2025/07/30更新
ボーイング777(以下B777)は、アメリカのボーイング社が開発した大型*ワイドボディ双発ジェット機です。
ANAの双発機としては、一世代前のB767に次いで導入されました。
外観はB767とよく似ていますが、開発時期が10年以上異なるため、当時の様々な新技術を導入した飛行機として完成。
1994年6月12日に初飛行、ANAでは*B777-200型機が1995年12月23日に羽田-伊丹線にてデビューしました。
1995年に導入された最初の*2機(JA8197・JA8198)は、垂直尾翼に大きく「777」をあしらったデザインで就航しました。
その後、国内主要幹線はもとより、国際線運航では北米・欧州といった花形路線に投入され、B787が導入された現在でもANAのフラッグシップ名に恥じない活躍を続けています。
*ワイドボディ機(WIDE BODY):客室に通路が2本ある機体。
1本であればナロウボディ(NARROW BODY)と呼ぶ。
B767は通路が2本あるが、胴体が細く座席配列が少ないためセミワイドボディ(SEMI-WIDE BODY)と呼ぶ。
*ANAでは、他にも旅客機型としてB777-200ER・B777-300・B777-300ER、貨物機型のB777Fを運航
*翌1996年に導入された3号機(JA8199)も同デザインでした。
