愛媛県・宇和海

岬、半島、島々が凝縮された景勝地

宇和海の釣りポイント

愛媛県の宇和海は、沿岸部は複雑なリアス式海岸の広大な湾で、いくつもの島々が織りなす多島海でもある。中でも沖に面する日振島は渡船利用で楽しむ磯釣りパラダイスとして知られ、四季折々さまざまな魚が釣れる。メインターゲットを挙げるのならやはりメジナ。梅雨時期と寒の季節は50㎝超の大型がサオを絞る。また宇和島港からすぐの小島(鍋島・小高島)もクロダイやメジナ、アジなどが楽しめる沖磯がある。ここでは渡船利用の名礁を中心に、多彩な釣り場を空から解説していきたい。

●渡船:渡船よしだ屋(℡090-7781-4755)

A.日振島エリア

日振島の釣り場は大きく3つの島々(横島、日振島本島、沖の島)からなり南岸側と北岸側に分けられる。各島は北西方向に並んでいるのであらゆる方向から風が吹いてもどこかでサオをだせるのも魅力だ。渡船できる磯は優に100カ所を超える。その中から選りすぐりをここで紹介する。

A-01横島2番

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、シマアジ、イサキ、イシダイ
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渡船しやすい風向き 北、北東、北西

宇和島港から出船した渡船が最初に付くのが横島である。
[横島2番]は横島の1級釣り場である。秋、冬、春、梅雨とメジナ、マダイ、イサキ、シマアジ、イナダがウキフカセ、カゴ釣りでねらえ、上げ潮時も下げ潮時も仕掛けを流しやすい、いわゆる両潮釣り場である。ルアーで青ものもよく釣れ、イシダイのポイントもある。特に中~大潮回りに好釣果が聞かれる。
[2番の中の横]メジナは2番方向の満ち潮をねらうとよい。寒の時期は風裏になり中型をメインに良型も出る。右側はめったに磯上がりしない荒天時の逃げ場だが寒の時期は大型もあがる。
[2番の高場]満ち潮時に釣りやすいメジナの好ポイント。中型以上が手堅く釣れる。カゴ釣りのマダイ、ルアーの青ものねらいも面白い。海に向かって右は足場がよく釣りやすい。

A-02横島3番・4番

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、イシダイ、イサキ、アカハタ、オオモンハタ、ヒラスズキ
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渡船しやすい風向き 北、北東

[3番]メジナ、マダイ、イサキ、青もの、イシダイと何でもねらえる。主に引き潮時の釣り場で両サイドからサオがだせる。イシダイは満ち潮がチャンス。ルアーの青もの、ロックフィッシュ、ヒラスズキも1級ポイントだ。
[4番]寒、梅雨のメジナ釣りがメインである。両潮ねらえるが満ち潮がベストだ。フカセでマダイもヒットする。潮流が非常に速い。沈み根が多く取り込みは要注意。

A-03北の1番・2番

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、ヒラスズキ
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渡船しやすい風向き 南西

横島の北面釣り場であり南西風が強い時でも渡礁できる。
[北の1番]フカセ、カゴ釣りとも両潮ねらえる。メジナは引き潮、マダイや青ものは満ち潮がチャンス。潮が非常に速いので本流脇のヨレに仕掛けを入れること。ルアーもA級ポイントで青もの、ヒラスズキが有望だ。ヒラスズキねらいであれば写真左上の浜を釣り歩くのもよい。
[北の2番][2番の横]メジナの釣り場。大潮の日は渡船が磯着けできないほど潮が速く小潮の日でも潮止まり前後しか渡船できない。特に満ち潮時は潮が速すぎて釣りにならず、やや潮が緩む引き潮にねらいを絞る。マダイや青ものはねらいにくい。

A-047番

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対象魚 メジナ、イサキ、イナダ・ワラサ、マダイ、イシダイ、アカハタ、オオモンハタ
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渡船しやすい風向き 北、北東、北西

日振島南東部に位置し、両潮ねらえるメジナ釣り場。クチブトがメインだが春~秋はオナガもねらえる。フカセ釣り、カゴ釣りとも沖向きの遠投でイサキ、マダイ、青ものが高実績だ。本島向きにはイシダイのポイントもあるほか、ルアーでは沖向きで青もの、オオモンハタ、アカハタなどのロックフィッシュ、本島向きの沈み根周りではヒラスズキがねらえる。

A-05ムラコシ2番

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対象魚 メジナ、アカハタ、オオモンハタ
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渡船しやすい風向き 北、北東

クチブトメジナがメインの釣り場。寒、梅雨のポイントで本命は満ち潮で引き潮時は釣果が落ちる。特に寒の時期は沖向きに出るサラシと満ち潮時に生じる潮のヨレの沖をねらうのが鉄板。裏向きの足場からは7番方向に遠投して釣ること。8番方向をねらう場合、冬場は向かい風を辛抱しながらの釣りが多いが良型が出る。

A-068番

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、イサキ、ヒラスズキ
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渡船しやすい風向き 北、北東

日振島本島を代表するS級の磯である。両潮ともによく釣れ、満ち潮なら先端、引き潮なら本島向き近くに移動して探る。オナガ、クチブトが年中釣れるほかマダイ、イサキ、青ものも多い。イシダイ、イシガキダイなど底物は「胴」の釣り座で満ち潮時に有望だ。ルアーでは水道側のシモリでヒラスズキ。青ものねらいなら「胴」から南方向、先端から南西方向にキャストするとよい。

A-0710番・10番のオカ

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対象魚 メジナ、マダイ、ヒラスズキ、イサキ
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渡船しやすい風向き 北、北東

[10番]両潮ともに釣りやすいが、特に引き潮がよい。9番方向に流してオナガ、クチブト、カゴでマダイ、イサキがよく釣れる。大型のオナガメジナが乱舞することがあるが、シモリが張り出しているので取り込み時は注意が必要。
[10番のオカ]メジナは10番との水道をねらうか本島側の足場から8番のオカ方向にあるシモリ際をねらう。引き潮が本命でオナガも出る。10番の奧はめったに磯上げしない。

A-0813番

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、イサキ
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渡船しやすい風向き 北、北東

日振島本島の中でもS級のメジナ釣り場だ。特に満ち潮がよく、西側沖50~70m地点がねらいめ。満ち潮が流れの向きを変えるあたりが最高のポイントになる。メジナのほかマダイ、イサキ、青ものもよく釣れる。真冬~春、産卵前のメジナは引き潮がよい。13番のオカは引き潮時にポツポツ釣れる。

A-0914番

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、シマアジ、イサキ、イシダイ
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渡船しやすい風向き 東、北東

[14番]基本的には引き潮のポイントだが満ち潮も釣果有望。メジナ、マダイ、イサキ、シマアジ、青ものとウキフカセ釣りで何が来るか分からないほど魚種多彩な1級磯。ただし北西風、と北西からの波には弱い。
[14番の中]14番同様に引き潮がよいが満ちでも釣れる。
[14番のオカ]北西風に強い。引き潮時に14番のシモリ向きでメジナが有望。
[14番のシモリ]引き潮のメジナ釣り場。

A-1018番

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、イサキ、イシダイ、ヒラスズキ
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渡船しやすい風向き 東、北東

[18番]日振島でも1級の釣り場。北西方向への満ちの本流をねらう。フカセ釣りではメジナが年中クチブトだけでなくオナガも混じる。マダイ、イサキ、青ものは100m沖でもヒットする。カゴ釣りは春~秋がよくマダイ、イサキが特に引き潮時に当たりやすい。底物のイシダイは夏~秋に南向きで満ち潮がねらいめ。ルアーなら陸向きでヒラスズキ。沖向きで青ものがねらえる。
[18番シモリ]18番と肩を並べる1級磯だ。フカセのポイントは北西方向30~40m先の水深12、18mにある沈み根周りがねらいめ。
[18番のオカ]引き潮時は17番の西沖方向の流れを釣ると好釣果が期待できる。

A-11尾島周辺

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、ヒラスズキ
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渡船しやすい風向き 南西

[尾島のハナレ][尾島]両潮OKだが特に満ち潮がよい。メジナはオナガ、クチブトとも戸島・長崎鼻方向への満ち本流をねらうこと。100mほど流せば良型のオナガ、マダイがヒットする。引き潮は横島方向に遠投。ルアーで青もの、ヒラスズキもねらえる。
[尾島の北]メジナはクチブト、オナガとも引き潮がよい。速い引き潮本流に乗せて20~30m流すと良型が出る。大潮の日の引き潮は渡船が磯に着けにくいほど潮が速い。

A-12能登1~3番

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対象魚 メジナ、マダイ、アオリイカ
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渡船しやすい風向き 南西

梅雨、秋~春のメジナ釣り場。中小型の数釣りがメインだが、ときおり40cmオーバーも出る。一帯はアオリイカも多く秋のエギングが面白い。
[能登1番]定員1人。トウフのような岩で干潮時は海面から高い。梅雨メジナは良型がよく釣れる。
[能登2番]定員1人。足場が悪いので磯上がりするのはまれ。
[能登3番]能登1~3番中のベストポイントで定員2人。メジナはフカセ釣りで20~30m沖にできる潮目をねらう。特に満ち込みに分があり寒、梅雨とも40cmオーバーが出る。Aは船着き場で足場が高く遠投しやすい。Bは干潮時に下りられる低い足場。

A-1319番

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、イサキ、イシダイ、イシガキダイ、アカハタ、オオモンハタ、ヒラスズキ
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渡船しやすい風向き 北東

沖の島西部に位置する19番はS級の磯である。メジナ、マダイ、イサキ、青ものとターゲット豊富だ。フカセは両潮OKでカゴ釣りは引き潮がよい。南西~西向きにウキ下をサオ1.5~2本取って流す。磯の北側には底物ポイントがある。早い年は6月からイシダイ、イシガキダイがねらえ10月まで有望だ。ルアーは西向き一帯の沖で青もの、オオモンハタ、アカハタといったロックフィッシュ、梅雨~秋は陸向きでヒラスズキ60~80cmがヒットする。

A-14カモメ島

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対象魚 メジナ、マダイ、イナダ・ワラサ、カンパチ、イシダイ、イシガキダイ、ヒラスズキ
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渡船しやすい風向き 北東

潮通し抜群のカモメ島はS級ポイントがズラリ。特に20番、21番、22番が最高で日振島を代表する夢の磯場といっても過言ではないだろう。ターゲットは上ものがクチブトメジナ、オナガメジナ、マダイ、イサキ、底ものはイシダイ、イシガキダイ、ルアーで青もの、。夏に1~4kgのカンパチも回遊する。もちろんヒラスズキも可能性が高い。

B.鍋島・小高島エリア

宇和島港のすぐ側にある鍋島・小高島でも釣りができる磯はある。メジナは中・小型が中心ではあるものの50㎝超の大型クロダイがねらえるほか、アジなどの小型回遊魚も豊富だ。

B-01鍋島

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対象魚 メジナ、クロダイ、アジ
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渡船しやすい風向き 東、南東

湾内の磯だが西~北西風に弱く、冬はかなり水温が下がり釣果も乏しい。春~秋は中小型のメジナが数釣れるので競技会で磯上がりすることが多い。ウキ下2ヒロ前後のフカセ仕掛けを遠投して探ると良型が出る。クロダイは有望。

B-02小高島

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対象魚 メジナ、クロダイ
人気度
渡船しやすい風向き 南、南東

メインの釣り座は「十割」と呼ばれるハナレ磯だ。「十割のオカ」とともに中小型メジナの数釣り場である。シーズンは春から秋。ウキ下2ヒロ前後で遠投してねらう。エサはオキアミ、ムキ身、ダンゴなどを使い分ける。40~50cmのクロダイも多く、特に春は有望である。

この釣り場の詳細情報はこちら ※このページの情報は2020年6月現在のものです。

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