ANA OPENゴルフトーナメント決勝ラウンド2日目。 — 朝の様子 — 天気:晴れ
熱戦が繰り広げられた第42回ANAオープンゴルフトーナメントも、いよいよ最終日を迎えました。大会を通して雨の日が多く、難しいコンディションが続いた本大会。1位には通算13アンダーで谷原秀人選手と宮本勝昌選手が並びます。満身創痍ながらも昨日5バーディー、2ボギーと着実にスコアを伸ばしてきた谷原秀人選手と17番ホールのイーグルショットで観客を沸かした宮本勝昌選手、どちらも好調を維持しています。3位タイには1打差の12アンダーで増田伸洋選手。前日はパターが好調で9アンダー、一気に上位に食い込んできました。注目の石川遼選手は6アンダー、TOP10入りを目指します。
本日の「札幌ゴルフクラブ 輪厚コース」は快晴。日差しがあり、気温よりも暖かく感じ、選手たちも半袖で練習する姿が見られます。ギャラリーは日に日に増え、昨日の決勝ラウンドでは予選の倍にあたる、およそ4,000人が訪れました。ドライビングエリア横の特設ブースでは「ANAOPENグルメフェス」が開催されており、多くのギャラリーがプレー観戦の合間に北海道の名物料理を味わっています。
早朝6時、星野英正選手が一番乗りでクラブハウスへ到着。6時20分には石川遼選手が到着、8時のスタートに向けてアイアンを念入りにチェックしています。
練習の段階で50〜60人のギャラリーが集まっていることからも、人気の高さがうかがえます。
注目は谷原秀人選手、宮本勝昌選手、増田伸洋選手がまわる、9時半スタートの最終12組。谷原秀人選手が首位堅持するのか、宮本勝昌選手が念願の「優勝してCAに囲まれての写真」を撮るのか、勢いのある増田伸洋選手が抜け出すのか。優勝スコアは20アンダー前後という予想もあります。賞金総額1億1,000万円、優勝賞金2,200万円の本大会第42回大会、賞金が決定する「マネーサンデー」を制するのは誰なのか──彼らのプライドを掛けた最後の戦いが始まります。