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    掲載日:2020.10.28

    【鹿野先生のおでかけレッスン ワン・2・3!】Vol.6 愛犬の「分離不安」を解消するトレーニング

    愛犬とのおでかけを安心して楽しむためのトレーニングを学ぶシリーズ6回目のテーマは、「分離不安」の解消。飼い主さんと離れている時間も、愛犬が落ち着いて過ごせるようになる方法をドッグトレーナーの鹿野正顕先生に教えていただきます。

    そもそも分離不安って?

    そもそも分離不安って?

    ―愛犬が留守番中に吠え続けてしまったり、家の中のものを壊したりしてしまいます。何か問題があるのでしょうか?

    鹿野正顕(かのまさあき)先生(以下、鹿野):そもそも、愛犬は飼い主さんのことが大好きで、いつも一緒にいたい、かまってほしいという気持ちを持っています。
    家の中でも飼い主さんの後追いをしたり、姿が見えなくなると吠えてしまったりするのは、そのためです。

    特に子犬のころは飼い主さんと一緒に遊びたい、飼い主さんに甘えたいという気持ちが強く、後追いがひどくなる時期がありますが、一般的には成長するにしたがって、少しずつ飼い主さんと離れて過ごせるようになるものです。

    しかし、中には成犬になっても飼い主さんと離れて過ごすのに慣れることができず、留守番中に吠え続けたり、家の中のものを壊してしまったりする犬もいて、中には「分離不安症」として獣医師の治療が必要になるケースもあります。

    分離不安の傾向を取り除いておくことが大切

    分離不安の傾向をそのままにしておくと、たとえば旅行先のホテルで飼い主さんが食事や入浴のために愛犬を部屋に残すと、その間ずっと吠え続けてしまったり、災害発生時に避難先で飼い主さんと別々に過ごさねばならなくなったときなどにも、不安のために吠え続けてしまうおそれがあります。

    より安心して快適に暮らすためにも、飼い主さんと離れているときも落ち着いて過ごせるように愛犬をトレーニングし、分離不安の傾向を取り除いておくことが大切です。

    トレーニングの基本はクレートで過ごせるようにすること

    トレーニングの基本はクレートで過ごせるようにすること

    ―具体的に、どんなトレーニングをすればよいのでしょうか?

    鹿野:分離不安の解消には「クレート」の活用がおすすすめです。
    以下の手順にしたがって、トレーニングをすすめてみましょう。

    <STEP1> クレートに慣れさせる

    クレートに慣れさせる

    まずはVol.1で紹介したクレートトレーニングを行い、愛犬にクレート=居心地がよい場所だということを覚えさせましょう。

    クレートに入りたがらない場合や入っても吠え続けてしまうような場合は、フードやおやつを詰めたコングを与えると効果的です。

    <STEP2> 飼い主さんの姿が見えない場所にクレートを置く

    クレートに慣れてきたら、飼い主さんの見えない場所にクレートを置く
    クレートに慣れてきたら、飼い主さんの見えない場所にクレートを置く

    クレートで過ごすことに慣れてきたら、愛犬から飼い主さんが見えない場所にクレートを置いてみましょう。

    最初は飼い主さんの姿が見えなくて吠えてしまうかもしれませんが、先程と同じく、コングを与えるなどして、少しずつ「クレートの中は居心地が良い、クレートに入ると良いことがある」ことを覚えさせ、自分だけで過ごしていても安心であることを経験させましょう。

    <STEP3> 同じ室内にいない時間を少しずつ増やす

    飼い主さんが別の部屋に行っても落ち着いて過ごせるようにトレーニングを
    飼い主さんが別の部屋に行っても落ち着いて過ごせるようにトレーニングを

    飼い主さんの姿が見えない場所で過ごすことに慣れてきたら、今度は飼い主さんが同じ室内にいない間もクレートの中で過ごせるようにしていきます。

    数分間から始めて、少しずつ別の部屋にいる時間を延ばしていき、最終的には飼い主さんが外出している間も落ち着いてクレートの中や室内で過ごせるように、トレーニングを続けましょう。

    一人で悩まず、ドッグトレーナーや専門施設に相談を

    留守番が難しい場合は、犬の幼稚園などの活用も
    留守番が難しい場合は、犬の幼稚園などの活用も

    トレーニングを繰り返しても、留守番中に吠えてしまうなど分離不安の傾向が解消しない場合は、犬向けの幼稚園(他の犬とともに過ごせる施設)のような施設に愛犬を預けてみるのも一案です。

    ドッグトレーナーや他の犬と触れ合う時間を持つことで、社会性を育み、飼い主さんと離れている不安を和らげることができるかもしれません。

    飼い主さん一人で問題を抱え込まず、まずは、ドッグトレーナーなど専門家に相談してみてください。

    ライター:相山 華子 Hanako Aiyama
    監修者:鹿野 正顕(学術博士)

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