Interview

貨物事業は
川上から川下まで携わることができる、
まさに世界を駆け抜ける仕事。

#グローバルスタッフ職

岸田 加寿美

ANA Cargo出向 グローバルマーケティング部マーケティング企画課(インタビュー当時)
2018年入社 経営学部・国際経営学科卒

Interview 1

高校時代の航空業界への憧れを胸に、学生時代はアメリカでチャレンジ。

私は高校卒業後アメリカの大学に進学し、カリフォルニア・サンノゼで学生生活を送りました。海外の大学へ進学を決めた理由の一つは、『航空業界の仕事』に憧れていたこと。人気の業界だと認識していたので、大学生活で就活時に自分の武器になるものを得たいと考えました。大学はシリコンバレーの中心にあり、最新のIT技術やビジネスの考え方が授業に取り入れられるなど、貴重な経験をたくさん得られました。

就職活動は航空業界一本で頑張ると決め、より多角的にチャレンジが出来そうな総合職に就きたいと思いました。ANAへエントリーし、会社説明会で話された「若手がチャレンジできる・新しいことへの挑戦にこだわる・働く人たちの温かさ」などの点から"ANAの魅力"を確信し、入社を決めました。

Interview 2

航空貨物のマーケティング・商品開発・プロモーションと、多角的に取り組む

現在所属しているANA Cargo マーケティング企画課での主な業務は、航空貨物の動向調査(顧客ニーズの把握や市場調査・分析)です。具体的には顧客であるフォワーダーや業界団体等へのヒアリング、学会や展示会への出席などの情報収集です。またマーケティング以外に航空貨物の商品開発(サービスの開発・改良)や、広告掲載、販売ツールの作成などのプロモーションも行っています。

マーケティング企画課では、マーケティングだけでなく商品開発やプロモーションまで幅広く携われるというのが旅客と違って貨物の面白いところです。これらの業務は、空港をはじめとする現場のオペレーションにダイレクトにつながっていくので、業務連絡などの通知も調整段階からできる限り様々な状況を想定し、現場に混乱を起こさないよう尽力しています。

入社当時は旅客サービスの仕事をしていましたが、学生時代から物流には興味がありました。コロナ禍で旅客便が減少する中、貨物便のオペレーションに携わったり、貨物を経験した先輩に航空貨物上屋を見学させてもらううちに、航空貨物とマーケティングの領域に興味が湧きました。希望が叶って貨物の領域に異動になった時は嬉しかったです。

貨物の現場に所属していたときは、貨物の搬入〜積みつけ〜搬送〜搭載までの一連の過程の進捗管理をしていました。特別な取扱いの必要な貨物について、顧客の要望に応じた適切なハンドリングが行われるよう、実際に積みつけや搬送を行う担当者と連携していました。

前部署での経験を通じ、現場での貨物取扱品質の高さこそがANAの貨物の「商品」だと実感したので、今いる企画部門ではそれをしっかりとアピールすることが企画部門のミッションだと意識しています。旅客部門のサービスと同様、世界に誇る品質である"ANAの貨物ハンドリング"という「大切な商品」を大事にすることは企画部門の責任なのではないかと感じています。

Interview 3

最新の情報に触れながら、オペレーションと販売に関わることができる貴重な環境

航空貨物の醍醐味は、世界経済のトレンドと連動していることです。例えば、企業が新工場を開設することになれば今まで貨物の輸送がなかった区間でモノの流れができ、新たな路線の可能性が生まれます。逆に、貿易関係が悪化すれば今まであった便数に影響が出てしまう可能性もあります。言い換えれば、その土地の経済・産業の趨勢は航空貨物と表裏一体でもあるのです。

マーケティング企画課で仕事をするようになり『最新の情報に触れながらオペレーションと販売両方に関わる貴重な環境で働いているな』と感じています。商材の担当として業界動向・顧客の声・社内のオペレーション・収支を同時に想像しながら動くことについて、現部署ではオペレーションや販売のスペシャリストである先輩方から日々学んでいます。

旅客の現場から貨物の現場へ異動をした当初は、貨物部門では当たり前の言葉が何一つ分からずたくさんの方に助けていただきました。企画部門へ来てみると、まだまだ分からないことだらけですが、ハンドリングなどの現場ならではの悩みに少しでも共感できるようになったことは大変重要なことだと感じます。

Interview 4

仕事での"出会い"にワクワクする。

もともと"人に会うこと"や"調べもの"が好きなのですが、マーケティング目的の情報収集の過程で異なる業界の方にお会いする機会が多く、日々新しい出会い(人や知見)がある点に「ワクワク」しています。また現部署には何らかの"スペシャリスト"が多いのでフラットになんでも質問でき、どんどん学びが広がっていく風土があります。これはANAのどの部署にも共通していることだと思います。

ANAグループの部門横断的な研修などで新しい方に出会い少し話してみると、魅力的なものを持っている人が多いのも、ANAグループで働くワクワクの一つです。特に初期配属から現在まで同じルートを歩んできた同期は、嬉しい瞬間も苦しい瞬間も共にするバディーのような存在。ANAに入社したからこそ出会うことが出来たのだと感じています。

現在は月1回程度出張があり、国内や、台湾、シンガポール、ヨーロッパなど場所は様々です。情報収集やネットワーク構築のために医薬品のサプライチェーンを考える学会に出席したり、現地で新規ビジネス開拓の調査をする出張だったりと、業務内容は多彩で毎日が変化に富んでいます。

もちろんオンオフの切り替えも大切にしています。ダンスが趣味なのでオフには仲間と一緒に思いっきり楽しんでいます。

Interview 5

ANAで、新たな出会いの「ワクワク」を経験してほしい。

ANAでは仕事を通して外部の人に会ったり、調べたことから新たな知見を得たり等の新しい出会いがあり、そしてANA社内にも探求心のある人・熱い想いを持っている人がいて、ここにもまた新しい出会いが多くあります。就活生の皆さまにも、ANAでぜひ"新たな出会い"のワクワクを経験していただきたいと思っております。

career

2018年10月1日
ANAエアポートサービス出向 旅客サービス部(国内、国際)
2021年4月1日
ANA Cargo出向 成田ウェアハウスオペレーションセンター
2022年7月1日
ANA Cargo出向 グローバルマーケティング部マーケティング企画課