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湯之宮座論梅

「Tastes of JAPAN by ANA」は、地域とともに日本の多様な魅力を発信することで、地域活性化に貢献するプロジェクトです。

座して論じた!?今も昔もみんなが集まる場

宮崎県新富町にある国指定天然記念物の「湯之宮座論梅」。ざろんばいと読むのですが、珍しい名前だと思いませんか? いくつかの説があるのですが、江戸時代に佐土原藩と高鍋藩の藩境争いの協議の場として利用されたからという説が有力だそうです。座して論じたから、座論梅。協議は真剣そのものだったんでしょうが、なんだか雅な風景ですよね。梅の季節だったら、そのまま宴会になりそうだけど…、なんて江戸の風景を想像しながら周囲を歩くのも乙ですよ。

幹や枝が地をはうさまはまるで竜のよう!

「座論梅」の樹齢は、約600年と推定されています。佐土原藩6代藩主(1690年・元禄3年~)の島津惟久が詠んだ歌に登場していて、少なくとも江戸時代の早い時期には、この地に梅園があったとされています。

座論梅の最大の特徴は、臥竜梅(がりょうばい)であること。幹や枝が地をはい、まるで龍が臥しているように見えることからそう呼ばれています。これは元木が老化して倒れ、そこから根が生えて周囲に株が広がったといわれていて、古くから自生する株は45株ほどあるようです。

神武天皇が杖を突き立てたとされる場所が今も中心に

梅園の中心には「元木碑」という石碑があります。これは、かつて神武天皇が東征に際して美々津(現在の日向市)に向かう途中、ここに梅の木の杖を突きたてたといういわれのある場所です。

座論梅の向かいには湯之宮神社があるのですが、その下に神武天皇が休んだとされる湯槽の跡があります。座論梅は、神武天皇がここで休んだ後に突き立てた杖が芽吹いて生まれたとされています。なんだかミステリアスですね。

見ごろとなる2月には「梅まつり」を開催

座論梅が見ごろを迎える毎年2月には、地域住民が集まって「梅まつり」が行われます。ステージでは、子どもたちが舞う伝統の神楽やダンス、日本舞踊、太極拳などが披露されます。周りにはそばや鶏めし、ぜんざいといった町の名産品を販売するテントもずらり。広場には野点も設けられ、陽気な春の日をのどかに過ごせる場となっています。

観光地詳細

名称 湯之宮座論梅
Webサイト https://koyu.media/?p=714
所在地 宮崎県児湯郡新富町新田
アクセス JR日向新富駅から車で約15分
お問い合わせ先 TEL: 0983-32-1082

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