エキスパートスタッフ職(障がい者採用)

自分の経験を活かし
多くの人が働きやすい
環境をつくりたい

岸本 裕以

人財戦略室 人事部 ANA's Way推進チーム
/D&I推進室

2018年5月入社

Interview 1

接客の仕事、そして
空港での仕事に憧れANAに

私は大学3年のときに心疾患を発症し、その影響で5年ほど入院生活を送ることに。退院後、もう一度勉強したいと考え、アメリカの大学の日本分校に入学。この学校はスケジュールがハードで勉強についていくのに必死でした。気づいたら就職活動をスタートさせる時期を過ぎていました。

慌てて就職活動をスタートさせることになったとき、自分がどんな仕事に就きたいかを初めて真剣に考えました。
「学生時代にやっていた飲食のアルバイトは楽しかった。だから私には接客業が向いていると思う。ただ、広く世の中を知るためにも飲食以外の仕事をしてみたい」
そう考えたとき、ふと「空港で働きたい」と思ったのです。父の仕事の関係で、私は幼少期から海外を転々としていました。そのため、「空港は世界中の人が笑顔で集う場所」という特別な思いがありました。空港で仕事をする機会を得るために、航空業界に就職する。私の決意が固まりました。

Interview 2

アットホームな雰囲気に溢れた
働きやすい職場

ANAへの就職を希望したものの、大手企業で、しかも運輸業界ということで、仕事に対して真面目で堅い人が多いイメージがありました。自分で言うのも何ですが、私は楽天的な性格なので(笑)、入社できたとしてもうまくやっていけるかが不安でした。しかし面接では、志望動機だけでなく、学生時代に経験したアルバイトのことなどをフランクな雰囲気で質問されました。そして、ANAがどういう会社か、どうすれば働きやすくなるかということも面接の中で話していただきました。私は、ボディランゲージを交えながら自分のことを自然に話せたのを覚えています。

病気のこと、体力的なこと、そして定期的な通院や入院のことを会社と相談し、私は本社の人財戦略室に配属となりました。同期の多くは空港をはじめとする現場への配属。心細さがなかったと言えばうそになります。でも入社して驚いたのは、面接で感じたのと同じように上司や先輩がとてもフランクで、アットホームな雰囲気に溢れていたことです。大企業=堅いというイメージはすぐになくなりました。もう一つ驚いたのは、社員が“チーム”を大切にしながら仕事をしていることです。学生時代のアルバイトでは人数が少なかったこともありチームワークより個々の力にウェイトが置かれていました。だから先輩たちの働き方を新鮮に感じました。

Interview 3

何かあればチームで乗り切る。
それがANAの強さ

現在、私は社内イベントの企画や準備、ANA's Wayというグループ行動指針を推進する事務局の仕事を担当しています。まだ入社して日が浅いので、まずは先輩たちをサポートしながらいろいろな仕事を覚えています。通常、イベントは数人で準備を行います。そして当日は多くの社員が一丸となってイベントを成功させるために動きます。誰かに仕事が集中する時間帯になると自然に「ここは私がやっておくから」とサポートする人が現れます。その光景を見るたびに、私はANAのチーム力を感じています。

入社して間もない頃、私は表彰式で渡す賞状の制作をしていました。賞状のサイズはA5判。数日後、賞状を入れる額の発注を頼まれましたが、それはA4サイズでした。私は賞状のサイズが変わったのだと思い、気にせず仕事を進めました。そしてイベント2日前、賞状を額に入れる段階でサイズが違うことが発覚。これは額の発注依頼をされたときに「おや?」と思ったのを流した私のミスです。私は必死に謝りました。でも「それより今どうすればいいかを考えよう」となり、メンバーが手分けして額縁を探し、なんとか70個を用意することができたのです。どうにもならないと思っていましたが、チームの力で乗り切る。その強さを感じました。

Interview 4

本当の意味での多様性とは何か
を考えていきたい

身体障害者手帳を持っているとはいえ、私の体は基本的には完治しているので仕事や生活に支障はありません。ただ、たまに前触れもなく体調が急変し、動くことすら辛いときがあります。また、通勤で電車に乗るのが苦しかったりすることも。
そんなとき、周囲の人から「無理しないでいいよ」「早めに帰りなさい」と声をかけてもらい、申し訳ないなという気持ちになることもありますが、お子さんが体調を崩し早退する人がいた時には、逆に私が積極的にサポートする。
自分の仕事とプライベートのバランスを考えながら、社員同士がお互いに支え合うという風土が自然にできているのだと感じます。
また、テレワークなどの仕組みが充実しているので、通勤が苦しい時は自宅で仕事をすることもできる。自分に合った働き方を選択できるのはとても助かります。

ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進する部署に配属されて、私は改めて自分自身でもD&Iについて考えるようになりました。というのも私自身が障がい者になったことで、自分でも気付かないうちに生活や仕事をするうえで不便さを感じることが“当たり前”と考えるようになっていたのです。守るべきものは守り、変えるべきところは変えながら、本当の意味での多様性とは何かを考え、多くの人にとって働きやすい環境を作っていけたらと思います。そして私自身は入社前に憧れた、接客の仕事、空港での仕事も経験してみたいと考えています。

INTERVIEW

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