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【女子力アップ応援企画】
出雲・松江でご縁祈願&美肌の湯巡り

2016.01.21ANA Original - ANAオリジナル -

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八重垣神社「鏡の池」での縁占い

今やすっかりお馴染みになったパワースポット巡り。全国には様々な種類のパワースポットがありますが、妙齢の女性にとって一番気になるのはやはり「縁結び」でしょう。そこで今回は、島根県出身で幼い頃から縁結びで有名なパワースポットに通い詰めた私が、島根県の出雲市と松江市にある、御利益の高い神社をご紹介します。

Text by
Naoko Sumita

まずは大本命、出雲大社へ

縁結び祈願ならば、なにはともあれ出雲大社へ行きましょう。日本最古の歴史書「古事記」に登場するほどその歴史は古く、国譲りの神として知られる大国主命(おおくにぬしのみこと)が主神。江戸時代以降、縁結びの神として全国的に名が広まったと言われています。

出雲大社があるのは一畑電車「出雲大社駅」から徒歩5分。参道には縁結びグッズを扱うおみやげ屋さんがこれでもか!というほど並びます。近年急激に増えたのは、ぜんざいをだす店。なんでもぜんざいは出雲発祥だそう。

個人的には、出雲大社の魅力は二の鳥居から続く長い参道にあると思っています。

出雲大社、参道
参道の中央は神様の通り道。端の方を静かに歩いて

全国的にも珍しい下り参道で、両脇を巨木に囲まれており荘厳な雰囲気に包まれています。

参道を突き当たりには、手水舎があり、ここで手と口を清めたら、軽く一礼して銅鳥居をくぐります。最初に参拝するのは拝殿。
参拝方法は全国的にも珍しい、二礼四拍手一礼。通常でも四拍手は珍しいのですが、出雲大社で最も大きな祭典である5月14日の「例祭」のときは、さらに二礼八拍手一礼となります。数字の8は無限の数を意味するもので、神様に対し限りない拍手でお讃えするという意味があるので、通常はその半分で、四拍手ということになったということです。

お参りの様子
心を静めて祈ろう

その後ろに鎮座するのがご本殿。2013年の平成の大遷宮では大屋根や千木などが新装され話題となりました。国宝に指定されている荘厳な社は必見です。
続いてその隣にある神楽殿へ。大迫力のしめ縄は、日本最大級の大きさだと言います。

神楽殿
長さ13メートルを超す巨大なしめ縄が見事な神楽殿

実際に参拝し想いが成就した知人によると、願いはできるだけ具体的に、1つに絞るといいとか。例えば「なにがなんでも結婚がしたい」とか「○○さんをモノにしたい」など。「良いご縁に恵まれますように」とか「燃えるような恋がしたい」などのぼんやりした願いではだめとのことです。絵馬を書いたり、お守りを手に入れるのもいいでしょう。かつて遠方に住む友人のために絵馬を代筆したり、お守りをおみやげにしたこともあるのですが、いずれも成就しませんでした。もしかしたら本人でないと効能が薄くなるのかもしれません。

もうひとつの縁結びの神、八重垣神社

松江市にある八重垣神社も縁結びの神として有名です。八岐大蛇(やまたのおろち)退治で有名な須佐之男命(すさのおのみこと)と、稲田姫(いなだひめ)の御夫婦が主祭神。
この神社で大変な人気を誇るのが「鏡の池」での縁占いです。まずは和紙を買い、その紙の上に10円玉を乗せて池に浮かべ、紙が沈む早さで「縁」を占います。

占いで使う和紙は200円で購入する
占いで使う和紙は200円で購入する

早く沈めば近々良縁に恵まれ、ゆっくりならば縁が遅いということ。また、自分の近くで沈めば身近な人との縁があり、流れていって遠くで沈めばこれから出会う人と縁があるとも言われています。こんなの偶然じゃない~?と思いつつも、人によってすぐに沈んだりなかなか沈まなかったり、流れていったりとどまったりと、かなり違いがあるので不思議。

占いに臨むみなさんは真剣そのもの!
占いに臨むみなさんは真剣そのもの!

ちなみに私が子供のころ地元でささやかれていた噂では、稲田姫は大変嫉妬深く、カップルで参拝をするとヤキモチを焼いて別れさせてしまうといわれていましたが、公式な発表ではないようです。心の片隅に留めておくとよいかもしれません。

まだある、魅力的な神社2選

出雲、松江にはまだまだ魅力的な神社がいっぱいあり、独断と偏見でおすすめの神社をご紹介します。

日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)

島根半島の西端にある、朱塗りの鮮やかな神社。天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られており、全体的に艶やかです。近くには風光明媚な日御碕灯台があり、晴れた日には日本海ブルーと松林の緑、朱塗りの神殿のコントラストが美しいので、ドライブついでにどうぞ。

日御碕神社
全体的に地味な島根県にあって、ちょっと艶やかな日御碕神社

美保神社(みほじんじゃ)

こちらは島根半島の東端にある神社。どちらかというと鳥取県境港市に近く、鳥取の人も自分の県の神社のように気軽にやってきます。こちらの神様は歌舞に精通しているということで、音楽が上達したい人にはいいかも。なによりもここのおみくじが秀逸で、愛情溢れる啓示に何度も励まされてきました。ぜひおみくじをひいてみてください。

美保神社
初詣の時期は雪化粧をした姿が見られることもある

いつ参拝すべきか

ところで、参拝の時期はいつがいいのでしょうか?
ご存知の通り、旧暦10月は全国的に神無月(かんなづき)と呼ばれるに対し、島根県は神在月(かみありづき)と呼ばれます。
この時期出雲地方の各神社は大忙し。神様をお迎えする「神迎祭」に始まり全国からお越しになった神様たちが行われる大会議「神在祭」、神様をお見送りする「神等去出祭」などが行われます。

神様界のイベント事は一般人の目には見えづらいため、ついつい「気候のいい季節だし、紅葉狩りを兼ねて」などと欲張った気持ちで縁結び祈願に訪れる方もいらっしゃるようですが、ホストである出雲側の神様はそれどころではないかもしれません。
私の知人で、出雲大社に祈願に訪れた1ヶ月後には恋人ができ、半年後には結婚と、トントン拍子で進んだAさんが参拝に訪れたのは12月24日のこと。なんと彼女はクリスマスイブとクリスマスの1泊2日を縁結び祈願の旅に当てたのです。この気迫には神様も心打たれたのでしょう。見事、幸せをつかみました。

実際はいつ訪れても大丈夫

ただこれは、あくまでも縁結び祈願に訪れた女性達にヒアリングした結果、私が個人的に導きだしたアドバイスであり、公式にはそんな発表はされていません。実際にはいつ参拝に訪れてもオッケー。
春は国宝に指定された松江城での花見に始まり、大根島のぼたん祭り、80万本のチューリップが咲き誇る斐川チューリップ祭りなど、花々が華やかに彩ります。梅雨時期は雨が降り続きますが、この雨のことを松江市では「縁雫(えにしずく)」と呼び、自ら雨の似合う町とPRしています。雨に濡れ艶めいた街並みを楽しむのもいいでしょう。7月後半~8月は陽光の控えめな町にも夏の到来です。都会のビーチと違い、人はまばら。のんびりと磯遊びを楽しむことができます。秋は紅葉美しく、冬場は日本海の海の幸を楽しむには最高です。

由志園の牡丹
牡丹で有名な由志園は冬の寒牡丹も見事

美肌を育む薄日を愉しむ

ここで気をつけなくてはならないのが天気です。誰が名付けたのだが存じ上げませんが、島根・鳥取はまさに「山陰」=山の陰。梅雨時期もジメジメとしていますが、冬場にいたってはすっきりと晴れる日が珍しく、薄曇りかみぞれ交じりの雨の日が続きます。

宍道湖の夕日
夕陽の名所として知られる宍道湖
曇り空の宍道湖
だが、冬の宍道湖はだいたいこんな感じ

雲間から宍道湖に差し込む一筋の光が幻想的と言えなくもありませんが、洗濯物は常に生乾き。そんな土地柄なので、訪れたときに天気が悪くたってがっかりしてはいけません。むしろこのじめじめとした日照が少ない気候こそが、4年連続美肌県グランプリ(ポーラ調べ)に輝いた栄誉をもたらしたのです。訪れたときに雨ならば、美肌を育んだ島根の空気を存分に全身に取り込みましょう。美肌の湯と呼ばれる温泉で一泊すればさらに効果も増すというものです。

美肌の湯 玉造温泉で女を上げる

その美肌を育んだ要因のひとつとされるのが、玉造温泉です。

夏の夕べは玉湯川沿いをのんびり散策
夏の夕べは玉湯川沿いをのんびり散策

玉湯川沿いに温泉旅館が並ぶなかなか風情のある温泉街なのですが、ここの湯はなんと1300年前から美肌の湯として知られていたそう。成分的には肌にハリと潤いを与える硫酸イオンが豊富で、ある実験では玉造温泉に8週間入り続けると肌の水分量が1.6倍になるという驚きの結果も。ぜひゆったりと浸かり、美肌成分をあますところなく肌に浸透させましょう。町中には「湯薬師広場(たらい湯)」があり、こんこんと湧き出す温泉水は化粧水としてボトルに詰めて持ち帰ることができます。ボトルは購入する必要がありますが、温泉水は無料なので堅実派のおみやげとしても大人気。ただし、衛生上5日程度で使い切るようにした方がいいようです。また肌トラブルに効果がある「おしろい地蔵様」がいらっしゃり、しみやそばかす、ニキビなどといった肌トラブルをお持ちの方はここでも神に頼んでみるといいかもしれませんよ!

ぜひ、次の休暇は出雲・松江でパワーをチャージしてみませんか?