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宮原坑・三池炭鉱専用鉄道敷跡

「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された三池炭鉱関連資産。「宮原坑(みやのはらこう)」、「三池炭鉱専用鉄道敷跡」もその構成資産です。洋式採炭技術の導入により増産体制を確立した三池炭鉱の石炭は、 宮原坑などの坑口から炭鉱専用鉄道によって輸送され、三池港から積み出しされました。
世界文化遺産「宮原坑」
宮原坑は、1898年から1931年の閉坑まで、三池炭鉱の主力坑として年間平均約40~50万トンの出炭量を誇りました。現在は、鋼鉄製の竪坑櫓(たてこうやぐら)とレンガ造りの巻揚機室建物が残る国指定重要文化財・史跡です。時代の情熱を伝える建造物は、三池炭鉱閉山当時のままの状態で保存され、今も近代日本の夢を静かに語り続けています。
世界文化遺産「三池炭鉱専用鉄道敷跡」
三池炭鉱専用鉄道敷跡は、かつて石炭や炭鉱資材、坑口で働く鉱員などを運んでいました。最盛期には総延長150キロメートルにも及び、現在もJR線に繋がる約1.8キロメートルが企業により使用されています。同じく世界文化遺産である「宮原坑」から見学することができます。
観光地詳細
名称 | 宮原坑・三池炭鉱専用鉄道敷跡 |
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Webサイト | https://www.miike-coalmines.jp/miyanohara.html![]() |
所在地 | 福岡県大牟田市宮原町1-86-3 |
アクセス | JR大牟田駅または西鉄大牟田駅から西鉄バス早鐘眼鏡橋(はやがねめがねばし)バス停下車、徒歩で約10分 |
営業時間 | 9:30~17:00(最終入場:16:30) |
定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日) |
お問い合わせ先 | TEL: 0944-41-2539(宮原坑) |