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2025/08/28更新

現役パイロットがトリプルセブンを回顧する~B777-300のデビューについて~

1998年にB777-300の運航を日本の航空会社で初めて開始しました。JA751AとJA752Aの2機はANAの創立45周年を記念した特別塗装が施され、「風」をテーマにコーポレート・カラーのトリトンブルーで流れるような線を描いたスペシャルペイントは、21世紀の最新鋭機として空を華麗に駆け巡るB777-300の躍動感と、世界最長の機体長をより際立たせる爽やかで斬新なデザインでした。B777-300は、1995年12月に日本の空にデビューしたB777-200のストレッチ型で、B777-200よりも10.2m長くなっています。
エンジンは、B777-200に装備されているPW4074と外形寸法は同じながら、推力を増大させるための設計変更が施されたプラット・アンド・ホイットニー社製のPW4090が採用されています。なお、PW4090エンジンを装備したB777-300を運航するのはANAが世界初でした。現在は5機活躍しています。

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