CSR
2017年9月11日
北前船で日本の魅力をお届けします

4月に日本遺産に登録され、注目を集めている「北前船」。
日本の地方活性化を進める手段の一つとして期待されています。

北前船とは、江戸時代から明治初期にかけて、日本の貿易の重要な役割を果たしていた貨物船のことで、北海道・東北・北陸・瀬戸内・関西・九州の重要な物流のネットワークを結んでいました。

100年ほど前には、北前船の寄港地に立派な経済圏が存在していたことから、現代の交通網でも地域活性化に貢献できないかという発想から、提携他社(*)とともに、「一般社団法人 北前船交流拡大機構」を設立しました。

この機構の事務局はANA総合研究所が担当しています。

8月30日にANAインターコンチネンタル東京で開催された記者発表会では、全国津々浦々の新聞記者の皆さま、テレビ局のカメラマンが参加されました!

発表会ではANA総合研究所の岡田 晃社長から、
「訪日外国人の方は日本の文化や歴史に関心を持っている。ANA総合研究所は、域活性化支援事業にも力を入れており、多くの地域の魅力を発信している。これまで培ったノウハウを本機構に活かして、インバウンドのお客様にアピールしたい。」とご挨拶がありました。

この機構を通じて、北前船の理念である「地域間交流拡大」をより強力に推し進め、地域活性化や海外からのインバウンドの誘致拡大に努めてまいります。

*東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道、北海道旅客鉄道、日本航空、日本政策投資銀行、成田国際空港、日本空港ビルディング、平田牧場(山形県)、イマジン(青森県)、ANA総合研究所 (順不同)

「北前船」が日本遺産に認定された際の記事はこちらからご覧ください。
https://www.ana.co.jp/ana_news/2017/06/13/20170613-1.html