まれることにも不安を感じます。

    そのため、日頃から首輪を掴んだらご褒美をあげる練習をして首輪を掴まれることに慣らしたり、実際にリードを付けるときはご褒美を舐めさせながら気を反らせてリードを付けるようにするとよいでしょう。

    また、リードが足に絡まって痛い思いをしたなど、リード自体に恐怖や不安といった感情が結び付くような経験をするとリードから逃げ出そうとします。

    そのためリードで叩くなど、リードを怖がらせるようなことは絶対にしないようにしましょう。

    リードを見るだけで嫌がるようであれば、普段犬が近づくことのできる場所に置いてみましょう。

    初めはリードの周りに大好きなおやつなどをたくさん置いておき、自分からリードに近づくことができるようになったら、さらに飼い主さんからおやつをあげ、リードを「良いイメージ」に変えていきます。

    2 散歩中にリードを噛んでしまう理由

    散歩中にリードを噛んでしまう最も多い理由として、「遊んでいる」ことが挙げられます。

    特に子犬のうちは目にするもの全てに興味をもち、なんでも口に入れて噛んで遊ぼうとします。

    リードは首輪と飼い主の持ち手の間でU字型に垂れ下がり、犬の視界に入る位置にあるため、歩くたびに揺れるリードで戯れて遊びたくなってしまうのです。

    また、歯の生え変わり時期で歯がかゆい時には「かじりたい」という欲求が強くなり、余計に身近にあるリードを噛んでしまうことがあります。

    リードを噛んでしまいがちなお散歩中にもひと工夫してみましょう。
    ただ歩くだけでは犬にとって楽しい時間にはならず、退屈からリードを噛んでしまうこともあるため、
    大好きなおやつをあげてコミュニケーションを深めながら歩いたり、公園では歩いている合間におもちゃで遊んであげるなど、楽しませながらお散歩すると良いでしょう。

    犬のリードの役割と選び方

    犬のリードの役割と選び方
    521530777/ Shutterstock.com

    犬のリードは散歩をするための道具と思っている人が多いと思いますがそれだけではありません。

    リードは種類も多く、機能性も異なります。

    目的と犬に合ったリードを選ぶことで、事故の防止にもなりますし、しつけ・トレーニングもしやすくなります。

    リードの役割

    リード未着用時に起こり得る事故
    408617077/ Shutterstock.com

    リードにはいくつかの大切な役割があります。
    まずは愛犬を事故など危険なものから守る、という役割です。犬は環境の変化にとても敏感で、いくら普段お利口にしている子であっても何かの拍子に興奮したりパニックを起こしたりしてしまうことがあります。
    一度興奮やパニックになってしまうと、飼い主さんの静止の声すら耳に入ってきません。
    ですので、外を歩く時には必ずリードを装着し、急な飛び出しなどを制御できる安全な状況を作っておくことが必要です。

    次に、リードには社会の中で必要な配慮と、他の犬や第三者への危害を防ぐという役割もあります。リードに繋がれている犬は行動範囲を制限することができるため、してはいけないところで排泄をしてしまうことや、拾い食いの見落としをしづらくなりますし、他の犬や第三者に嫌な思いやケガをさせてしまうことも未然に防止できます。

    また、犬が苦手な人やアレルギーの人もいるため、近くに犬がいるだけで不安や嫌悪感を感じる人にもリードで繋がれていることで、安心してもらうことができます。
    リードには愛犬を守るだけでなく、他の犬や第三者への配慮のマナーという役割もあるのです。

    リードの種類と選び方

    リードの種類で使い分け
    1397474351/ Shutterstock.com

    【スタンダードリード】

    一般的に散歩の時に使用されているリードです。
    スタンダードリードは、リード自体の細さやナスカン(リードを留める金具部分)の大きさによって強度が異なります。
    そのため、犬種や犬の成長に合わせて買い換える必要があります。

    【ロングリード】

    スタンダードリードと比べて長いリードで「マテ」や「呼び戻し」のトレーニングに使用されることが多いです。
    長さも豊富で3mから30mほどまであります。
    素材によって耐荷重が異なるだけでなく、リード自体の重さも変わってきます。

    【ショートリード】

    スタンダードリードと比べて短いリードです。
    基本的には体高のある中・大型犬に使われるリードです。
    狭い場所などでリードによるコントロールが必要な場合や、引っ張りの強い犬のトレーニング用としても使用されます。


    【ダブルリード】

    持ち手の部分は一つですが、装着部分が二股に分かれているタイプのリードです。
    首輪とハーネスを同時に使用する愛犬にピッタリです。
    また、二股部分が長くねじれにくい「2頭引き用」として使えるものもあります。

    【フレキシブルリード】

    伸縮する巻取り型のリードです。
    普段の散歩では短くして、広い公園などでは伸ばして使うことがボタンひとつでできます。
    一方で、スタンダードリードのようにリードを手繰って犬を引き寄せるということができなかったり、ボタンを押すと一気にロックがかかるので犬が思いっきり走っている時には犬にも飼い主にも強い衝撃を与えるため要注意です。

    【ハンドフリーリード】

    名前の通り両手が空くタイプのリード。
    肩に斜めにかけるタイプや腰に付けるタイプがありますが、大きな違いはありません。
    両手が空くので愛犬とのランニングやトレッキングなどのアウトドアに最適です。

    まとめ

    まとめ
    796728268/ Shutterstock.com

    リードはお散歩の時だけではなく、遊びやトレーニングなどさまざまな場面で利用できるグッズです。

    それと同時に犬と第三者の安全を守るためのものでもあります。

    愛犬の年齢や使用する場面に合わせて使い分けることで、より安全により楽しい時間を過ごすことができるので、お気に入りのものを見つけてみてください。

    ライター:長根 あかり Akari Nagane
    監修者:鹿野 正顕(学術博士)

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