久留米ラーメン横丁

中華料理の汁そばをルーツとし、豚の骨でだしをとった久留米ラーメンは、とんこつラーメンの元祖。今では白濁のスープが定番ですが、当時の久留米とんこつラーメンは、澄んだ濁りのないスープでした。白濁スープは火加減を誤って強くしてしまったことにより偶然生まれたと言われます。久留米のラーメンはその後九州各地に影響を与え、全国に広がっていきました。伝統の味からニューウェーブまで、久留米のラーメンを味わえるのが、夜の繁華街「文化街」にある「久留米ラーメン横丁」。タイムスリップしたような時代の面影が残る路地裏にラーメンを中心とした個性豊かな名店が集まっています。