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掲載日:2025.07.10

空港からアクセス良好。秋に行きたい「食の旅」スポット10選

夏の暑さも落ち着き、食の魅力がいっそう引き立つ秋。この季節にこそ味わいたい料理やスイーツのほか、フルーツ狩りが楽しめるスポットをエリア別にご紹介します。空港からのアクセスもスムーズなため、飛行機で巡る秋のグルメ旅にもぴったりです。

北海道千歳市:鮭をテーマにした道の駅

鮭の遡上丼4,378円(税込)。数人でシェアするのがオススメ

鮭グルメを堪能するなら、鮭や鱒で有名な千歳川が流れるエリアにある「道の駅 サーモンパーク千歳」がおすすめです。ここではサーモンの魅力を通じて、北海道の食文化や観光資源を届けています。

施設内フードコートには7店舗が並び、なかでも人気なのが「海鮮丼とと丸食堂」の「鮭の遡上丼」。重さはなんと1.2キログラムもあり、サーモンをはじめ、ビンチョウマグロや赤身など5種類の海鮮が、鮭の形をした特製プレートに盛りつけられた迫力満点の一品です。

道の駅なので、駐車場も広々している

フードコートで鮭のグルメを堪能したあとは、ショップで海の珍味や出汁などの調味料をお土産に買ってみるのはいかがでしょうか。鮭関連商品をはじめ、北海道産の野菜やフルーツ、加工品も豊富にそろっており、旅の思い出にぴったりの一品が見つかるはずです。

道の駅 サーモンパーク千歳

  • 住所:北海道千歳市花園2丁目4-2
  • TEL:0123-29-3972
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休:無休
  • アクセス:JR千歳駅より徒歩約15分、または新千歳空港より車で約15分
  • ウェブサイト:道の駅 サーモンパーク千歳

北海道函館市:数品種が入ったカラフルなフライドポテト

彩りフライドポテト600円(税込)。店頭では揚げたてが食べられる

秋に収穫の最盛期を迎えるジャガイモ。北海道・函館にある農家直営のジャガイモ専門店「じゃがいもFACTORY」では、色とりどりのフライドポテトが話題を呼んでいます。人気商品の「彩りフライドポテト」は、農場で生産する55品種がランダムに入っており、食感や風味の違いを楽しみながら食べ比べることができます。

店内の壁一面に陳列されるジャガイモ

同店では、100グラム単位でジャガイモの量り売りも行っています。常時40〜50種類(品種ごとに無くなり次第終了)が並び、色やサイズ、形などを実際に比べながら購入可能。品種ごとに説明が添えられているため、料理の用途にあったものを選べます。生産者直営だからこそ実現可能な販売スタイルが多くの方に支持されています。

じゃがいもFACTORY

  • 住所:北海道函館市五稜郭町3-16
  • TEL:0138-83-5254
  • 営業時間:11:00〜18:00
  • 定休:木曜日、第1水曜日
  • アクセス:市電「五稜郭公園前」電停より徒歩約8分 函館空港より車で約20分
  • Instagram:じゃがいも FACTORY (@jagaimo_factory)

宮城県:観光果樹園で秋のフルーツを収穫

収穫体験の際はリュックやカバンなどの荷物は持ち込まないように

「せんだい農業園芸センター みどりの杜 観光果樹園」では、例年8月下旬から10月中旬にかけてブドウ狩りと梨狩りが楽しめます。ブドウはブラックビートやシャインマスカットなど、梨は幸水や秀玉など、さまざまな品種を育てています収穫体験では、その時期にいちばんおいしい旬の品種を案内してもらえるため、フルーツのみずみずしさと豊かな甘みを存分に味わえます。

施設外観。園内の季節の花も見どころ

「農業のことを、食べて、触れて、学べる」をテーマにした同施設には、観光果樹園のほか、ジェラートやソフトクリームなどを提供するカフェ、採れたてのフルーツ・野菜を販売する直売所や公園も併設しています。フルーツ狩りを楽しんだあとはカフェで休憩したり、園内をゆっくり散策しながら、秋の実りを五感で感じてみてはいかがでしょうか。

せんだい農業園芸センター みどりの杜 観光果樹園

  • 住所:宮城県仙台市若林区荒井字切新田13-1
  • TEL:022-762-9688
  • 営業時間:8:30~17:00
  • 定休:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
  • 料金:※参考として、2024年度の情報を記載
    • 梨狩り1セット(4~6個)平日1,800円(税込)、土日祝2,000円(税込)
    • ブドウ狩り1セット(2~3房)平日2,000円〜4,000円(税込)、土日祝2,200円〜4,200円(税込)
  • アクセス:ウェブサイトをご確認ください
  • ウェブサイト:せんだい農業園芸センター みどりの杜 観光果樹園

           予約はこちら

秋田県:新米をきりたんぽ鍋で味わう

きりたんぽ鍋(中鍋)4,290円(税込)。たんぽには「秋田こまち」を使用

新米の季節には、秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」を味わってみませんか。きりたんぽ鍋を味わうなら、毎日炭火で丁寧に焼き上げるたんぽと比内地鶏でとったスープがこだわりの「秋田きりたんぽ屋」へ。自家製のたんぽは、通常よりも大きく、食べ応え十分です。ゴボウをはじめネギ、マイタケ、セリといったたっぷり野菜が加わり、体にもやさしい一品に仕上がっています。

古民家風の店内にはマタギ(狩人)の狩猟道具などが飾られている

きりたんぽ鍋のほか、「しょっつる」や「いぶりがっこ」など、地元食材を活かした郷土料理もそろいます。36の蔵元から仕入れたという、こだわりの地酒をたしなみながら、秋田の食文化を存分に味わいましょう。

秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店

  • 住所:秋田県秋田市中通2-7-6 緑屋ビル1F
  • TEL:018-801-2345
  • 営業時間:17:00~24:00 日・祝11:30~15:00、17:00~23:00
  • 定休:無休
  • アクセス:秋田駅より徒歩約2分 秋田空港より車で約30分
  • ウェブサイト:秋田きりたんぽ屋 秋田駅前本店

東京都:かぼちゃ尽くしのスイーツ

丸ごとかぼちゃプリン1,800円(税込)は9月中旬から10月の期間限定

秋といえば、やはり思い浮かぶのはかぼちゃ。街にはかぼちゃを使った装飾やスイーツがあふれ、見た目にも楽しく、季節の訪れを感じさせてくれます。秋ならではの味覚として、かぼちゃの美味しさを存分に楽しめるのが、下北沢にある「202カリー堂」の「丸ごとかぼちゃプリン」。種を取り除いた北海道産の坊っちゃんかぼちゃの中に、なめらかなかぼちゃのプリンやモンブランを詰め、オーブンでじっくり蒸し焼きにした一品です。お好みでメープルシロップをかけたり、シナモンとパンプキンシード、アーモンドをかけたりして味の変化を楽しむのも格別です。

ドライフラワーが飾られた店内はカウンター席とテーブル席あり

かぼちゃプリンのほかにも、バスクチーズケーキやガナッシュなど、スイーツのラインアップも充実。また、札幌出身のオーナーがつくる自家製のスープカリーも味わいたいところです。なかでも定番の「骨付きチキンと7種の野菜カリー」は初めての方にもぴったりの定番メニュー。どの料理も味はもちろん、見た目も華やかで、五感で楽しめる一軒です。

202カリー堂

  • 住所:東京都世田谷区代田5-34-21ハイランド202
  • TEL:03-6413-8857
  • 営業時間:9:00〜20:00 ※売り切れ次第終了
  • 定休:水曜日
  • アクセス:下北沢駅より徒歩約1分、羽田空港より車で約30分
  • Instagram:202カリー堂(@202currydou)

東京都:“目黒のさんま”を味わうならここ

目黒のさんま定食。ランチは950円(税込)、夜は1,100円(税込)で提供

秋に食べたい魚といえば、やはりサンマ。香ばしく焼き上げた脂ののった味わいは、まさに季節のごちそうです。落語「目黒のさんま」にも登場するように、その親しみやすい美味しさは、古くから庶民に愛されてきました。

そんな“目黒のさんま”を実際に味わえるのが、目黒に店を構える名店「目黒のさんま 菜の花」です。名物の「目黒のさんま定食」では、気仙沼産サンマをじっくりと焼き上げ、絶妙な塩加減で仕上げた一品を提供。手作りのお惣菜や具だくさんの豚汁とともに、秋の味覚を心ゆくまで堪能できます。

平日でも行列が絶えないので、予約がおすすめ(ランチは予約不可)

また、こちらのお店では毎月3のつく日(3日・13日・23日)を「さんまの日」とし、さんまの塩焼きをお得に提供。サンマ料理の名店として知られるこの店ならではのサービスです。

店内はカウンター席からテーブル席まで用意されており、お一人様でもグループでも気軽に立ち寄れるのが魅力。秋の味覚を求めて、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

目黒のさんま 菜の花

  • 住所:東京都目黒区下目黒1-1-15 菊ビル1F
  • TEL:03-3491-0323
  • 営業時間:11:30~14:00(13:30LO)、17:00~23:00
  • 定休:日曜日、祝日
  • アクセス:JR目黒駅より徒歩約2分、羽田空港より車で約28分
  • ウェブサイト:目黒のさんま 菜の花

京都府:秋の味覚を贅沢に味わう進化系モンブラン

竹林芋団子/宇治抹茶味600円(税込)。食べ歩きスイーツとして人気

秋の嵐山を訪れるなら、栗と芋のスイーツ専門店「京都 金ノ華 嵯峨嵐山店」で季節の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。

人気の「モンブラン芋団子シリーズ」は、やわらかな餅に芋餡を包み、香ばしい焼き栗のペーストを贅沢に絞った逸品。味は焼き栗、宇治抹茶、京ほうじ茶、あまおうの4種類。ひと月に7,000本以上売れるという大人気スイーツで、SNSでも話題を集めています。

モンブランケーキや芋団子のペーストは注文してから絞ってくれる

店内は洗練された落ち着いた雰囲気で、モンブランケーキや大学芋なども販売。全商品テイクアウト可能なので、紅葉散策のお供やお土産にもぴったりです。

風情ある嵐山の景色とともに、秋の甘味に心ほどけるひとときを過ごしてみては。

京都 金ノ華 嵯峨嵐山店

  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町9-2 EBISU92ビル101
  • TEL:075-812-9878
  • 営業時間:10:00〜18:00
  • 定休:不定休
  • アクセス:嵯峨嵐山駅より徒歩約1分 大阪国際空港より車で約1時間
  • ウェブサイト:京都 金ノ華 嵯峨嵐山店

兵庫県:山の芋を練り込んだユニークな食パン

山の芋食パン750円(税込)はフライパンでトーストするのがおすすめ

兵庫県は全国有数の「山の芋」の産地。なかでも丹波篠山は、その豊かな土壌と気候が育む、風味豊かで粘りの強い山の芋の名産地として知られています。

そんな地元食材を活かしたパンを届けているのが、丹波篠山のパン屋「Bakery HIkoOKI」。秋から冬に旬を迎える山の芋をすりおろした“トロロ”を生地に練り込んだ「山の芋食パン」は、お店の名物商品です。水分量や焼き加減を細やかに調整することで、ねばりのある山の芋を使いながらもしっとり、モチモチとした理想の食感に。トーストすればホクホクとした口当たりも楽しめます。

「丹波篠山市地域おこし協力隊」として活動していたこともある児島さん

オーナーの児島さんは、丹波篠山の素材に魅せられてこの地で店を構え、山の芋や黒豆など地元の食材をふんだんに使ったパンづくりを続けています。定番の山の芋食パンはもちろん、秋限定の「黒枝豆フランス」も毎年楽しみにするファンの多い人気商品です。

丹波篠山の風土と素材の魅力が詰まったパンを、旅のひとときや日々の食卓で味わってみてはいかがでしょうか。

Bakery HIkoOKI

  • 住所:兵庫県丹波篠山市杉264-1
  • TEL:090-6321-6813
  • 営業時間:10:00-17:00 ※売り切れ次第終了
  • 定休:月曜日、火曜日、水曜日
  • アクセス:JR福知山線「篠山口駅」より車で約6分 大阪国際空港より車で約45分
  • Instagram:Bakery HIkoOKI

福岡県:蒸してつくるウナギの郷土料理

せいろ蒸し(きも吸・香物付)4,800円(税込)。ウナギやごはんのふわふわ感がたまらない

夏から秋にかけて旬を迎えるウナギも見逃せません。その美味しさを存分に味えるのが、天然ウナギの名産地である福岡県の柳川に本店を構える「元祖 本吉屋」。

名物の「せいろ蒸し」は、秘伝のタレを絡めた白米を蒸した後、その上に焼き上げた国産ウナギの蒲焼と金糸卵をのせ、さらにもう一度蒸しあげるという贅沢な一品。タレの染みたご飯とウナギが一体となった、柳川ならではの味わいです。

お座敷にゆったりと座りながら、食事ができる

1681年創業の同店は「せいろ蒸し」発祥の店として有名です。今もなお職人の手による丁寧な炭火焼きと、代々受け継がれる製法を守り続けています。創業以来からの製法を大事にしているからこそ、300年以上経った今もなお愛され続けています。

歴史ある町・柳川で、風情あるひとときとともに、季節の味覚・ウナギの極みをぜひ堪能してみてください。

元祖 本吉屋 本店

  • 住所:福岡県柳川市旭町69番地
  • TEL:0944-72-6155
  • 営業時間:10:30~20:00
  • 定休:月曜日
  • アクセス:福岡空港より車で約1時間
  • ウェブサイト:元祖 本吉屋 本店

福岡県:蜜があふれるほど甘い壺焼き芋

冷やし壺焼き芋(Mサイズ)420円(税込)。輪切りにすると、芋ようかんのような食感に

秋の訪れとともに恋しくなる焼き芋。なかでも注目を集めているのが、「壺焼き芋 N.sweet」の壺焼き芋です。まるでスイーツのように甘く、ねっとりとした食感が特徴。使用するのは、甘みの強い紅はるかを中心とした熟成サツマイモ。壺の中につるし、遠火でじっくり約2時間かけて焼き上げることで、栄養素を逃さず、蜜がしっかりと閉じ込められた極上の一本に仕上がります。

備長炭を使用し、じっくりと焼き上げる

また、壺焼き芋を使ったアレンジメニューも見逃せません。表面を香ばしくあぶった「壺焼き芋ブリュレ」や、なめらかで濃厚な「壺焼き芋スムージー」など、サツマイモの新たな魅力を引き出した一品が揃っています。

実は、店主自身がもともと焼き芋が苦手だったというのも驚き。だからこそ、誰が食べても「美味しい」と思える焼き芋を追い求め、試行錯誤の末にたどり着いたのがこの壺焼き芋。甘さの奥に職人のこだわりが光る一品を、ぜひ味わってみてください。

壺焼き芋 N.sweet

  • 住所:福岡市城南区七隈2-2-43
  • TEL:092-985-9836
  • 営業時間:12:00〜19:00、土11:00〜18:00、日10:00〜17:00
  • 定休:火曜日
  • アクセス:福岡空港より車で約30分
  • ウェブサイト:壺焼き芋 N.sweet
  • 記載の内容は2025年5月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
ライター:上石 薫(minimal)
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