ANAホールディングスソーシャルボンド

ANAホールディングスソーシャルボンド(概要)

 当社グループは、持続的な成長と価値創造に向け、ESG経営を中核に据えた「2018-2022年度ANAグループ中期経営戦略」を2018年2月に策定しました。本戦略期間における経営の重要課題(マテリアリティ)として、「環境」「人権」「ダイバーシティ&インクルージョン」「地域創生」の4項目を掲げており、これらに適切に対応することで、「社会的価値」と「経済的価値」を同時に創出し、企業価値の向上を図る方針です。
 ESGに配慮した事業活動に対する社会からの要請が高まる中、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献していくことは、グローバルに事業を展開する当社グループにとっての責務と捉えています。当社は、2018年10月、「環境」への取り組みとしてグリーンボンドを発行しましたが、ESGへの積極的な取り組みを幅広いステークホルダーの皆様に認知頂くべく、「ダイバーシティ&インクルージョン」への取り組みとして、お客様への「ユニバーサルなサービス」の提供、および従業員へのユニバーサル対応にかかる設備投資資金を使途とするソーシャルボンドを発行することに致しました。
 なお、本発行は日本国内の一般事業会社では初のソーシャルボンド発行事例となります。

名称 ANAホールディングス株式会社第37回無担保社債
(ANAホールディングスソーシャルボンド)
発行日 2019年5月22日
条件決定日 2019年5月16日
発行年限 7年
発行額 50億円
資金使途
お客様への「ユニバーサルなサービス」の提供
  • 1.ウェブサイトの改修資金の一部に充当
    (国際標準のW3Cアクセシビリティ・ガイドラインへの適合)
  • 2.国内空港施設・設備の改修資金の一部に充当
    • (1)チェックインカウンターに、お手伝いが必要なお客様用カウンター(ローカウンター)を設置
    • (2)ラウンジの改修(受付へのローカウンター設置、扉・通路幅の拡大、車いす利用者優先エリアの設定等)
    • (3)搭乗ゲートの改修(改札機幅の拡大)
従業員へのユニバーサル対応
  • 3.国内事業所施設・設備の改修資金の一部に充当
    車いす利用者専用駐車場の設置、多機能トイレの導入、扉・通路幅の確保
プレスリリース
( ANA HOLDINGS NEWS No.19-003号 )
「ANAホールディングス ソーシャルボンド」
を発行いたします
社債格付 A-(株式会社格付投資情報センター) 、 A(株式会社日本格付研究所)

 ANAグループでは、2017年に、障がい者や高齢者を含めたすべてのお客様により安心・快適に飛行機をご利用頂くため、「ユニバーサルなサービス」ポリシーを定めており、2020年とその先の日本社会のさらなる発展を見据えて、現在その取り組みを強化しています。

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(2018年5月25日付のANA NEWS 第18-016号)

従業員へのユニバーサル対応に関しては、2015年の「ダイバーシティ&インクルージョン宣言」の通り、社員の多様性を大切にするという考え方のもと、障がい者、LGBTを含めた多様な人財の活躍を支えるために、事業所施設・設備の環境整備を進めています。

 ANAグループ ダイバーシティ&インクルージョン宣言

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適格性に関する第三者評価

当社は、国際資本市場協会(ICMA)の「ソーシャルボンド原則(Social Bond Principles)2018」に即したソーシャルボンドフレームワークを策定し、ソーシャルボンドに対する第三者評価として、株式会社日本格付研究所(以下、「JCR」という。)より、「JCRソーシャルファイナンス評価」において、最上位評価である「Social 1」の評価を取得しています。

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投資表明投資家一覧

ANAホールディングスソーシャルボンドへの投資表明をして頂いた投資家をご紹介します。
(2019年5月22日時点、 業態別・50音順)

調達資金の管理

 ソーシャルボンドで調達された資金は、適格プロジェクトに充当されるまでの間、譲渡性預金等、安全性及び流動性の高い資産で運用します。

レポーティング

項目 金額(百万円)
調達額(本社債発行額から発行諸費用を除いた金額) 4,968
 2018年度における支出(実績) ▲910
 2019~2021年度における支出(計画) ▲4,058
1. アウトプット指標
・ユニバーサル対応の改修が完了したウェブサイトの機能(概要) 2019年度の実績から開示します
・ユニバーサル対応の施設・設備改修が完了した空港数
・ユニバーサル対応の施設・設備改修が完了した事業所建物数
2. アウトカム指標
・おからだの不自由なお客様の搭乗実績(前年比:%)(ANAブランド) 2019年度の実績から開示します
・障がい者雇用率(%)(ANAおよびグループ適用認定会社の合算値) 2.57(2019年6月1日現在)
3. インパクト(定性目標)
お客様および従業員の多様性を尊重し、「すべての人に優しい」共生社会の実現に貢献すること