Interview

メンター・メンティーは姉妹関係
仕事だけの関係を超えて、心を通じ合わせること

Chapter03

無理だと思った航空業界へ「やってみよう」と飛び込めた理由

そもそも、ANAを志望したきっかけは何だったんですか。

  • 兼子

    中学1年生の時に今の病気が分かり、長期間入院をする必要がありました。同じ病室にいた友達のお母様が実はANAの客室乗務員で、よく海外の話を聞かせてもらいました。病気や治療など、辛い現実を乗り越えなければならない中で、そのお母様が私を励まし、航空業界で働くという夢をくださったことを今でもよく覚えています。しかし、年齢が上がるにつれ、病状も変化し、体力面でシフト勤務が難しいため航空業界は無理かなと諦めていました。
    そんな中、ANAの募集要項にエキスパートスタッフ職があることを見つけて、「ここだったら自分でも働けるかもしれない!」と胸が高鳴りました。私は夜勤や立ちっぱなしの仕事はどうしてもできないことを伝えるとANAは、エキスパートスタッフ職として障がいを特徴の1つと捉え、自分の強みをどのように活かせるかを一緒に考えてくれました。障がいのあるなしにかかわらず挑戦できる分野が広いことを知り、思い切って飛び込んでみました。

これからどんなキャリアを築いていきたいですか

  • 兼子

    ANAではいろんな業務にチャレンジができるので、これからもどんどん可能性を広げていきたいと思っていますが、まずは、体調をコントロールしながら今の仕事を頑張って極めたいと思っています。