安全保障輸出管理 *1
ANAグループは、航空機整備に必要な部品・薬剤・器具などを海外の就航空港や整備工場に輸出しています。この中には武器として転用される可能性のある技術を含むものもあることから、輸出する物品の管理を徹底しています。
輸出者として直接輸出業務を行っている部署はもちろん、通関業務などの輸出関連業務を行う部署に対して、年1回の監査・教育を実施し、安全保障輸出管理体制を堅持しています。
- *1.安全保障輸出管理とは、外国為替及び外国貿易法(外為法)に規定されている日本国外に対する輸出に関する規制全般を指します。
経済安全保障への対応(基幹インフラ事業者としての責務)*2
ANA グループは、日々の暮らしと経済の発展を支える「航空・物流」ネットワークを担う基幹インフラ事業者として、経済安全保障への対応を経営の最重要課題の一つと位置づけています。地政学リスクの増大など激変する外部環境下においても事業を円滑かつ持続的に運営するため、システム等重要設備の高度なセキュリティの確保、および地政学的なリスク情報の収集・分析にグループ横断で着実に取り組んでいます。
- *2.経済安全保障とは、「経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律(経済安全保障推進法)」に規定されている、安全保障の確保に関する経済施策を総合的かつ効果的に推進するための取組全般を指します。同法が定める 4つの制度のうち、航空は「基幹インフラ役務の安定的な提供の確保」が法的に義務付けられる重要業種の一つと定められており、全日本空輸株式会社は特定社会基盤事業者として指定されています。