ANAグループの事業

ANAホールディングスとは

 ANAホールディングスは、全日本空輸(ANA)、ANAウイングス、エアージャパンという既存のフルサービスの航空事業を行う会社や、LCC事業を担うバニラ・エア、旅行事業を行うANAセールス、商社事業を行う全日空商事などの株式を保有する持株会社です。既存のANAブランドとLCCブランドとの「マルチブランド戦略」の推進、スピード経営の実現、自律的経営を推進し、グループ全体の視点で最適なグループ経営戦略の立案、経営資源の最適配分を目指します。
 ANAグループは、これまで以上に安全性の維持・向上を図りつつ、お客様に選ばれ続けるために日々変化するマーケットに機動的に対応し、企業価値・株主価値の向上を目指します。

売上高構成比

航空事業

 グループ経営ビジョンに掲げている「世界のリーディングエアライングループ」を目指すための中核となるのが航空事業です。ANAグループの航空事業は、国内線輸送旅客数で世界第9位、国際線を含めた総輸送旅客数で世界第15位の規模となります。航空事業の売上高は当社グループ全体の72.9%(2015年3月期実績)を占めており、全日本空輸(株)、ANAウイングス(株)、(株)エアージャパンの3社と、LCCのバニラ・エア(株)が事業を展開しています。
 現状の旅客数シェアを維持しながら「需給適合」によって収益規模の堅持を図る国内線旅客事業と、中・長期的な成長ドライバーとする国際線旅客事業および貨物郵便事業を柱に、グループ収益を最大化します。

航空事業

航空関連事業

 ANAエアポートサービス(株)、ANAベースメンテナンステクニクス(株)、ANAテレマート(株)他各社は、主として航空事業をサポートするためのグループ会社として、空港地上支援、航空機整備、車両整備、貨物・物流、ケータリング、コンタクトセンターなどの事業を展開し、ANAグループ以外の航空会社からも業務を受託しています。これらのANAグループ各社は持株会社体制の下で相互に連携し、事業の拡大と深化を追求しています。
 今後は、パイロット訓練事業や航空機整備事業(MRO)など、当社グループの既存事業とシナジー効果の高いビジネスを推進することによって収益ドメインの拡大・多様化を目指します。

航空関連事業

旅行事業

 ANAセールス(株)グループが航空セールス事業と旅行商品事業を担っています。航空セールス事業では、個人と法人のお客様を対象に航空券を販売しています。旅行商品事業では、ANAグループの航空運送サービスと宿泊などを素材としたパッケージ商品などの企画・販売を行っています。国内旅行商品「ANAスカイホリデー」、海外旅行商品の「ANAハローツアー」「ANAワンダーアース」の販売や旅行積立プランなど、幅広い旅行ビジネスを展開しています。
 また、2015年3月期には(株)エイチ・アイ・エスと合弁で、「H.I.S. ANAナビゲーションジャパン(株)」を設立するなど、旺盛な訪日外国人需要の取り込みも強化します。

旅行事業

商社事業

 全日空商事(株)を中心に、航空機部品の調達、航空機の輸出入・リース・売却、機内サービス・販売用物品の企画・調達、および全国空港売店の運営などの航空附帯事業のほか、紙・パルプや食品の輸入販売、半導体・電子部品の輸出入、広告代理業、インターネットショッピングサイトの運営などを行っています。
 2015年3月期には、空港免税店や空港物販店の販売を拡大した一方、海外で高まる日本食へのニーズに応えるため、日本食材の輸出を開始しました。訪日外国人による旺盛な消費需要の獲得や、アジア域内における新規ビジネスの立ち上げなど、収益の拡大に取り組んでいます。

商社事業