コンテンツへ

出典 : pixta_38613806

掲載日:2020.04.15

【ドッグトレーナー監修】なぜ犬は逃げるの? 原因や理由、心理状態や改善策は?

「愛犬を呼んでも来ない」「近寄ると逃げ去る」「触ろうとすると後ずさりする」などのお悩みは意外とよく聞かれるもの。最初の頃は呼ぶとすぐに来ていたのにいつの間にか逃げるようになってしまった、という場合もあるようです。愛犬が呼んでも来ない原因や理由はどこにあるのでしょうか。改善策とともに解説します。

犬が「逃げる」原因や理由、心理状態は?

犬 逃げる 原因 理由
pixta_59335606

愛犬が呼んでも来なくなってしまうのはなぜでしょうか。
さまざまな原因が考えられますが、中でも理由の多くに挙げられるのが「呼ばれて飼い主さんのもとに行ったら、楽しくないこと、嫌なことがあった」という経験です。

犬が「嫌だな、楽しくないな」と感じた経験を重ねると、「呼ばれたあとに嫌なことがある」と学習し、飼い主さんの呼びかけを拒否するようになってしまうことがあります。
つまり、呼ばれたことが嫌なのではなく、呼ばれたあとの「嫌なこと」から逃げているというわけです。

この「楽しくなくないこと」「嫌なこと」として犬が感じる代表的なものとしては、①嫌がる抱き方やつかまえ方、②健康管理やケアなどがあります。

犬が「逃げる」原因や理由①【嫌がる抱き方・つかまえ方】

犬 逃げる 原因 理由 嫌がる抱き方 つかまえ方
pixta_60563417

呼ばれた後に犬が嫌な思いをするシチュエーションの一つに、「犬にとって嫌な抱かれ方をした」場合があります。

犬は、正面から覆いかぶされたり、上からのぞきこまれたりする人の動作に恐怖を感じやすいです。
特に小型犬は、その目線が低いため大型犬などに比べると恐怖に感じやすいですが、多くの小型犬の飼い主さんは正面から覆いかぶさるように抱こうとするため、飼い主の手や体の動きに敏感になってしまう犬も多く見受けられます。

犬が「逃げる」原因や理由②【健康管理やケア(爪切り・歯ブラシなど)】

犬が「逃げる」原因や理由②【健康管理やケア(爪切り・歯ブラシなど)】
pixta_21444242

飼い主さんが犬を呼ぶシチュエーションのもう一つに「健康管理やケアを行う」場合があります。

犬は、基本的な性質として自分の意図に反したときに身体に触れられたり拘束されることが得意ではありません。
そのため、多くの犬は爪切りや歯磨き、耳掃除やブラッシングなどの健康管理を苦手とします。

どんなにおやつおもちゃなど、ご褒美を使って呼び寄せる練習をしていても、飼い主さんに近づいた後に苦手な健康管理やケアをされれば、呼び寄せたあとの「嫌なこと」の経験は変わりません。

そのため、犬が呼ばれても嫌がらないようにするためには、爪切りや歯磨きなどのケアそのものにも慣らす練習が必要となります。

犬が「逃げる」改善のポイント①「抱き方・つかまえ方を変える」

犬が「逃げる」改善のポイント①「抱き方・つかまえ方を変える」
pixta_40516229

犬が経験を重ねて学習したことを改善させるのは、とても難しく、根気が必要になりますが、まずは日頃の犬の抱き方やつかまえ方を見直してみてください。

前述したように、犬は正面から覆いかぶされたり、上からのぞきこまれたりする人の動作に恐怖を感じやすいです。
そのため、日頃から犬を抱き上げるときは目線を下げ、犬の横側から抱き上げるように心がけましょう。

犬が「逃げる」改善のポイント②「楽しいことと結びつける」

犬が「逃げる」改善のポイント②「楽しいことと結びつける」
pixta_61608802

抱き上げたりつかまえたりする際に、大好きなご褒美を与えながら行えば、「嫌なことがあった」という経験を「いいこと」「楽しいこと」の経験に逆転させることが出来ます。
ご褒美を与える際、そのまま与えてしまうとすぐに食べてしまうため、コングなどの知育玩具に大好きなおやつを入れて舐めさせながら与えれば、抱きあげている間はご褒美に気を反らして楽しいことを経験させてあげられます。
嫌がる犬を追いまわして捕まえたり、むりやり連れ出してしまえば、犬はさらに「嫌なこと」の経験を重ねることになり、ますます「呼んでも来ない」という負のスパイラルに陥ってしまいます。
上述した方法でもうまくいかない場合は、問題を悪化させないためにも飼い主さんだけで解決しようとはせず、すぐに専門家へ相談しましょう。

犬が「逃げる」改善のポイント③「苦手なことを慣らしていく」

犬が「逃げる」改善のポイント③「苦手なことを慣らしていく」
pixta_63252201

健康管理やケアなどを嫌がる犬は、体を触られること自体を苦手に感じている子も多いため、日々の生活から少しずつ身体に触れられることに慣れるようにしていきましょう。

たとえば爪切りが苦手な犬の場合は、最初の段階として足を持たれることへの警戒心をやわらげることが必要です。

まずは一瞬だけ足を触ることからはじめ、少しずつ触る時間を長くしていきます。
このとき、嫌がらずにできたらその都度ほめて、ご褒美をあげることを忘れずに。
足が触れるようになったら、足を持たれることに慣れさせます。
足を持たれても嫌がらなくなったら、爪にヤスリをかける練習をします。
ヤスリがけが嫌がらずにできるようなれば、爪切りもできるようになるはずです。

このように、決して結果を焦らず、少しずつ段階を踏んで進めていくことが重要ですが犬によっては、強い恐怖心を持ってしまいなかなか慣らすのが難しい場合もあるため、苦手なものを慣らす際には専門家に相談しましょう。

犬が「逃げる」まとめ

犬 逃げる まとめ
pixta_563530

飼い主さんが呼んでも来ない理由、思い当たることはありましたか?
飼い主さんにとっては些細なことも、愛犬にとっては衝撃になることはたくさんあります。
そんなつもりはなくても、犬を怖がらせてしまっていることがあるかもしれません。
犬の気持ちに寄り添って、嫌な思い、怖い思いをさせたことがなかったか、考えてみてくださいね。
そして、犬の気持ちに寄り添いながら、無理強いはせず、少しずつ改善していきましょう。

ライター:石川 明加 Haruka Ishikawa
監修者:鹿野 正顕(学術博士)

トラベル特集

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む

トラベル特集

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む

トラベル特集

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む

ライフ特集

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む

この記事に関連するおすすめ

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む
×

「いいね!」で記事へリアクションできるようになりました。

ページの先頭に戻る