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掲載日:2021.09.17

【獣医師監修】犬の暑さ対策はどうする?留守中やグッズ選びのポイントは

室内犬でも外飼いでも、暑さ対策は必要です。日常生活はもちろん、散歩時、留守番中、旅行時など、人間より暑さに弱い犬たちの暑さ対策をしっかり行って、熱中症や体調不良から守ってあげましょう。おすすめの暑さ対策グッズなどについても紹介します。

犬は暑さに弱い?犬の暑さ対策は重要

犬は熱中症にかかりやすいため暑さ対策が重要
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犬はそもそも、人間よりも暑さに弱い動物です。
その理由は、人間のように全身で汗をかいて熱を逃せないからです。
犬の主な放熱方法は口呼吸によるパンティング(動物が体温調節のために行う、あえぐような呼吸のこと)で、これは人間の発汗よりも効率が良くありません。
身体に熱が溜まることは、熱中症の発症原因になります。犬は人間より、熱中症にかかりやすい動物でもあるのです。
そのため、愛犬との生活で暑さ対策は欠かせません。

日常生活での犬の暑さ対策に必要なものは

散歩時は保冷剤を仕込めるバンダナやハーネスの装着を
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愛犬との生活では、暑さ対策の最強アイテムとしてエアコンを活用したいものです。
室内でも犬の発症例が多い熱中症は、高温だけでなく多湿な環境が発症リスクを高めますが、扇風機では湿度を下げることができません。
飼い主さんはエアコンなしで扇風機を回して眠っても快適かもしれませんが、特に呼吸による放熱が苦手な短頭種と暮らしている場合、就寝時もエアコンを使って高温多湿な環境にならないようにしてください。

エアコン以外の暑さ対策グッズとしておすすめなのが、アルミマット(アルミ板)や大理石マットです。
子犬やいたずら好きな愛犬も、アルミや大理石のマットならば爪や歯でボロボロにできないので誤飲の心配がありません。
サークル内やドッグベッドの横など、室内にいくつか設置してあげると良いでしょう。
散歩から帰ってから、アルミマットに直行して身体を冷やそうとする犬も少なくありません。

夏の散歩は、早朝や夕方以降がベストです。
歩道のアスファルトを飼い主さんが素手で触ってみて、熱いと感じる時間帯は散歩しないようにしましょう。
散歩時の熱中症対策グッズとして、保冷剤を仕込めるバンダナやハーネスの装着を。
黒やブラウンの濃い毛色の犬や、特に暑さに弱い短頭種などには、UVカット加工などが施された冷感ウェアを着せるとさらなる暑さ対策になります。
もちろん、散歩中はこまめに水分補給をさせましょう。
おしっこを流す水として持参するペットボトルには、飲み水もたっぷり入れておいてください。

犬を留守番させる時にすべき対策は

夏期の留守番の際は冷房をつけたままにし、直射日光に注意
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愛犬を留守番させる際も、暑さ対策は怠らないようにしましょう。

サークルやクレートで愛犬を過ごさせる場合、直射日光が当たらないように要注意。
遮熱可能なレースカーテンを使ったりしながら、愛犬が過ごす場所が暑くならないように工夫してください。
西日を浴び続ける壁際ぴったりに、サークルやクレートをくっつけないようにもしたいものです。

夏期はもちろん、飼い主さんの留守中も冷房をつけっぱなしにしておきましょう。
雨天や曇天で外気が涼しくても、多湿な環境では熱中症の発症リスクが高まるので油断は禁物です。

ただし、冷房で身体が冷えた場合に暖をとれるよう、フワフワのドッグベッドも置いていってあげてください。
サークルやクレートには、エアコンの風が愛犬に直接当たらないようにもしておきましょう。

旅行中の暑さ対策は

旅行は屋外にいる時間が長くなりがち。暑さ対策グッズの持参を
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旅行中の暑さ対策も、日常生活と同様に行いましょう。

ただ、屋外にいる時間が長くなりがちな旅行中は、保冷剤が途中で機能を失いがち。
そのような時のために、濡れタオルを活用するのがおすすめです。
旅行には、濡らして絞ると冷たく感じる“冷感タオル”などを事前に購入して持参すると良いでしょう。
身体が熱くなった愛犬の全身を濡れタオルで包んだり、太い血管が走っている首まわりや鼠径部などをピンポイントで冷やしてあげてください。

愛犬が舌を出してハァハァとバテてしまっているような時は、旅先のコンビニやスーパーで氷を入手して、それをビニール袋に入れて、首の後ろや鼠径部を冷やすようにすれば、熱中症予防になります。

マイカーを利用しての旅行ならば、クーラーボックスを持参すると、愛犬の暑さ対策グッズの保管などに役立ちます。
また、宿泊先に冷凍庫付きの冷蔵庫がある場合、外出時のためにペットボトルに水を入れて凍らせておき、それをクーラーボックスに入れておくと良いでしょう。

外飼いの場合にすべき対策は

屋外飼育の場合、犬舎は日陰に。猛暑日は可能な限り屋内へ
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屋外飼育の愛犬のためにも、暑さへの対策を。

猛暑日の日中は可能な限り屋内で過ごさせてあげたいものですが、もし外で過ごさせるなら、犬舎(犬小屋)に工夫が必要です。
犬舎は日陰を選ぶのがベストです。
犬舎の屋根に日光が当たる時間帯が発生する場合、エアコンの室外機用の遮熱アルミシートを貼るのも対策のひとつ。

庭で涼をとるために、愛犬は土を掘って冷たい部分を探す習性があります。
愛犬が過ごす場所で土を掘ったとしても叱らず、大目に見てあげてください。

まとめ

愛犬のために正しい知識を得て暑さ対策を万全に
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犬は人間よりも暑さに弱く熱中症の発症リスクが高いことを心に留めつつ、高温多湿な時期は暑さ対策を万全に行いましょう。
散歩時や旅行時は、暑さ対策グッズを活用しながら、愛犬の身体が熱くならないように気をつけたいものです。

飼い主さんも愛犬も健康な毎日を過ごせるように、正しい知識を得て役立ててくださいね。

  • メインビジュアルは、イメージ(pixta_68391559)です。
ライター:臼井 京音
監修者:箱崎 加奈子

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