コンテンツへ

出典 : pixta_2044296

掲載日:2020.04.15

【獣医師監修】アスリート系のウィペットと、とことん遊びつくそう

気品あふれる見た目でも人々を魅了する、ウィペット。抜群の運動神経を誇る活発な犬種なので、ドッグスポーツやアクティブな旅行のパートナーとして最適です。そんなウィペットの歴史、かかりやすい病気、生活のコツなどを心得ておきましょう。

ウィペットの歴史

ウィペットの歴史
pixta_12916885

ウィペットは約100年前にイギリスで誕生した、比較的新しい犬種です。
小型のグレーハウンドとテリア種を交配して、ウサギを追う競技に適した犬として作出されました。
当初は、英語で「すばやく咬みつく、ボキッと折れる」ことなどを意味するスナップ・ドッグと呼ばれていました。
ウサギを噛む力が強かったことがわかる呼び名です。
時代の移り変わりとともにレースの主役がグレーハウンドになると、スナップ・ドッグという名はウィペットに変わり、その活躍の場もドッグショーへと移りました。

ウィペットのサイズや被毛など、身体的な特徴

ウィペットのサイズや被毛など、身体的な特徴
pixta_1731970

ウィペットの体高はオスが47~51cmで、メスは44~47cmです。
馬のムチ(ウィップ)にちなんで命名されたことからもわかるように、ウィペットは馬のように速く、またムチがしなるように伸びやかに走ります。
走る際に空気抵抗を少なくするために、体の幅や頭部の幅が狭いのも特徴です。
イタリアン・グレーハウンド
(通称イタグレ)と外観がよく似ていますが、体高はウィペットが10cm高く、ウィペットのほうがイタグレよりも筋肉質です。
ウィペットは短毛で、レッド、フォーン、ブリンドル、ブルー(グレーのような色)、ブリンドル&ホワイト、ブルーブリンドル&ホワイトなどあらゆる毛色が認められています。

ウィペットとの快適生活のポイント

ウィペットは家族に対して愛情深く、社交的で陽気な性格です。
多頭飼育をしても、同居犬と喧嘩をすることはないでしょう。
ほとんど吠えることもありません。
順応性が高いので、旅行のパートナーとして最適です。
ただ、ウィペットは根っからのアスリートなので、豊富な運動量が必要です。
毎日のお散歩では、歩くだけでなくドッグランなどで思う存分走らせてあげましょう。
お散歩中に小動物を見つけると、ウサギを追っていた時代の本能が目覚めてしまうかもしれません。
ウィペットには、マテと呼び戻しのしつけは必須です。
運動神経抜群のウィペットに充足感を与えてあげるためにも、飼い主さんが純粋に愛犬と楽しむためにも、ドッグスポーツにチャレンジするのもおすすめです。
アジリティー、フリスビー、フライ・ボールなど、どんなドッグスポーツでもウィペットは大活躍をしてくれるでしょう。

ウィペットの平均寿命は?

日本の家庭犬の平均寿命は、約14歳です。
ウィペットの平均的な寿命は11~14歳ほどだと考えられます。

ウィペットのかかりやすい病気

ウィペットのかかりやすい病気
pixta_2109513

ウィペットは、以下の病気に比較的かかりやすい傾向があります。

・骨折

ウィペットは筋肉質で丈夫な体を持っていますが、あまりにも高いジャンプが可能であるため、着地した際に前肢を骨折することがあります。
特に、シニアになって骨や関節が弱くなると、骨折しやすくなるので注意が必要です。
ドッグスポーツの練習は、なるべく芝生などの柔らかい地面を選んで行ってください。
シニアになったら、ドッグスポーツを引退させて足腰を労わる生活に切り替えるのも大切です。
犬が骨折をした場合は、ギブス固定よりも、主には外科手術による治療が行われます。

・皮膚疾患

ウィペットには皮膚疾患がたまに見られます。
アトピー性皮膚炎、膿皮症、マラセチア皮膚炎などにかかる可能性があります。
愛犬が痒がっている様子を見せたり、体の臭いが強くなったように感じたりしたら、皮膚トラブルを生じているかもしれないので獣医師に相談を。
皮膚炎の原因を突き止め、その皮膚炎にマッチした治療法を行うことが大切です。

・胃捻転胃拡張症候群

ウィペットのように胸が深い犬種は、胃捻転を起こしやすいので要注意。
吐きたそうにしているのに吐けないでいる、不安そうな表情で部屋をウロウロと動き回る、部屋の隅で苦しそうに座っている、よだれを流すといった症状に気付いたら、診察時間外でも急患を受け入れている動物病院にすぐ向かってください。
胃捻転胃拡張症候群は処置が遅れると、命を落とす危険性が高まります。
動物病院では、緊急手術によって治療を行うことになるでしょう。
予防のために、去勢・避妊手術の際に胃固定手術を依頼する飼い主さんも、少なくありません。
日常生活で予防するには、食後は最低でも2時間は運動を控えてください。
早食い防止食器を使用したり、運動後は水を少量ずつ与えたりして、早食いやガブ飲みをさせないのも予防策になります。

ウィペットとの旅行の秘訣

ウィペットとの旅行の秘訣
pixta_1732017

ウィペットは丈夫な犬種ですが、寒さは少々苦手。
散歩中に歩いたり走ったりしている時は、イタグレとは違って冬でも特に洋服は不要です。
けれども、旅行中に屋外でじっとしている時間がある場合は、防寒着を着せてあげましょう。
宿泊先やレストランなどの室内でも、抜け毛の飛散を防止するために洋服を活用すれば、マナー面でも安心です。
家族のそばにいるのを好む犬種なので、旅行中もなるべくひとりにさせないように気遣ってあげたいものです。
また、運動が大好きなので、宿泊先は広いドッグランを備えているところがベスト。
ロングリードも持参して、チャンスがあれば誰もいない野山や砂浜などを走り回らせてあげれば、ウィペットも大喜びすることでしょう。

ウィペットの価格相場は?

ウィペットの価格相場は、15~40万円ほど。
ドッグショーでチャンピオンを獲得している親犬やドッグスポーツで優秀な成績を残した親犬から生まれた子犬は、価格が高くなる傾向にあります。

まとめ

まとめ
pixta_12586846

ウィペットが満足できるだけの豊富な運動量を提供できさえすれば、性格面でも健康面でもお手入れのしやすさでも、飼いやすさ満点のウィペット。
旅行にドッグスポーツにと、ウィペットとの暮らしを存分に満喫してくださいね。

ライター:臼井 京音 Kyone Usui
監修者:箱崎 加奈子(獣医師)

トラベル特集

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む

トラベル特集

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む

トラベル特集

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む

ライフ特集

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む

この記事に関連するおすすめ

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

  •    
  •    

                                                         

戻る
進む
×

「いいね!」で記事へリアクションできるようになりました。

ページの先頭に戻る