当社のAgency Debit Memo(ADM)/ Agency Credit Memo(ACM)発行ポリシーについて
(おことわり:日本語によるポリシーは参考のためのものであり、英文によるものが正文となっております。英文は英語サイトよりご確認いただけます。)
IATA Resolution 850mに基づき、弊社のAgency Debit Memo(ADM)/Agency Credit Memo(ACM)ポリシーを次の通り改定いたします。本内容は2026年4月1日から発効し、別途通知があるまで有効とします。
総則
本ポリシーは、GDSにて航空券の予約、発券を行うIATA認可およびIATA非認可の旅行会社、およびNDCにて航空券の予約、発券とサービスを提供するNDCアグリゲーターを含むすべてのNDC販売会社、弊社と「販売店基本契約」を締結した旅行会社に適用されます。
GDS経由での販売の場合、航空券を発券したIATA認可の旅行会社に対してADM/ACMを発行させていただきます。NDC経由での販売の場合、ADM/ACMまたは請求書/クレジットノートをNDC販売会社に対して発行させていただきます。販売店基本契約に基づいた販売の場合、請求書を販売店基本契約を締結している旅行会社に対して発行させていただきます。
適用される運賃/TFC(税金・料金)/コミッション等と発券額または払戻額との差額調整が生じた場合、及び/または指定されたペナルティー金額を請求する場合に、ADM/ACM、請求書/クレジットノートを発行いたします。
当社はANAのポリシー(流通ポリシー、ブッキングポリシー、ADM/ACMポリシー)やANAからのお知らせ(営業通報やメール等)に対する規定違反行為に対し、旅行会社及びNDC販売会社の法的責任を追及または当社に生じた損害の賠償を請求する場合があります。したがって、当社はADMポリシーに明記されていない旅行会社及びNDC販売会社の違反行為により当社に生じた損害や費用の請求、及び/またはADMポリシーに記載されている金額以上の請求をさせていただく場合があります。
- (1)ADM、ACM、請求書、クレジットノート発行処理等に伴う手数料として、航空券1券番毎に徴収いたします。ただしANA事由の場合は、発行手数料は徴収いたしません。
- (2)別途、金額の記載がある項目は、それに基づいた金額を請求いたします。
- 金額については、「手数料・ペナルティー金額一覧」にてご確認ください。
審査対象
自動運賃計算ならびにマニュアル運賃計算された航空券/EMDの新規発券、交換発行、リバリデーション、払い戻しが対象となります。
ADMポリシー
1.運賃及び発券に関する違反
運賃及び発券に関する規定を遵守すること
- (a)ルール適用の間違い
- (b)運賃、及びネット額の間違い
- (c)運賃規則の適用間違い(例:必要旅行日数/最長滞在日数、平日/週末、事前購入期限、シーズナリティ、適用便など)
- (d)コードシェア便制限
- (e)途中降機・乗り換え規定、サーチャージの間違い
- (f)予約クラスの間違い(NH便、他社便)
- (g)Fare Basisの間違い
- (h)Ticket Designatorの間違い、Tour code、Endorsement/Restriction Boxの間違いや入力漏れ(発券済みクラスおよび運賃が正しい場合)
- (i)(予約必要区間での)オープン発券、及び、空席待ち予約記録の発券
- (j)運賃適用対象者の間違い(例:船員運賃、Visit Japan Fare、小児/幼児運賃など)
- (k)NH 区間を含まない旅程の 205 券での発券
- (l)Throwaway Ticketing(実際の搭乗区間と異なる旅程での発券)
- 安価な運賃、料金、手数料の適用を目的に、架空の出発地または目的地にて航空券を発券する行為を指し、IATA Resolution 830aで厳しく禁止されています。
- (m)支払い手段の間違い、または無効な支払い手段
- 金額については、「手数料・ペナルティー金額一覧」をご確認ください。
2.コミッションに関する違反
- (a)コミッション適用の間違い
- (b)コミッション率の間違い
3.税金料金等、サーチャージに関する違反
- (a)税金料金等、サーチャージの過少額徴収
- (b)税金料金等、サーチャージの徴収漏れ
- (c)税金料金等、サーチャージの変更間違い
4.リバリデーションに関する違反
- (a)税運賃規則の適用間違い
- (b)オリジナルの予約クラス、旅程、運賃(Fare Basis Code/Ticket Designator Code)、not valid before and not valid after(NVB/NBA)dateの上書き
5.再発行/交換発行に関する違反
- (a)変更手数料額の徴収漏れや間違い
- (b)再発行/交換発行/旅程変更時の計算間違い
- (c)再発行/交換発行規定の適用間違い(例:Tour code、Endorsement/Restrictionなど原券情報の持越し)
6.払戻処理に関する違反
- (a)払戻運賃額、税金料金等、サーチャージ額の間違い
- (b)取消手数料、払戻手数料額の間違い
- (c)払戻時のコミッション額間違い(コミッションリコール)
- (d)払戻時の支払手段の間違い(発券時の支払手段に対して)
- (e)払戻期間外の払戻
- 払戻処理後の運賃、税金料金等、取消手数料、払戻手数料、コミッションの事後払戻が発生した場合、事後払戻調整料金を徴収させていただきます。
金額については、「手数料・ペナルティー金額一覧」をご確認ください。
7.航空会社によるスケジュールチェンジの対応に関する違反
- (a)交換発行対象航空券と交換発行方法の間違い
- (b)スケジュールチェンジ時の変更手数料の誤徴収
8.Waiver Authorization Code(WAC)に関する違反
- (a)Waiver Authorization Code(WAC)の入力漏れや間違い
- (b)払戻手数料免除対象外便、払戻手数料免除対象外航空券へのWaiver Authorization Code(WAC)適用
- (c)Waiver Authorization Code(WAC)の不正使用、免除対象データの虚偽報告
- 金額については、「手数料・ペナルティー金額一覧」をご確認ください。
9.クレジットカード利用に関する違反
- (a)クレジットカード会社から当社に対して、債権買戻し請求(チャージバック)があった際、定められた期限までに異議申立のための書類が当社に届かなかった場合、または当社の異議申し立てが認められなかった場合、チャージバック額とインターナルリファンド料金(該当する場合)を請求
(インターナルリファンド料金とは、異議申し立てが認められなかった場合、その損失を旅行会社に請求せず、航空券が未使用であれば、その払戻し額を充当するための処理費用のこと)- 金額については、「手数料・ペナルティー金額一覧」をご確認ください。
- (b)顧客名義カード以外のカードで決済が行われた場合、売上金額の10%を請求
- (c)国際カードブランド、アクワイアラまたはイシュアによってチャージバック手数料/ペナルティーなどが課された場合の請求
例:チャージバック処理料金、調停に敗訴した際の調停料金など
10.ブッキングポリシーに関する違反
- 金額については、「手数料・ペナルティー金額一覧」をご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| (a)Secure Flight Passenger Data 入力 | 米国運輸保安局(TSA)から義務付けられているSFPDを入力しなかった場合 |
| (b)架空予約 | 架空予約をした場合 |
| (c)旅程の予約順序 | 搭乗予定のない便の予約や、順番通りでない予約をした場合 |
| (d)Married Segment Control | O&Dコントロールの仕組みを不正に操作するような行為をした場合 |
| (e)多重予約 | 同一のお客様に対して重複した複数の予約を作成し、その予約が座席管理に影響を及ぼしたと当社が合理的に判断した場合 |
| (f)Inactive Segment | HX,UN,UC,NOのステータスコードの状態にあるセグメントを出発24時間前までにキャンセルしなかった場合 |
| (g)Churning | 購入期限内に発券せず、購入期限延長を目的とした予約作成と解約を繰り返した場合 |
| (h)航空券購入期限 | 運賃ルールで決められた発券期限またはシステムで設定された発券期限のいずれか早い期日までに発券しなかった場合 |
| (i)架空航空券番号 | 予約記録の名前や旅程とは合致しない不正航空券番号や以前発券した航空券番号をマニュアルで入力した場合 |
| (j)Passive Segment | Passive segmentによる発券をした場合(一部団体予約を除く) |
| (k)団体予約作成 | 10名以上の団体を同一便にて予約する時、団体予約としてハンドリングしなかった場合 |
11.その他 特定地区におけるルール
日本地区:以下はADM発行処理手数料の適用外です。
- (a)団体予約の特別取消手数料
- (b)団体予約のNO-SHOWチャージ
- (c)団体予約における座席確保のためのデポジット
その他地区:タイ/アメリカ/カナダ/中国については、「Others for Specific Markets(英語のみ)」をご確認ください。
ACMポリシー
- 支払い手段が現金で発券された航空券の払戻運賃/税金料金等、取消手数料/払戻手数料の払戻処理後の事後払い戻しの調整
- 精算済みADMまたは請求書に対する金額の調整
異議申し立て
販売店基本契約に基づき販売された航空券については販売店基本契約書に準じます。
- 異議申し立て期間はADM発行日翌日より14日間です。(含・土日祝日)
- 異議申し立てがある場合は異議申し立て期間内にBSPlinkを通じて申請ください。
- 異議申し立てを受けたADMは航空会社による審査が60日以内に完了するまで精算手続きは行われません。
- (ARC)ADM に対する最初の異議申し立ては、ADM 発行日から30暦日以内にANAに提出しなければなりません。
- (ARC)ANAは、ADM発行日から30暦日以降、ADMに対する最初の異議申し立てを受け付けません。
- (ARC) 旅行会社の異議申し立てが却下された場合、旅行会社は、理由を記載した書面をもって、当該却下の受領後10日以内に、ANAに異議申し立てを行ってください。
- (ARC)旅行会社の異議申し立てが却下された場合、旅行会社は当該却下に対して再度異議申立てを行う権利を有します。当該異議申立ては、旅行会社の理由を記載した書面により、旅行会社が当該却下を受領してから10日以内に提出する必要があります。
お問い合わせ
お問い合わせがございましたら、下記までご連絡ください。
日本地区:
(販売店基本契約に基づく航空券の精算に関するお問い合わせ)
ANA精算デスク
email:seisandesk@abc.jp(営業時間:平日 10:00-12:00/13:00-16:00、土日祝休)
(国際航空券の発券に関するお問い合わせ)
ANA 販売企画部 精算担当
email:fare_audit@ana.co.jp(営業時間:平日9:00-17:30、土日祝休)
(国際航空券の払戻に関するお問い合わせ)
ANAビジネスソリューション(株) 収入管理事業部 払戻担当
email:refund_agt@abc.jp(営業時間:平日 9:00-12:00/13:00-17:00、土日祝休)
その他地区:「Contact Information(英語のみ)」をご確認ください。
手数料・ペナルティー金額一覧
- 「-」は該当なしを表します。
| 手数料・ペナルティー | 項目 | 日本 | その他地区 |
|---|---|---|---|
| 発行手数料 | ADM/ACM/請求書/クレジットノート BSP:券番毎 ARC:ADM毎 |
3000円 | 25USD |
| 運賃及び発券違反のペナルティー | (h)Ticket Designatorの間違い、Tour code、Endorsement/Restriction Boxの間違いや入力漏れ(発券済みクラスおよび運賃が正しい場合)、TAXコード(OA/OB/OC/DV/DU/XPなど)を使用した手数料の徴収*1Eを除く | 5000円 | 40USD |
| (i)予約必要区間でのオープン発券、及び、空席待ち予約記録の発券 | 5000円 | 40USD | |
| (k)NH 区間を含まない旅程の 205 券での発券 | 10000円 | 75USD | |
| (l)Throwaway Ticketing 実際の搭乗区間と異なる旅程での発券 |
発券額と実旅程の運賃差額 | 発券額と実旅程の運賃差額 | |
| Waiver Authorization Code(WAC)違反のペナルティー | (a)Waiver Authorization Code(WAC)の入力漏れや間違い | 5000円 | 40USD |
| 事後払戻調整料金 | - | 5000円 | 40USD |
| インターナルリファンド料金 | - | 5000円 | 40USD |
| ブッキングポリシー違反のペナルティー | (a)Secure Flight Passenger Data入力(1旅客につき) | 5000円 | 40USD |
| (b)架空予約(1旅客、1セグメントにつき) | 5000円 | 40USD | |
| (c)旅程の予約順序(1旅客、1セグメントにつき) | 50000円(エコノミー、プレミアムエコノミー) 150000円(ビジネス、ファースト) |
400USD(エコノミー、プレミアムエコノミー) 1200USD(ビジネス、ファースト) |
|
| (d)Married Segment Control(1旅客、1セグメントにつき) | 50000円(エコノミー、プレミアムエコノミー) 150000円(ビジネス、ファースト) |
400USD(エコノミー、プレミアムエコノミー) 1200USD(ビジネス、ファースト) |
|
| (e)多重予約(1旅客、1セグメントにつき) | 5000円 | 40USD | |
| (f)Inactive Segment(1旅客、1セグメントにつき) | 5000円 | 40USD | |
| (g)Churning(1旅客、1セグメントにつき) | 5000円 | 40USD | |
| (h)航空券購入期限(1旅客につき) | 5000円 | 40USD | |
| (i)架空航空券番号(1旅客につき) | 5000円 | 40USD | |
| (j)Passive Segment(1旅客につき) | 5000円 | 40USD | |
| (k)団体予約作成(1旅客につき) | 5000円 | 40USD |
- 手数料・ペナルティーは、BSRを用いて各BSPの決済通貨に換算されます(日本を除く)。
発行手数料:各四半期の最初の日に有効なBSRを使用(例:4月1日、7月1日、10月1日、1月1日)
インターナルリファンド料金および事後払戻調整料金:ADM/請求書発行日に有効なBSRを使用
ペナルティー料金:使用される有効BSRは以下の通り
- 交換発行:交換発行日
- 発券:発券日
- 払戻:払戻日/払戻通知日
その他ANAポリシー
以上、宜しくお願いいたします。