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宇納間地蔵尊

全長寺、仁王門をくぐり、365段の長い石段を登り詰めたあたりの鉄城山山頂。ここに祀られている宇納間地蔵尊は、名僧行基菩薩の手による一刀三礼の霊佛ともいわれています。この霊佛は、平安朝の末期、天台の僧・正岸僧都が諸国行脚の際日向路を訪れ、小原地区の市木に寺を建立、地蔵菩薩をご本尊として祀られたのが由来とされ、その後鉄城山の地蔵堂に移奉されました。
県内を代表する火伏せ地蔵が奉られている「宇納間地蔵尊」
宇納間地蔵尊の菩薩像は、およそ200年前、江戸市中に大火が発生し藩邸もまさに類焼の危機に瀕した時、当時の延岡藩主の祈誓に応えて、「水を注ぐこと大雨のごとく」、それを鎮火させたことから、県内でも代表する「火伏せ地蔵」と呼ばれています。
平成28年には参道に新たな案内看板、翌29年には金と銀の金剛像が新たに設置され、宇納間地蔵尊の新たな名物となっています。
宇納間地蔵大祭
美郷町三大祭りの1つ「宇納間地蔵大祭」。そこに奉られている地蔵菩薩は「火伏せ地蔵」と呼ばれ、開帳は60年に一度とされています。例祭は旧正月、6月、9月の24日に開催され、特に旧暦1月24日を中日とする3日間に開催される宇納間地蔵大祭は、大勢の参拝客で賑わいます。
観光地詳細
名称 | 宇納間地蔵尊 |
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Webサイト | http://www.town.miyazaki-misato.lg.jp/2565.htm![]() |
所在地 | 宮崎県東臼杵郡美郷町北郷宇納間 |
アクセス | 北方延岡道路の北方ICから車で40分 |
営業時間 | 終日開放 |
お問い合わせ先 | TEL: 0982-68-2522(一般社団法人美郷町観光協会) |