2025/06/20
ANAは、2025年4月中旬より順次、羽田空港・成田空港のラウンジ*1内にあるシャワールームにて、環境に配慮したアメニティの提供を開始いたしました。
ラウンジ内にあるシャワールームでは、歯ブラシやスリッパなどのアメニティを提供していますが、このたび、環境配慮型の素材を使用した製品にリニューアルしました。
従来品では、包材・本体にプラスチック素材を使用していましたが、今回のリニューアルでは、再生プラスチックや自然分解性バイオマス*2が配合された素材に変更しています。これにより、ラウンジで提供するアメニティについては38%(2019年度比)のプラスチック使用量削減を実現しました。
これまでは機内のアイテムを中心にESG推進の取り組みを進めていましたが、ラウンジのアイテムについても検討した結果、ANAのラウンジ内シャワールームに設置しているアメニティについて、環境配慮型の素材を使用している製品に変更することといたしました。
まず第一に「環境に配慮した素材を使用していること」です。
石油由来の原材料の含有量が少なく、環境に配慮した素材をどれだけ使用した製品であるかを確認し、包材は、プラスチックではなく紙を使用していること、本体については、食用に適さない古米や砕米、トウモロコシなど自然由来の成分や環境配慮型の素材が使用されているものを基準に選定しました。
2点目は「デザインの統一感」です。シャワールームでご提供するアメニティは、シャワールーム内に並べて設置し、必要なものをお客様にお選びいただく形でご提供しているため、統一感のあるデザインであることも選定のポイントにしました。
今回の素材変更後も現行のアメニティと変わらずお客様に快適にご利用いただけることを前提として、環境配慮型素材のアイテムであることが見た目でもわかるよう、パッケージのデザインにもこだわりました。リニューアルしたアメニティを通じて、持続可能な社会の実現に向けたANAの取り組みをご支援いただけますと幸いです。
こちらのアメニティは、以下のラウンジにあるシャワールームに設置しています。
ANAグループでは、これからも限りある資源の有効活用に努めてまいります。