CONVERSATION6

整備

本日はさまざまな業界からキャリア入社でANA整備センターに配属され、現在は各チームを牽引されているお三方に、仕事のリアルやANAの社風についてお話を伺っていきたいと思います。

2007年入社
ANA人事部 ANA人財大学
業務推進・採用チーム

土方 さやか

2018年入社
ANA整備センター 機体事業室
機体計画部
整備計画チーム マネジャー

石川 洋平

2019年入社
ANA整備センター
プロセス変革推進部
データサイエンスチーム マネジャー

佐藤 賢亮

2019年入社
ANA整備センター 部品事業室
原動機マネジメント部
部品計画チーム マネジャー

竹内 広行

Chapter01

ANA整備センターの仕事は、
大規模計画から最先端AI・データ活用まで多種多様!

  • 土方 さやか
    (以下:土方)

    それではさっそく、皆さんが現在整備センターで担っている具体的な業務について教えていただけますか?

  • 石川 洋平
    (以下:石川)

    私は2018年にANA入社後、数年に一度の大規模な点検・改修である「重整備」の海外委託や、2025年に就航をスタートしたミラノやストックホルムなどの海外での現地整備体制を構築するプロジェクトの取りまとめやその運営方針策定などを経験してきました。

    現在は、「ネットワーク部」が作成する運航計画に対し、限られた人員や時間の中で、航空機を運航するために必要な整備を確実にやり切れるかを検証・調整するダイヤ検証、海外拠点の人員配置計画、現地採用スタッフの育成計画等の業務を進めています。

  • 佐藤 賢亮
    (以下:佐藤)

    私は2019年に入社して以来、ANA整備部門における業務改善(KAIZEN)やDX推進を担う部署に所属し、現場の整備士やスタッフが抱える課題を"デジタルの力"で解決するツール開発や、データ活用の企画・支援を行ってきました。

    そして直近では、ANA整備センターに新設(2026年度)された「データサイエンスチーム」の一員となり、これまで以上に専門的なデータ分析に特化して深くデータと向き合っています。

  • 竹内 広行
    (以下:竹内)

    私はANAに入社してから現在まで、航空機エンジンの修理委託管理と部品調達業務を行っています。年間のエンジン取り卸し計画を策定し、社内もしくは海外委託先で修理するエンジンを完成させ、航空機に装着できる状態に戻すまでの一連の工程を担当しています。

    直近では「整備基幹システムの刷新」という大型プロジェクトに参画し、次世代の整備業務プロセスの構築にも携わっています。

  • 土方

    皆さんのお話を伺っていると、ANA整備センターのどのお仕事も、ANA全体の運航と未来を支える非常にダイナミックな業務であることが伝わってきます!

Chapter02

「このままのキャリアでワクワクしているか」新天地を目指した理由とは?

  • 土方

    続いて皆さんの前職と、ANAを選んだきっかけを教えていただけますか?

  • 竹内

    私は前職で火力発電所のプラント設計に4年間、技術営業に2年間従事していました。北米や南米のお客様向けに契約交渉などをしていたのですが、中堅社員になる頃から「新しい環境に身を置いてステップアップしたい」という意欲が強くなり、転職活動を始めました。

    昔から航空業界に興味があり、ANAを利用する中で「人の良さ」を感じていたので、転職するならANAしかないと一社に絞っていました。

  • 石川

    私は鉄道会社で技術系総合職として働いていました。鉄道車両整備の現場を数年経験した後に、新型車両導入のプロジェクトマネジャーや人事部において採用担当などを経験したのですが、人事の仕事で他社の採用活動をリサーチしている時に、偶然ANAの募集を目にしました。

    そのとき、同じ交通インフラとして親和性を強く感じ、自分のこれまでの経験が航空業界でも活かせるのではないかと思いました。『やらずに後悔するより、新たなステージで成長したい』と、挑戦を決めました。

  • 佐藤

    私は前職の金融系システム開発会社で、SEとして銀行システムの要件調整からプログラム開発まで幅広く経験していました。転職のきっかけは、30歳を前に"定年までのキャリア"を想像した際、『自分の仕事にワクワク感を持って働きたい!』と強く思ったことです。

    そんな中、転職サイトで偶然ANAのキャリア採用メッセージを受け取り、整備部門にIT関連の募集があることを初めて知って興味を持ちました。全く畑違いの業界でしたが、『誰もが知っている会社で、大好きな飛行機に関わる仕事ができる』と想像した瞬間、求めていた"ワクワク感"が一気に込み上げてきて、直感で転職を決めました。

  • 土方

    皆さん、さまざまなキャリアを積んでいらっしゃいますね。ANAのキャリア採用では航空業界が未経験でも関係なく、多様な業種の方々に来ていただいております。

Chapter03

「異業種の強み × 優しい現場のサポート」で生まれる唯一無二のシナジー

  • 土方

    "航空機の整備"となると、最初は専門知識の面でハードルを感じることもあったかと思います。皆さんは異業種からANAへ入社してみて、前職の経験や培ったスキルをどのように活かしていますか?

  • 竹内

    航空機整備の中で主に私が担当しているものが"原動機(エンジン)"という意味では、前職のプラント設計と共通する部分もありましたが、航空機整備の経験はゼロだったので、最初はエンジンの分解・組立工程に関する会話や機種特性の専門用語に全く付いていけませんでした(笑)。

    それを打開すべく、持ち前のフットワークで積極的に現場へ足を運びました。そのとき現業部門の整備士の方々が手厚くサポートしてくれたおかげで、航空機整備の知識は自然と身に付いていきました。自身では今も、前職で培った『プロジェクトの推進力』や『行動力・挑戦心』を活かし、キャリア入社だからこその客観的な視点からDXツールを用いた業務改善活動を積極的に行っています。

  • 石川

    キャリア入社のANA社員にとって、現場の皆さんの面倒見の良さには本当に救われますよね。私も物事を進める上で大事なのは、航空機の専門知識そのものよりも『自身の考えをしっかり持ち、熱意を持って関係各所と調整を行うこと』だと実感しています。

    現在の業務で生じる、社内関連部署や海外の整備委託先、航空局などとの折衝や突発的な課題に対しても、前職の鉄道会社で担当した"同業他社との相互直通運転"や"新型車両導入"などのプロジェクトで培った、社内外のスケジュール調整力やプロジェクト推進力がそのまま活きています。各所の関係者を巻き込みながら粘り強く解決に導くスタイルは、前職で土台が作られたと感じています。

  • 佐藤

    お二人のお話、すごくよく分かります!私も整備の専門知識はゼロで入社したので、航空機や業務そのものについては日々現場の皆さんに手厚くサポートしていただいています。その分、自らのバックボーンであり、かつ強みである"ITの知見"を活かして、デジタルの側面から現場を支えることで貢献しています。

    具体的には、自ら手を動かすツール開発や、現場のニーズを汲み取ってANAグループのシステム部門(ANAデジタル変革室やANAシステムズなど)へと繋ぐ"橋渡し役"として、前職の経験が大きく活きています。ANA整備センターで「整備のプロ」に助けてもらいながら、自分は「ITのプロ」として整備現場を支える、このお互いをリスペクトし合うシナジーが魅力的ですね。

  • 土方

    なるほど、皆さんが前職で培ってきた強みが、それぞれ別の形で整備センターの力になっているのですね。

Chapter04

入社して驚いた!ANAの熱い「チームスピリット」と「ベンチャー感」

  • 土方

    では、実際に入社してみて感じた"ANAのリアルな雰囲気"や、良いギャップなどがあれば教えてください。

  • 石川

    入社前は『ANAといえば洗練されたスマートな会社』というイメージでしたが、実際は良い意味で日々地道に努力し、かつ熱い想いを持った社員が多いことに驚きました。

    ANAは特に整備品質に対するプロ意識が非常に高く、1日単位での工期短縮や1工数をいかに効率的に活用するかということを貪欲に追求する姿勢があります。前職の計画部門では見られなかった、現場と計画部門が一体となって品質を追求し続ける熱量は、非常に新鮮で魅力的なギャップでした。

  • 竹内

    私も入社前は勝手に『ANAって体育会系なのかな』と思っていましたが、本当に色々なタイプの社員がいますし、何より人間味のある方が多く、働きやすい職場です。

    先ほどお話した整備士の面倒見の良さもそうですが、チーム一丸となって飛行機を飛ばそうとするチームスピリットがとにかく強い。さまざまな部署と連携してスケジュール遵守で機体整備を完結できた時は、みんなで慰労会を開催してチーム力を深めるなど、交流も行いながらさらに絆を強くしています。

  • 佐藤

    私もANA入社前は、大企業ゆえに『比較的厳格でシステマチックな組織なのでは』と思っていました。しかし実際に中に入ってみると、職場は非常に人間味にあふれ、一人ひとりの改善意欲や創意工夫によって支えられている会社だと気づきました。

    安全の根幹を守る仕組みはもちろん厳格ですが、業務を良くするための提案には「まずはやってみよう」と挑戦を後押ししてくれるカルチャーがあり、いい意味でベンチャー感を持ち続けている点が新鮮なギャップでした。

  • 土方

    ANAでは組織の柔軟さや熱いチームスピリットが、キャリア入社の方々の安心感や挑戦を後押ししているのですね。

Chapter05

チームANAでしか味わえない"最高のやりがい"とは?

  • 土方

    そんな皆さんが、日々の業務の中で最も『この仕事をしていて良かった!』と思うのは、どんな瞬間ですか?

  • 佐藤

    私は、自分が開発したデジタルツールや整えたデータ環境によって、現場やスタッフの皆さんから『作業がとても楽になった』『スムーズに情報共有ができるようになった』と直接感謝の言葉をいただいた瞬間に、一番やりがいを感じます。

    また、今年度から立ち上がった「データサイエンスチーム」での新しいチャレンジも、ANAが自分の『やりたい』という意志を尊重しチャンスを与えてくれた結果なので、今いる環境そのものが日々の大きなモチベーションに繋がっています。

  • 竹内

    私は、自分が整備を担当している機種の飛行機に自分自身が旅客として搭乗して、無事に目的地まで運航できた時に、最高のやりがいを感じます!大型エンジンの整備期間は半年から1年と長く、多くの調整を経て完了しますので、エンジン1台ごとに強い思い入れがあるんです。ですから、旅客として搭乗する際は、つい機内からエンジンの様子を確認してしまいます。

    また日常感じられる"やりがい"として、私の勤務するビルは滑走路に隣接していて特等席で離着陸が見られるので、自分が携わった飛行機を見るたびに毎回誇らしくなるんです。

  • 石川

    私も、困難な調整を乗り越えて、会社の事業計画を左右するような大規模プロジェクトを完遂できた瞬間にやりがいを感じています。社内外の多くの関係者と徹底的に議論を重ねて調整をやり遂げ、プロジェクトが動き出したときには、大きな責任を果たしたという強い誇りとやりがいを感じます。

  • 土方

    皆さんの熱い想いがひしひしと伝わってきます。運航現場からの感謝の言葉と、整備部門ならではの特等席で見る離着陸の風景は、何にも変え難い嬉しい瞬間なのですね。

Chapter06

ANA整備部門のグローバルな最前線、そしてデジタルの未来へ。

  • 土方

    それでは最後に、今後ANAで挑戦したいこと、そして応募を検討されている方へのメッセージをお願いします。

  • 竹内

    直近の目標は、これまで長年携わってきた新しい整備基幹システムの導入準備を完了し、問題なくオペレーションができる体制を構築することです。そして将来的には原動機部門でのオペレーション知見を活かし、企画部門でANA全体の収益向上を牽引するイノベーションを起こしたいです。

    ANAには社内インターン制度や新規事業提案の機会が多く、私も実際に新規事業を開発する部署のインターンに参加して視野を広げることができました。成長と革新に意欲のある方は、ぜひ安心してエントリーしていただきたいです!

  • 石川

    私は今後、国内での企画・管理業務に留まらず、海外拠点の最前線に立って空港オペレーションの責任者として駐在したいと考えています。急速にグローバル展開が加速する経営戦略の最前線で、安全と高品質なサービスを現場から支えることが大きな目標です。

    ANAの仕事は一見華やかですが、その裏側には、妥協せず高い整備品質と効率化を進める地道な努力や、それを実現するための関係各所とのタフな調整の積み重ねがあります。だからこそ、どんな困難でも当事者意識を持って高い壁を一緒に乗り越えていける人と働きたいですね。

    異業種からの挑戦でも、熱い想いがあればANAには必ず活躍のステージがあります。皆さまと一緒に働くことを楽しみにしています!

  • 佐藤

    今後は、データ分析の領域をさらに深めていきたいと考えています。現場には、蓄積されているものの、まだ十分に活かしきれていないデータがあると思っています。そのため、まずは分析を積極的に推し進めていくつもりです。多角的なデータ活用を通じ、デジタルの力でANAの航空機の安全性と定時性を、さらに高い次元へと引き上げることが私の目標です。

    少しでも「飛行機に関わる仕事」や「新しい技術への挑戦」にワクワクする気持ちがあるなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。その"ワクワク"を共有し、お互いの強みを活かしながら一緒にANAの未来を創っていける方と、お会いできるのを楽しみにしています!

  • 土方

    皆さんのように、前職での経験と熱い想いを持った方々が一体となって一歩を踏み出した【異業種からの挑戦】が、ANAのイノベーションを起こすチカラになっていると感じます。そして私も、これから出会う新しい仲間と一緒に働く日を、心から楽しみにしています!