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三溪園

歴史的建造物と四季折々の自然が調和する日本庭園

神奈川県横浜発展の基を築いた生糸の生産と貿易に携わった実業家・原三溪(はらさんけい)が開園した日本庭園が三溪園です。約175,000平方メートルの広大な敷地には、京都や鎌倉などから集められた重要文化財10棟を含む17棟もの貴重な歴史的建造物が点在、四季折々に様々な表情を見せる自然とみごとに調和した景観が見どころです。

重要文化財 臨春閣(りんしゅんかく)

三溪園は、1906年に一般公開された外苑と、原三溪が私庭としていた内苑の、2つの庭園から構成されています。丘上に立つ京都燈明寺(とうみょうじ)から移築された三重塔を背景に四季折々の花木が楽しめる開放的な外苑に対し、内苑には茶室などの古建築が各所に配され、繊細な景観に特徴が見られます。中でも17世紀半ばごろの江戸時代初期に紀州徳川家の別荘として建てられたといわれる臨春閣は、三重塔とあわせて三溪園を代表する建造物です。

三溪記念館

原三溪は、製糸や生糸貿易事業の傍ら、これにより得た富を基に三溪園の造営や公開、古美術の蒐集、若き芸術家の支援など日本の文化や美術の保護・育成にも大きく貢献した人物です。三溪記念館では、こうした業績やゆかりの資料・美術品などを展示・紹介する施設として、建築家・大江宏(1913~1989)の設計により、1989年に建設された建物です。気軽なテーブルとイスを使った立礼(りゅうれい)のお点前で、本格的な茶道体験が受けられる茶席、望塔亭(ぼうとうてい)やミュージアムショップも併設しています。

重要文化財 旧矢箆原家住宅(きゅうやのはらけじゅうたく)

岐阜県・飛騨白川郷から移築された19世紀前半の江戸時代後期建築といわれる合掌造りの建物。農民の家ながら、式台玄関や書院造りの座敷など豪壮な接客の空間を備え、寺院に用いられる火灯窓(かとうまど)がつけられるなど、飛騨の三長者の一人ともいわれた矢箆原家(やのはらけ)の格式の高さがうかがわれ、現存する合掌造りでは最大級の規模を誇ります。屋内では飛彈地方で使われた民具を展示しているほか、いろりには毎日薪がくべられ、黒光りした柱や煙の匂いが昔の生活をほうふつとさせてくれます。

観光地詳細

名称 三溪園
Webサイト https://www.sankeien.or.jp/
所在地 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
アクセス 根岸駅からバスで約10分、本牧下車後、徒歩で約10分
営業時間 9:00~17:00(最終入園:閉園の30分前まで)
定休日 12月29日~31日
お問い合わせ先 TEL: 045-621-0634
料金 大人(高校生以上):700円、子ども(小・中学生):200円

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