時折強風が吹く決勝ラウンド初日。2バーディ、1ボギーの通算11アンダーで会心のパーセーブを見せた小田孔明が、単独首位をキープ。7番で16メートルのチップイン、続く8番で8メートルのパットを決めてバーディを奪い、2年ぶりの優勝を視界に捉えた。1打差の2位には大会連覇を狙う藤田寛之が通算10アンダーで追走する。2打差の3位につけたのは、昨年2位で優勝争いを盛り上げた金亨成。3打差の4位タイには片山晋呉がつけた。松山英樹は首位と5打差の12位から逆転優勝を狙う。過去5勝とも最終日首位スタートで勝利を飾ってきた小田が逃げ切りVを飾るか、藤田、片山ら実力者の巻き返しなるか。熱き戦いも明日いよいよ最終日を迎える。